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【WS】カジュアルミリPによるIMSの雑感……しろくろフェスネオスタンを終えて

おはこんばんにちは、しがないカジュアルプレイヤーのMrasa(WS名:村紗)です。

ミリオンライブ!という作品の括りでは第2弾となるブースターパック【アイドルマスター ミリオンライブ! Welcome to the New St@ge】が発売されてから9ヶ月、個人としてはヴァイスシュヴァルツを始めてから約半年になり、ヴァイスシュヴァルツというTCGの感覚をようやく掴み始めて来ました。
そして、16人規模大会で2回ほど優勝・非公認トリオCSにも戦績は奮わなかったものの、環境に対して、自分が好きなタイトルであるミリオンライブがどのような立ち位置なのか、それに対して自分がどう立ち回ったのか、今まで、そしてこれからどのようなデッキを握っていくのかなど、自分なりの軌跡をこのnoteに記していきます。

注意:著者はヴァイスシュヴァルツというTCGにおいて、ミリオンライブのタイトルしか握ったことがありません。あくまでカジュアルプレイヤーという視点から、ある程度の解釈違いは多めに見てもらえたらと思います。

1、2023年前期環境におけるミリオンの立ち位置

2023年前期は、「戦場に響く大音声 アリス」がレベル1から3面展開し盤面展開と山圧縮を同時に行えるSAOや、「魔導王 アインズ」の圧倒的盤面制圧力&攻撃力が光るオーバーロード、「最後の夏やすみ 観鈴」による28点の効果ダメージなど、やはり強タイトルが各々の強みを最大限に生かしてくる環境だと感じました。

勢力図としては、この3つのタイトルの他にも転スラやD_CIDE、そして研究中のホロライブと対峙する機会が多く、公認大会やしろくろフェスでもこれらのタイトルと闘うのが殆ど。

その中でミリオンライブがどのように生きていくか…………

特に23年の年明けの時期は途方に暮れていました。8門を使っても結果が出せない。というか肌に合わない。年明けの時期はL3連動に「ウインタースノーマジック 桜守歌織」を採用した8枝フラスタを主に利用しており、その時から「ミリオンのフィニッシャーってコスパ悪いし決定力にも欠ける」と感じていました。

電源という型が環境トップのSAOやオーバーロードに対して今は勝負にならないと考えると……1000/1CXを貼り続けてダメージレースで互角以上に戦うことが最低条件になり、光景を持ってないミリオンライブはどんな状況でも柔軟に相手を倒していく面取りが主流になっていきます。

面取りに関しては、「ブランニュー・シーナリー 萩原雪歩」という頼もしいL2特攻を中心に、SAOのアリスをはじめとした環境トップに対しても大抵の盤面は跳ね返せる力は持ってるかなと思います。(ここらへんは知らん)逆に言えば雪歩がいなかったらミリオンは終わりです。マジで。

フィニッシャーが決定力に欠ける、とはいっても「迎春プレイヤー ジュリア」と「水滴のプリズム 最上静香」のD/Zealの2人による5コストスタートでの上下からの山破壊は魅力的だし、「つながる笑顔 天海春香」も攻守に優れたフィニッシャーであり、いわゆるマイナータイトルからしてみれば欲張りに見えるかもしれません。

今のミリオンライブを一言で表すなら、【器用貧乏】という一言が相応しいと考えています。

とはいえ、全国規模で結果を残し、とあるyoutuberの環境タイトルに肩を並べるようになったミリオンライブ。特に、CX連動で安定力を保てる「寛ぎのひととき 北沢志保」と先ほどのD/Zealの2人をフィニッシャーに添えた8門ミリオンは、昨今の環境でも結果を残しており(特にSAOのアリスを雪歩と連動込みで3面14000ラインまで出せるようになり、8門ミリオンはトップレベルでアリスの処理に長けていました)、自分も8門の練度を上げてしろくろフェスに持っていくべきか、大変悩みました……

2、自分がヴァイスを始めてから今日までの軌跡

最初は、「久しぶりになにかTCGを始めたい」という冗談まじりの思いつきでした。
アイドルマスターミリオンライブ!というコンテンツ自体は2年前から知っており、プロデューサーとして今までゲームをやったり、SSを書いてみたり、ついには念願の現地ライブに参戦したりと、プロデューサー業を営んでいる傍ら、遠方のフォロワーに誘われてミリオンのBOXを購入してみて試しに自分の好きなアイドル(木下ひなたちゃん)を中心に組んでみたところ……ショップ公認の初戦で見事白星を勝ち取り、人生で初めて【自分の好きなコンテンツで勝ち取る勝利の味】を噛み締めることになりました。

やがてその欲求は肥大し、次第に【ミリオンライブというタイトルで環境トップを薙ぎ倒して結果を残したい】と強く思うようになります。

初めてデッキを組んだ時から「フラスタ」を軸にしたデッキを愛用しており、自分自身としても十分に環境に立ち向かっていけるポテンシャルがあると確信して、ここまでがんばってきました。

そんな時に自分を後押ししてくれたのがヴァイスシュヴァルツ公認ショップに出場するともらえる月限定のプロモパックのうちの、3月に出た「MILLION  LIVE CLOSET!伊吹 翼」。情報が出たその日に、友達に「俺が一番欲しかったカード」とはしゃいでたのを覚えています。

ミリオンライブには貴重な【ノーコストで山札を4枚削れるカード】。
枝デッキには勿論、黄のCXがないWGP博多で結果を残した8門ミリオンデッキにもピン刺しされていました。

そして今まで、8人規模優勝…16人規模優勝…ババロコで優勝…トリオ初経験……15周年春大会優勝と確かに手応えは感じてきました。

自分自身としても、年明けからはしろくろフェスを一つの区切りにし、それまではヴァイスを頑張ってみよう…と取り組み、そして迎えたしろくろフェス。

ツイートの通り、結果は2−2ドロップ。目標にしていた予選完走は、成し遂げられませんでした……。

内訳としては、
1戦目 ホロライブ8扉(クレイジーオリー)後攻 勝ち
・1連動翼を全く打てず、終始押され気味だったが最後は2面美奈子でゴリ押し、やっぱり大打点は大正義。

2戦目 ホロライブ8門(すいせい)先攻 勝ち
・相手のすいせいをこのみさん・莉緒姉で処理でき、相手のリソースを切らせて勝利。お相手さんからの「がんばってください」のエールが暖かかった…

3戦目 ありふれドラ門 後攻 負け
・山圧縮をしっかりして、相手にリソースを吐かせた上でトドメを刺せるところを相手が3キャン。美奈子の大打点の弊害が出た試合。プレイに悔いはなかったから一段と悔しい。

4戦目 オバロ扉宝 先攻 負け
・序盤にこちらがキャンセルの嵐で、山圧縮もできていた…が、アンタッチャブルアインズを2面立てられ、最後はこちらの山も弱くなり敗退。攻撃力やばいよほんと。


2−2でリタイアした後は友人とフリーファイトを中心に回り、勝負の1日は幕を閉じました。

悔いはない……と言えば嘘にはなりますが、これが自分の今の実力であることを自覚してこれからも頑張っていきたいですね……(そしてSAOやオバロ辺りが制限に行きますように

改めて、ここまでの自分の軌跡ということで、自分が愛用していたデッキレシピを掲載、そして軽く解説してこの記事を締めようと思います。

3、愛用しているミリオン枝扉のデッキレシピ

ツイートにも載せておりますが、現時点でのフラスタ軸の結論に近いものだと考えております。……といってもかなり異質なレシピとはなっておりますので、いくつか解説を入れていきます。

①はじける夏の味♪ 佐竹美奈子

デッキトップを固定できる4点バーンのフィニッシャーです。
最終盤面はこの美奈子とトライアルデッキ未来の1点バーンないしは逆圧縮の千鶴さんを絡めてフィニッシュに持っていく形になります。
このカードの偉い点は、
・出た時効果とCX連動コストの相性が◎
・出た時効果で足りないカード(主に対応CX)を持って来れる
・ミリオンには稀有な、大型ダメージ付与のためどんな盤面からでもワンチャンが狙える
と言ったところでしょうか。特に2点目のおかげでCXを手札に抱える必要がありませんので、山圧縮して相手の攻撃を耐えながらカウンターもできますし、6コス手札6枚スタート(ドロー抜き)で3面展開と3回効果で相手に圧を与えられます。
レベル2-クロック5からでも4点バーン×2でゲームセットですので、自分で使ってみてもこのカードの攻撃力は高いなと思います。
カード自体は安いし一回デッキに入れてみるかと試してみましたが、今になっては立派な相棒です。おかわりー!!!

② コットンキャンディバス 矢吹可奈

新パック発売当初は電源によく入ってた印象のカード。
聖夜を飾る雪だるま 宮尾美也」は集中として使う機会が多いため、フラスタ軸を組んだ当初は、レベル0で山上を見れる「桃色スマイル♪ 菊地 真」を採用していましたが、アリスを2面処理できない可能性がどうしてもあること、美也と違って山上がレベル1以上でもリカバリーできないことが足を引っ張り、突如この可奈が採用圏内に入ってきました。
アリス相手も2枚を両脇に置かれなければ(可奈を場に出さなければ意識して両脇に展開されることはそんなにない)2面処理が安定して可能、山上を2枚まで見れることでフラスタや後述の歌織さん、そしてフィニッシュのドラ確認まで器用にこなしてくれます。
最後まで残ってれば1コストで未来にチェンジして小刻みにダメージを与えられるのもgood

③憧れの先生 桜守歌織

フラスタ軸を組んだ当初、他の方のレシピを見ていたら「これの採用理由ってなんだ?」と困惑したカード。今では欠かせません、23年度で一番評価が鰻上りしました。
やはり可奈との相性がいいです。2枚見ることになる以上、どうしてもCXが見えてしまう展開が出てきてしまいますが、このカードはそれを爆アドに変えてくれる。
初ターンに出して運ゲーするも良し、残り山一枚のCXを控えに送るのも良し、思った以上にとても器用なカードでした。単体で手札補充ができるので、山上が分かりやすいフラスタ軸では無類の強さを発揮してくれます。(これを使うとよく相手がこのカードを誉めてくれてうれC)


ということで、すごく簡単に自分のデッキ紹介をさせていただきました。
おそらく今後もこのレシピを軸に戦っていくことになるかと思います。
もしショップなどで相対した場合は、お手柔らかにお願いいたします。

それでは、ミリおっつ〜!

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