[Alexandros]・川上洋平さんの『私とミスチル』

[Alexandros]川上洋平さんが、
ラジオで『私とミスチル』というテーマで話していたこととリクエスト局(2018年)

【川上】
私とMr.Childrenということでございまして、お題をいただきまして、ミスチルとの出会いはですね、94年ぐらいですね。ちょうど僕は、アラブの国に住んでいたんですけれども、その国は、CD屋さんもなくてですね。西洋の文化が入ってこないような辺鄙な土地だったんですけど、私のお姉ちゃんが日本に住んでまして、そのお姉ちゃんが日本から、日本では今こういうのが流行ってるよみたいな感じで雑誌とか、テレビ番組を録画したVHSを送って来てくれたんですけど、その中でですね、私の今聞いてる曲特集みたいな感じで、今で言うとプレイリストみたいな感じですね、それをテープに吹き込んで送って来てくれたんですけど、その中に入っていたのが、Mr.ChildrenのCROSS ROADとinnocent worldだったんですね。なんだろう、この耳にすっと入って来て離さない感じはと思って、で、何番目だっけな・・・テープですからね、ちゃんと巻き戻さないといけないんですけど、そこで、探して行くんですけど、その曲だけが光を放ってるんですよね。声量感というか、その立体感がある音というのが今でも忘れられなくて、今聞いてもその立体感というのはありますね。そのMr.ChildrenのTomorrow never knowsを、アラブの国で、僕、英語に訳しまして、外国人の生徒の前で歌ったことありますね。Mr.Children、ミスチルの、一番好きな曲はなんだろう・・・これは選べないと思うんですよね。他のミスチルファンの人も、たくさん曲がありますし、あの頃だったらあの曲だねとか、最近だったらこれだねとか、あると思うんですけど、そんな中で曲を選ぶとなると、難しいんですけど、僕は、安らげる場所という曲がありまして、アルバムQの最後の曲でございまして、これはですね、本当に桜井さんの声とピアノだけみたいなそういうシンプルな曲なんですけど、そのQが発売された時、ちょうど僕が、高校から大学に入学する時に彼女にフラれましてですね、すごいこの曲に勇気付けられたというか慰められた記憶がありますね。10月の~♪というところがあるんですけど、まさに10月にフラれたのかな、まさにぴったりだなーって感じで癒されましたね。色々ありますけど、この安らげる場所が思い出の曲かなと思いますね。そっから、復活していくんですけど、自分の傷ついた心も、その時になんでこんなちょうどよく僕の心を蘇生してくれんのかなということでIt's a wonderful world 蘇生という曲が僕の傷ついた心を癒して、そして、さらに背中を押してくれるっていうね、二段階の素晴らしい、当時の感じだったんですよね。だから、そんなことされたら、ずっと愛し続けるしかないじゃないですか、蘇生、生き返らせてもらったわけですからね。というわけで、安らげる場所、蘇生、どっちにしようかな、というわけでお聞きくださいPADDLE!

※PADDLEは、休みの時によく聞いている曲で、ハワイに行った時にビーチで聞いて以来ハワイにいる際は毎日1局目に聞いているそう。日本にいる時も元気をもらえる楽曲という。


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