【桜井】寺岡呼人さんについて語る

寺岡呼人さんは、50歳になる2018年2月にバースデーライブ「50歳/50祭」を開催します。

そのバースデーライブには、桜井さんをはじめ、ゆずやさだまさしさんといった寺岡さんにゆかりのあるゲストが参加予定です！
それにあたって、桜井さんは、寺岡さんとのエピソードや彼のキャッチコピーについて語っています（2017年）

【桜井】
「一番最初に出会ったのは、僕らMr.Childrenがアマチュア時代。呼人くんが僕らを見つけてくれて、ライブハウスに見にきてくれて。で、友人づてに電話をかけてくれて、『今度、呼人くんが"寺岡呼人ヒズフレンズ"っていうイベントをやるんだけど一緒にやってくれないか』っと誘ってくれて。で、それに当たって曲も書いてみようということで、それも誘ってくれて。JUN SKY WALKER（S）の寺岡呼人に誘われて作れる、しかも、家に行けるってドキドキしてですね。当時、自転車で異動して曲を作ったことをよく覚えておりますけれども。でも、それが一番鮮明に覚えてるエピソードなのかというとそういうことでもなく、その頃の呼人くんの音楽に対する探究心や好奇心がいまだに続いていて、常に会うたびに新鮮な呼人くんを見せてくれるのが印象に残ってます。
よく言われることだと思いますけど、名前の通り人を呼ぶ。僕も呼人くんに呼ばれた人間の一人ですけど、呼ばれた人間を活かしてくれる、一番いい感じで周りに『こいつ、こんなやつなんだよ』ってお膳立てしてくれるような、そういうところがあるので、プロデュース能力が高い人だと思うし。あと、呼人くんがどんな人かというのを考えたときに、"聡明"って言葉がぱーっと思い浮かんで。でも、"聡明"ってどういうことなんだろうって、改めて辞書で調べると、"聡明"の聡"っていうのは"よく聞こえること"、"聡明"の"明"っていうのは"よく見えること"で、よく人の意見を聞いて、新しい何かがないか、周りに輝いてるものがないかっていうものをすごくよく見てて、その気持ちを常に謙虚に持ち続けている人なんじゃないかなって思いますね。 なので、聡明な稀有な人って感じですかね。」

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