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忘れられるべきでない、偉大な日本人

井上俊輔『忘れられた天才 井上毅』

買ってから4年くらい経ったが、ようやく読了。
辞書くらいあるので、持ち歩くのも気が進まなかったがそんなこと言ってると一生終わらなそうなので気合を入れて1ヶ月半。ようやく読み終えた。

内容は、井上毅先生の事績などを網羅していて、毅先生がどれほど偉大なのかが改めて分かる本だった。

ただ、網羅しようとしすぎていて、内容が重複したり、説明がくどくなる嫌いがある。また、持ち上げようとしすぎて(確かに凄すぎる人ではあるが、、、)、公平性に欠けるところもある。さらに、ネットで暴れてる右の人たちっぽい雰囲気も少々。。。

ライト層向けだとしたらハードル高すぎるし、学術者向けなら正確さに欠く。ターゲットがどこにあるのか明確ではない本。

とは言え、自分のような中途半端な本読みには非常にありがたく、毅先生の偉大さがよくよく分かった。

井上毅先生とは、日本史上に輝く、偉大な大学者にして、政治家にして、思想家にして、教育者にして、実践者である。

もっともっと多くの人に知られるべき、偉大な日本人である。

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