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2021年3月の活動報告

あっと言う間に今年度も最終月となりました。

例年、3月は委託事業の報告書作成等におわれていますが、今年度はほぼすべて2月で提出済みとなっているので安心です😊

その一方で、下旬に助成事業の報告会を2つ行うため、準備でドタバタしていました💦💦

そして、新たなチャレンジも一つスタートしました。


研修・コンサルティング

2月末で愛知県の緊急事態宣言か解除されたこともあり、対面での研修も再開されました。

碧南市では、2回に分けて「やさしい日本語」の研修会を行われました。

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翌週には、大阪府豊中市、その翌日には滋賀県湖南市で、また月末には兵庫県豊岡市(オンライン)で、同じく「やさしい日本語」の研修会が開催されました。

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年々、「やさしい日本語」を学びたいというお声が多く寄せられています。

研修では、「やさしい日本語」を活用するとともに、通訳・翻訳によるコミュニケーションの充実も合わせて取り組むことが重要で、また同時に「やさしい日本語」でのやりとりが進むためにも日本語学習機会と質の向上にも取り組んでいただきたいとお伝えしています。


官民連携による多言語相談窓口体制強化事業

27日にオンラインでの報告会を開催しました。

当日は80名弱のご参加があり、今年度行った調査結果報告と合わせて、本事業に関わってくださっている検討委員やアドバイザーの方々からのご意見等を共有させていただきました。

当日の資料は下記に掲載しておりますので、ご覧ください。


帰国困難者への生活支援事業

こちらについては別記事で毎月報告をアップしていますので、ぜひ下の記事をご覧くださいませ。


あいち新型コロナ対応ネットワーク

ネットワーク参加団体の間で課題となっていた、住まいを失った方または生活困窮に陥った方への住居と食事の提供について、愛知県内の民泊業者さんのご協力を得て、3月中旬からの受け入れを開始しました。

また活動資金の一部にと、県内企業さんからご寄付をいただきました。本当にありがとうございます🙏✨

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帰国予定者を受け入れている徳林寺さんとちがい、こちらには今後も日本での生活を希望する方で、就職活動中の方を受け入れています。

就活と並行して、日本語の勉強もしたいとの希望でしたので、週に3日、地域のボランティア教室に通うことになりました。

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また、教室がない日には、当団体による日本語レッスンと、スマートフォンを使った eラーニングにも取り組むことになりました。

お二人とも、仕事が見つかるまでの間、集中的に日本語力をアップしたいと一生懸命です。

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「外国人の子ども×発達障がい」支援のためのライフコースマップ作成事業

28日に、オンラインでの報告会を開催しました。

今年度、発達障がいのある外国人の子どもを抱える保護者向けに、子どもの成長時期に合わせて必要な支援等をまとめた「ライフコースマップ」を作成しました。

報告会では、作成に関わってくださったみなさんに、マップの活用方法やポイントなどをお話いただきました。

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終了後のふりかえりでは、「これで終わりじゃなくて、ここからがスタート。次の展開に向けてがんばっていきましょう!」と心強いお言葉をいただきました。

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成果物の「ライフコースマップ」は後日、ウェブサイトにアップしてダウンロードいただけるようにしますので、お楽しみに🤗



さあ、世間では来月から新しい年度が始まりますね 🗓

これまでお世話になった方から、異動や転職のご連絡をいただいています。

寂しくなりますが、その一方で、新しい出会いも楽しみです。


当団体の事業年度は6月〜5月ですので、新年度までまだあと2か月あります。この期間は研修等対外的な仕事が少ないので、「ふりかえり」と「仕込み」の時期です。

どんな一年だったか、次はどんな一年にするか、ゆっくりと考えたいと思います。

当団体の活動に対して、みなさまからのご意見やご質問などありましたら、お気軽にお寄せください。今後もご理解とご協力をお願いいたします😊


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