【WS】WGP東京も終わったことなので、自分のデッキと向き合ってみる
おはこんばんにちは、しがないカジュアルプレイヤーのMrasaです。
今回の記事では、自分が普段から調整し、WGP東京のネオスタンにも持っていったお気に入りのデッキである【フラスタ軸枝扉ミリオン】に関して、紹介・自分なりに解説をしていきます。
そして、自分なりの努力の形をこれを読んで頂いてるWSプレイヤーに……または、「これからミリオンライブを使ってヴァイスシュヴァルツをやってみたい！」という新規プレイヤー達の力になれるように、noteとして残していきます。
自分だけのオリジナルレシピというものは大会で結果を残して、「勝ち続けたい」という自分の欲を満たせるまで秘匿しておくべきかどうか大変悩みましたが……
自分のヴァイスの経験上、同じようなデッキタイプ（特に美奈子連動を使うデッキ）に相対したことがなく、noteで公開したところで初見56しできることに変わりはない
むしろこれを見て同じ形のデッキを使ってくれる人が出てくれば、自分はその方が嬉しい
形として残しておくことで、現時点での自分がどのように考えていたかを振り返ることができる
ということで、様々な形で自分のデッキと向き合っていこうかなと思います。
目次……ということで他のnoteユーザー様のように目次機能を使いこなしたいのですが、iOS版アプリだと目次機能が使えない？という事なので、下記に簡単にまとめていきます。
1、デッキレシピの公開・採用理由
2、主な立ち回り方
3、主な環境デッキとの体感相性
4、これからのためのデッキ改良案（ワンチャン採用カードの解説）
※ここからこの記事を読んで頂くに当たって、先日に公開した下記の記事を先に読んで頂くことで本記事に対しての自分の考え方などの理解度が増していくと思います。
1、デッキレシピの公開・採用理由
デッキログ：https://decklog.bushiroad.com/view/URS5
先日の記事と同様、ミリオンライブ！のこのデッキも相手の行動に柔軟に対応していくデッキとなります。要所での山圧縮、クライマックス管理、フラスタ軸特有の山の上のカード管理など、考えることはたくさんありますが、慣れてしまえば回し方は至ってシンプルかもしれません。
このデッキの長所としては、
・控えからキャラを持ってくるのが容易なため、特に1連動の伊吹翼を回収してCX連動の盤面を作りやすい
・PR伊吹翼の加入によって、山圧縮・1連動CX回収が行いやすくなり、1連動翼自身も山管理が行いやすいカードのため、強い山札を作りやすい
・矢吹可奈、宮尾美也などのトップ（※山の一番上）確認カードが豊富なため、フラスタの「トップがレベル0のキャラならストック置き場に置く」の効果を発動しやすい。実質0コストで控え回収ができる
・フィニッシャーの佐竹美奈子で山札からカード回収ができるため、連動のCX「BORN ON DREAM！（以下略）」を事前に手札に抱えておく必要性が薄い、つまり山圧縮率を高いままで保つことができる
主にここら辺でしょうか。細かいところはもっとたくさん出てきますが、それはカード解説の時にでも語れると思います。
という事で、レベル0から順にカードの採用理由を簡単に解説していきます。
レベル0帯（18枚）
・チアフル・クリスマス！ 高山紗代子 （4枚）
もっとイチャイチャしろ
ミリオンライブというカードプールで絶対に欠かせないであろう一枚。いわゆるオカ研。
何か特段理由がない限り、4枚採用しておくのが丸いです。（強い分、値段は張るけど…）
レベル4までの4×7＝28ダメージを受けると敗北するヴァイスというゲームでダメージを受けるのはデメリットなのでは？と思う方もいるかも（はじめたての自分がそうでした）ですが、ダメージを受ける事で無理やりレベルアップし、上のレベルの強い動きを行いながら、山札からレベル1の強いカードをサーチできるのがこのカード。クロック5止めしてくる相手も紗代子がいれば安心です。
このデッキでは主にレベル1の翼かサンリズム（レベル1連動）回収目的でPR翼を持ってきます。
ヴァイスにおいて手札を減らさずに展開できるカードは貴重すぎる。
・KOINOBORIは天高く ロコ （4枚）
でも声はトップレベルに好き、あつきち〜
パワーライン3500、かつ相手の控え室に行った時効果を無効化できるレベル0帯のアタッカー。
このカード、23年度時点では環境に対する通りがかなり良いです。
SAOだと「再会の時 キリト」、オバロだと「ヴァンパイア・ブライド」（相打ちになっちゃうけど）、keyなら「千年の想い 神奈」（相手ターン中に攻撃されると、神奈が思い出に行ってしまうのでこっちから殴ることが必須）と言ったデッキの潤滑油達の動きを出来なくします。
青確保のためにも、今は4枚採用。
・MILLION LIVE CLOSET! 伊吹 翼 （3枚）
一つ言わせて欲しい。
俺がずっとずっと欲しいって言ってたCX回収と山札消費を一枚でこなしてくれるカードを出してくれて……本当にありがとう（ ; ; ）
（3月公認パックにて初収録）
このカードが出なければ、おそらくは8門ミリオンをただ振り回す人間になってたと思います。
それくらいには、ミリオンの黄色を主軸にしたデッキを救済してくれた神のカード。
黄色限定とはいえ、ノーコストでレベル0からCXを回収してくれるカードはミリオンには存在しておらず、山札を4枚消費してくれるカードも、「へっちゃらプライド 中谷育」のような事前にコストを支払わなくてはいけなく、不発の時に手札を1枚ロスしてしまうリスクを抱えていたため、本当にこのカードの存在は大きい……！
レベル置き場に置く黄色のカードはこの翼や美也、歌織になりがちですが、特に翼は山札調整のために常に目に見えるところに置いておきたいカードなので、置く時は要注意。
使用感的には3枚が丁度良いと思います。
・聖夜を飾る雪だるま 宮尾美也 （3枚）
3
集中枠、集中を使いたくない場面だったら雑にトップ操作できるのも良き。
遅くてもレベル1翼連動を打った次ターンから置けるようにしておきたい。
ヴァイスにおいて手札を増やしておくことは、やはり重要度が高いです。
しろくろフェスチェックイン5分前までは2枚でしたが（おい）、美也を立てておくことがゲームプランにおいてかなり重要であるため、3枚に。
レベル0帯が窮屈になるなら2枚にしてもいいかも。
・憧れの先生 桜守歌織 （2枚）
かおつむ電波感傷はいいぞ。
先日の記事に使用感はまとめてあるので詳しくはそちらをご覧ください。
先攻1ターン目に歌織さんでキャラサーチできた時はたまんねぇ〜＾＾（嘘です、申し訳ないと思いながらありがたくサーチさせていただきます）
目に見えるところに一枚あるととても助かるカードなので、2枚採用してます。
調整するならで0〜2枚で良さげ。個人的には今は2枚ないと始まらないと思ってる。
・ナチュラル美人 北上麗花 （1枚）
店によっては1枚200円くらいするけど、ストレージにも入ってたりするカード。
フラスタを持って来れるカード。
コストで不要なCXを控室に送れるので、ピン刺し以上に重要性が高いカードです。
レベル1翼でフラスタを持って来れること、そしてフラスタが控室に無かったらほぼバニラカードなので1枚採用で。
2枚までなら全然アリです。
・寿の華、ごらんあれ！ 箱崎星梨花 （1枚）
ミリオンでは唯一のレベル0でのクライマックス交換カード。
チアフル紗代子と同じで、特段理由がなければ1枚は入れるべきカードです。
このデッキではCX回収がある程度間に合っていること、特殊相殺（下の効果）もロコでほぼ対処できるので、保険の1枚。
でもかわいいので採用枚数を増やしても良いと思います。（筆者は決してロリコンではありません、決して）
レベル1帯（12枚）
・水上のユーフォリア 伊吹翼 （4枚）
アリスが蔓延り、リバースが必須な連動カードの人権が軒並み奪われている今のヴァイスの環境では、ミリオンライブの中では一番強いレベル1連動カードだと思っています。
山調整が容易にできるのは強いし、ある程度の手札整え能力もある。
このカードのおかげで、このデッキの武器である山圧縮を簡単に行えます。
山にCXが多すぎる時に打つとCX以外が1枚だけ、または4枚全部CXになってディスアドになってしまうので、時には効果を発動しない決断も必要。
強いて言うなら、本当に強いて言うなら元のパワーが5000だったらと思う時があります。でも、最近のインフレヴァイスはこれのほぼ上位互換がいくつもあるんだよね………連動カードなので4枚必須です。
・ブランニュー・シーナリー 萩原雪歩 （2枚）
アリスがいるから採用してます。以上です。
……と言う訳でもない。アリスだけではなく、8門転スラの「自由を告げる鼓動 ミュウラン」（ただしここら辺のカードは存在しないものとする）などのレベル2相手には強く出れるし、下の効果で集中美也や歌織さんを控え室から持って来れるので、アリスが制限されてもおそらくは採用されるカードになるくらいには重要ではあります。
とはいえフラスタにも枝（チョイス）にも引っかからないカードなので、できるだけ枚数を抑えたいので2枚。アリスは2面処理できれば良いだろの甘い精神です。
・コットンキャンディバス 矢吹可奈 （2枚）
この子が主人公の「Blooming Clover」は電撃マオウにて絶賛連載中。
このカードも先日の記事で解説してるので簡単に。
書いてあること全部がこのデッキに於いては強いです。
ドラが乗ってるから枝で送れるのも○。
重要度がかなり高いけど、一枚あれば十分なカードのため2枚採用です。
・フラスタ （4枚）
自分は参加してないけど！！！
このデッキはこのカードによって採用が左右されます。
トップがレベル0キャラじゃないから打たない!…と言う訳ではなく、ストック枚数や手札を相談して、デッキがうまく回るように使っていきたいカードです。
もしも星梨花ヒールが必要になった時のためにも、使うとまでは行かずとも、手札に抱えておきたいカードではあります。
フラスタのために色々と考えてデッキビルドしてきたのでトップ確認しないでレベル0キャラが当たった時は少し不服。
思い出に行って山圧縮もしてくれるので、4枚採用はほぼマストでしょう。
レベル2帯 （5枚）
・梅雨限定スタイル 松田亜利沙 （2枚）
ミリオンコモン界のぶっ壊れカード
これがコモンの効果か？って疑いたくなるイカれカード。
1コスト1クロックで手札が+1枚になるので、最後の美奈子の詰めで手札が足りなくなってもこれでなんとかなったりする。
これ1枚でレベル1翼盤面を再形成するのも容易いですし、何よりレスト＋3000が余計。
ヒール星梨花で相手をリバースさせやすくしたり、雪歩12000と亜利沙3000、そして可奈1000の合計16000で「自由を告げる鼓動 ミュウラン」の理想盤面12500＋思い出拳3000＝15500を越える事が出来る。
他にも柔軟に使えるところが多いので、見えるところに1枚は欲しいため2枚採用。
3枚採用する枠はないかも……
・太陽のスポットライト 二階堂千鶴 （1枚）
CX1枚指定の逆圧縮カードです。
相手の控え室にCX以外のカードがいっぱいあれば山札に返してあげましょう。（相手の山札枚数とは要相談）
時にオバロ対面では控え室にある「黒い仔山羊」を山に返すためこれをレベル2で打ったことがありますが、こっちのリソースが尽きて結局燃え尽きました。真面目にオバロ対面はどうしたらいいんだ……
地味に常時パワーが10000もありますので、大型相手もある程度の処理はしてくれます。
このデッキは青がロコの4枚とレベル2莉緒姉しかないので、色管理には注意。
1枚必須です。以下でも以上でもないです。
・ひらりひらりと魅せられて 百瀬莉緒 （1枚）
莉緒姉のヴァイス収録カードは、優秀なカードが多いイメージです。
控え回収を行いながら、相手をバウンスできるカード。
「ニューイヤー・ゴング 福田のり子」との差別化点として、
・相手の場にレベル3がいなくてもバウンスできる
・1コストしかかからない
という点がありますが、のり子のトップ3枚確認がフラスタ軸と相性がいい点もあり、可能であればこの枠はのり子にしたいですね。バウンスできる範囲が広い点で採用に至っています。
この枠はのり子になる可能性があり、1枚採用で十分です
・小さな最年長 馬場このみ （1枚）
このみさんのソロ曲はハズレなしですが、個人的には「水中キャンディ」派。
レベル3特攻です。ミリオンにはレベル3特攻があと2種ありますが、色が黄で出しやすく、ソウルが+1される点でこのみさんを選びました。
デッキを組んだ当初はレベル3相手はヒール星梨花＋亜利沙の3000＋αで対処できればいいと考えていましたが、ホロライブの台頭によりレベル3早出しが増えてきた事から、このみさんにも白羽の矢が立ちました。
最後の最後まで採用に悩んだ1枚でしたが、しろくろフェスでも対すいせいで活躍してくれました。
先ほどのニューイヤーのり子などと枠を争うところです。
採用は1枚がやっと。
レベル3帯 7枚
・はじける夏の味♪ 佐竹美奈子 （4枚）
色々なフィニッシャーと合わせてきましたが、自分はこのカードが一番肌に合いました。
先日の記事にも書きましたが、やはり3点ダメが実質4点ダメになるのは強いです。
アタック時効果のため、フロントアタックしても「ホラーは苦手」のようなダメージ無効もバーンダメージは通せるのはでかい。
「はあちゃまビーム 赤井はあと」のようなレスト拳などの相手にはサイドアタック選択もできますが、いかんせん相手の山札が強いとどうしても4点（実質3点）の大型ダメージは通りにくいので、可奈でトップ確認をして、しっかりとジャストキルを狙って行きたいところ。
余談ですが、美奈子は嬉しい時によく「わっほ〜い！」と口癖のように言うため、自分はこの4点バーンを「わ砲」と呼んでいます。絶対自分だけだろ。
連動フィニッシャーなので4投必須。枝でストックに送る時は注意したい一枚。
・ピュアハート 箱崎星梨花 （2枚）
昨年6月に新弾が出るまでは、早出しヒールがこれ1枚のみでした。（とはいえ新弾も紬1枚だけど）
フラスタはこのカードのためにある、といっても過言ではないカード。
と言っても、自分個人としてはあまり多用はしてないです。
というのも、オバロ対策でいわゆる早出し拳を投入しているデッキが多く、無闇に星梨花でフロントアタックすると餌になりがち。
そして、一番下の効果は本当におまけ程度、むしろ変に意識せずに「早出しヒール」と捉えた方が活躍してくれると思います。
もちろん亜利沙の＋3000などを絡めて倒せるならばそれに越したことは無いです（早出し拳もコストが高いから「使わせた」と考えればいいですし」）。太ももがえっち。
・いつでもオンステージ！ 春日未来 （1枚）
未来ちゃの曲はコールがどれも楽しいから、みんなも聞こう！（ダイマ）
打点調整で1点ダメージがどうしても欲しい時、5コストでスタートしなくてはいけない時用（可奈が場にあるものとする）。
美奈子3枚で3回効果を使える場面なら、一枚を未来にしても支障はない場面のはずなので、相手がレベル3ストック2など、4点ダメだと過剰な時の打点調整ができるのは嬉しい。
自分は可奈のトップ確認効果を最終ターンまで有効活用したいので早出しプランは取りませんが、まだ研究し甲斐のある1枚かもしれません。
レベル3の時のクロックに行きがちなカードなのはご愛嬌💢
1ダメ付与を2回使える場面は限られるので、今のところは1枚でいい印象だけど、2枚にしてもいいかもしれないです。枠があればだけど。
CX連動 4×2枚
ひなつばもっと流行って。一生のお願い。
手札は潤沢している場面が多いので、枝のトリガー効果は基本的にストック送りにしてます。
基本的にフィニッシュターン以外は連動翼や麗花のコストに使ったりしてます。
自分は枝＞扉派閥なので一時期は4枝2無連動枝2扉という変態型にしてましたが、4枚採用で収まりました。
カード50枚全ての解説も終わったところで、次は立ち回り方に移っていきましょう。
（不採用カード、調整案に関しては後に載せさせていただきます）
2、主な立ち回り方
マリガン
先攻、後攻でも基本的にレベル0・レベル1翼・枝CX（1枚のみ）はキープするようにしています。
個人的に意識しているのは、アリス対面がわかってる時は雪歩もキープ、オバロ対面は5枚マリガンをしない（無駄かもしれないが、早出し拳美也を初手から抱えていることを意識させる）、と言ったところでしょうか。
フラスタは麗花さんがきた時に拾わせたいので、自分は積極的に捨ててます。
最序盤（レベル0時）
オカ研紗代子はダブっていない限り、レベル1翼回収のために取っておきたいところ。
ロコもこちらが先攻なら出来れば相手の動きを見てから確実に控え室効果を封じたい。
そのため、初ターンは歌織やPR翼といったカードを広げられれば吉。
集中美也も、レスト時効果で山下固定や歌織爆アドチャンスを狙えるため、積極的に出していきたい。
後攻でもせめて2パンしておきたいが、あくまでレベル1からが本領発揮という意識で行きましょう。
オカ研紗代子は積極的に効果を使ってOK
序盤（レベル1時）
連動翼を3面立ててリソース確保&相手の面処理が理想ムーヴ。
余裕があるなら、レベル１時点で可奈も後列に置けるとフラスタや歌織さんを有効活用できるチャンスが増えて良し。
PR翼や集中美也、そしてレベル1翼で山札を削って、レベル1の時点で一度山リフレッシュを行うのがこのデッキの基本的なムーヴになってきます。
レベル1翼でフラスタ・亜利沙・ヒール星梨花・持ってないなら美也可奈辺りを積極的に手に加えておきたいところ。勿論、相手によってはレベル3特攻このみさんやバウンス莉緒姉、雪歩も持っておきたい。
これはどのデッキを握ってても言えることなのですが、CXを貼りながら山リフレッシュを行う際は、ターン終了時に山札を一枚残しておくことで貼ったCXも控え室に行くので、山圧縮率を高めることができます。
中盤（レベル2時）
レベル2になっても、出来ればレベル1翼連動でリソースを確保しながら相手にダメージを与えていきたいところ。
同時に、相手の予想できる動きを先読みして、面取りをできるだけ行えるようにしておきたい。
可奈でトップを固定できたなら積極的にフラスタ・ないしは歌織さんも絡めて行って、いつでもフィニッシュに行けるように備えておきます。
レベル2の時にも一度、少し強引にでも山リフレッシュをしておきたいですね。
そして、フィニッシュターンの前に美奈子を2+CX連動または美奈子を3枚持っておけば準備万端でしょう。
終盤（レベル3時）
基本的に美奈子を3面展開してぶっ放すだけです。ターン開始時に美奈子が手札に1枚しか無い時でも、控えやストックからの回収で意外となんとかなったりします。特にどのストックに美奈子あるかの把握は、フラスタを絡めて展開する際に非常に重要です。
相手の山が弱いと思ったら攻めてOKです、結局最後は運ゲーなので。
ただ、光景は持っていないため、相手の強い山に対しての対策はほぼありません。ヒール星梨花で耐えるか逆圧縮千鶴さんを使ってダメージを通せる確率を上げましょう。
ゲーム全体で言える事柄
とにかく山圧縮を意識したいデッキです。キャンセルは大正義、その上でCXを貼りながらのダメージレースもできるコンセプトにはなっていますので、フィニッシュを見据えながら相手や自分のダメージ具合を鑑みて、相手にレベル3連動に撃たれる前に倒すのか、逆に相手の攻撃を耐え切った上で逆圧縮などを駆使して勝ちにいくのか、柔軟性が問われるデッキではあります。
確実性がある攻撃力がある訳でもなく、防御力も格段に高いわけでもない。ミリオンというカードプールにおいてこれは仕方のない話です。
それでも今のヴァイス環境全体を通して言えることは、「押し引きははっきりしとく」事かなと。やはり環境に蔓延るのは詰めが強かったり山圧縮ができたりと、光景もこれと言った壊れコンボもないミリオンからしてみたら向かい風ばかり。雪歩がいるから戦えてます、本当に。なので最近の自分は迷ったら連動を貼って攻めてます。光景がないデッキは人権がないとまで言われてしまうこのご時世。（自分は間違ってないと思います）光景がないデッキが勝つためには、アグロプランかフィニッシュを耐え切ってのカウンターが主流だと思います。自分のデッキではこの2つのどちらも取れるデッキにはなっていますので、この押し引きを間違えないことで、勝率をグンと上げる事ができるはずです。
デッキ独自の話をするならば、「トップが分からない場合は歌織さんからアタックしろ」という話はしておきたいです。ヴァイスを分かってる人からしたら当たり前な事かもしれませんが、トップがCXだった場合、ストック埋もれを回避できる可能性が高いためですね。
3、主な環境デッキとの体感相性
環境デッキとの相性について……の前に、自分がこのデッキをショップ公認や大型大会で使用してみての体感なのですが環境デッキであるかどうかは関係なく、勝率はショップ公認なら60〜70％、大型大会では40〜50％ほどです。ただ、大型大会では相手の理不尽キャンセルが強い試合がそこそこあるため、60…とは行かずとも、50％は勝てるポテンシャルを持っていると考えています。
立ち位置的には「公認で使うレベルなら十分に戦えるが、大型大会では結果を残すのが難しい」くらいのデッキパワーかなと。ミリオンライブなのにカード効果が頭ミリオンじゃないので環境デッキには敵わねぇよ…
その上で、主な環境デッキ（SAO、オバロ、key）
との相性を体感で綴っていきます。転スラホロ辺りはまだ解答が出てないので保留にさせてください。（多分転スラ8門は五分でぐらホロは不利つきそう）
SAO（8枝、枝扉、枝門）……不利〜五分
特に8枝がキッツイです。ストックを貯められるという行為だけでしんどい。
アリスを3面は処理できずとも2面までは処理できるのですが、処理したところで再展開されて、相手はリソースを確保できているのにこちらは翼の連動効果がほぼ使えないのでじわじわと追い詰められていく対面です。
アリスと対面する光景なしデッキ全般に言える事でしょうが、序盤にしっかりと打点を与えておく事は大事ですね。
「ゲーム初心者 アスナ」以外のレベル0でロコが倒されることはそんなにないので、効果を生かして相手の理想ムーヴを少しでも妨げたい。
「Alicization Awakening シノン&リーファ」採用の型が出てきてから雪歩でも踏めなくなりそうなので、本格的にしんどい。
ダメージレースで大幅に負け越すとほぼ負け確なので、山札管理はしっかりと。
オバロ（扉宝）……微不利〜五分
対策として強いて言うなら、こっちの理想ムーヴをしっかり行うことでしょうか。
細かいところで言うなら、相手が場に残した「ヴァンパイア・ブライド」はロコやCX入れ替え星梨花で対処して1枚でも控え室に行かせない事、とにかく攻撃の手を緩めない事ですかね。
ミリオンで一番効果的な対策札の「早出し拳美也」を自分は採用していません。
（元々採用枠がカツカツなので、相手がサイドアタックしてくれる前提で戦った方が広く見れると考えました）
SAOと違って相手の山は比較的強くはないので、しっかりと毎ターンCXを貼って攻撃して追い詰めたいカード。
あとは、特にアインズが展開されてからの山札管理はPR翼やレベル1翼の連動効果を使ってしっかり行いましょう。山を甘くしていると一気に大打点を打たれて持っていかれます。
key（8門）……微不利〜五分
観鈴の大打点の裏に隠れた、ストック生成能力が優秀なデッキ。
相手が上振れると、ストックが溜まりまくってカウンターでしかほぼ倒せなくなります。
……が、こちらの山調整能力も長けていると思っているため、五分戦えるポテンシャルはあると思ってます。ポジりすぎ？
「旅路の終着点 往人」はレベル1翼連動で倒せますが「人形劇」「国崎最高！ 往人」で元の6000から最大＋1500×2されるので、翼6500＋CX1000から可奈を置いて+1000しておくと、確実に2面踏む事ができます。（1面は国崎最高！2枚分のの1500×2パンプが乗るので返されますが、それでも十分です）
光景を持ってるので無駄にストックを貯めすぎない（こちらは7枚あれば十分）事、相手をレベル3にするなら山を強くしておく事が重要。
大抵は観鈴を耐え切って倒す展開になりがちなのでヒールや逆圧縮を駆使して戦いたいですが、門というデッキの特性ゆえに相手の山が薄くなる展開もありますので、押し引きが重要な対面ですね。油断した相手を美奈子の大打点で驚かせてやりましょう。俺は7点ダメを通すのでこの対面は無理です。
4、これからのためのデッキ改良案（ワンチャン採用カードの解説）
ちょっと疲れてきたので、最後にこれからの話を中心にしていこうかなと思います。
結論から言うと、デッキ内容を大幅に変えました。
デッキログ：https://decklog.bushiroad.com/view/WSGP
なんかデッキコードが公式感あるこのレシピ。
調整した所は、
「梅雨限定スタイル 松田亜利沙」1枚→「いつでもオンステージ！ 春日未来」
・未来を増やすことでフィニッシュの幅を広げる。7コス（＋可奈）で美奈子1未来2面展開かつ未来効果2回使用可能
「ピュアハート 箱崎星梨花」2枚→「都会の風に吹かれて 白石 紬」
・ヒールかパーツ確保か選択できるのはやはり強い。青色確保がネックではあるが、最近は星梨花が腐り気味&ヒール用の手札確保は容易なため採用
「ひらりひらりと魅せられて 百瀬莉緒」→「笑顔満開Vサイン！ 真壁瑞希」
・バウンスで戻したい相手がほぼいない（アズレン大活躍くらい）。瑞希込みでアリス3面処理も可能なため、早出し全般を見たい意味でも採用。
以上となります。レシピを載せておきながら（特に莉緒姉は「のり子と選択」と言っておきながら）申し訳ございません。
亜利沙辺りは枚数を減らしたくなかったのですが、環境にいるデッキの大半がレベル0を18枚以上採用だということ、序盤にストック確保が出来るかどうかでゲーム全体の難易度が変わってくることから、このレシピでもレベル0を18枚保てるように調整しました。美也1枚分の枠は現在進行形で検討中です。
これまでに採用されなかったカードでワンチャン採用があるカードとしては、
・「ロマンティック・マジック 宮尾美也」……いわゆるミリオンの早出し拳。入れなくても相手はこのカードを意識してくれるし、パワーを＋2500したいカードもない。
入れるならこのみさんと交換枠。
・「秋を彩るエンターテイナー 双海亜美」……実質0コストで5000パンプまでしてくれる。ヒール星梨花を絶対に勝たせたい人用。
・「死の猛攻 田中琴葉」……アンコールやリバース効果を封じれる一枚。12500までパワーが上がるので電源が流行るならこのみさんと入れ替えるかも。
・「恋する視線 星井美希」……パワーが4000まで出るいわゆる”中学生“。効果は強いのだけど、ミリオン8門と違ってこれといって戻したいカードがない（フラスタで手札に戻せる）。フラスタ軸を崩壊させるなら是非採用したい一枚ではあるが……
他、レシピ開設時に出てきたカード達が交換枠になります…が、現時点では今のレシピでの枚数調整だけでいい気がします。
本当に最後となりますが、1万文字を超える長文note記事に目を通していただき本当にありがとうございました。
自分は正直な所、ヴァイスが好きというよりミリオンを使うのが好きなプレイヤーなので、自分が興味のあるタイトル以外を握ろうという気にはまだなりません。
ですが、自分の好きなキャラ・タイトルで無双できる快感というのはやっぱりたまらないです。
本当は担当である木下ひなたちゃんを使ったデッキでがんばりたかったのですが、トップレベルの環境にもなると妥協はできませんでした。
それでもこのフラスタデッキは、勝利と快感を両立できる良デッキになってくれたと自分でも考えていますし、もっと強くなれると信じています。
特に自分は、ヴァイスシュヴァルツというカードゲームで”対戦“したことないしたことがないミリオンプロデューサー達に、一度でも対戦してみて勝利の味を味わってほしいという思いが強いので……自分のレシピの丸パクリでも構いません。（むしろ”Welcome‼︎“）一度触れてみてくれればと思います。
もちろん現時点でヴァイスプレイヤーの方々も、この記事を読んでフラスタ軸・または扉美奈子に可能性を感じていただけたらと思います。
それでは、ミリおっつ〜！
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