東南アジア横断日記⑥
2020年1月28日(火)
ミャンマーカレン州パアンのSoe brothers 2 guesthouseに宿泊。体調は良好。前日は長距離移動とミャンマーの悪路の洗礼、そしてミャンマー料理があまり口に合わない(馴染みがなかったのもあるが…)というのが重なり、まあ体調が悪かったがこの日の目覚めは良いものだった。なぜこのゲストハウスに泊まったかというと、パアンの周辺をトゥクトゥクで周る盛りだくさんの格安オリジナルツアーに参加できるからだ。
カレン州パアンの周りには仏教遺跡がたくさんあり今回の旅を通じて是非みたいものが多かった。
早速ミャンマーっぽい仏像がお出迎え。この白い仏像、最初はなんとなく不気味な印象を持っていたが見れば見るほどハマるビジュアル。この国は本当に仏像が多い。みうらじゅんも思わず嬉ションしてしまうに違いない。
仏像だらけの洞窟を裸足で進む。ミャンマーの仏教寺院は、裸足で入らないといけないがそれは洞窟でも例外ではない。強烈な足つぼマッサージをエンドレスで受けている感じ。ミャンマーは足裏が鍛えられる国だ。
洞窟を抜けた先にはお猿さん。
またまたもりだくさん仏像。
チャウカラッパゴダ。湖の中に岩がドーンとそびえ立つ。どうやってこうなったのかは謎。岩の上でお坊さんのお話が聞ける(※ミャンマー語)意味はわからないが多分ありがたいのだろう。
大量の仏像が並ぶ庭園。正直全く面白くないが壮観な景色なのは変わりない。入場料がまあまあ高かった。
お昼はなんたらレイクで。なんたらレイクはどちらかというと池。とてもきれいな水は神聖な場所だという。たしかに神聖さはとても伝わってきた。日曜日にお母さんが作ってくれる焼きそばみたいな焼きそばを食べた。
ハイライトはサダンケイブ。ここはめっちゃ楽しい。
スーパー玉出かパチ屋みたいな装飾に囲まれた涅槃仏がお出迎え。東南アジアの仏像はとにかく電飾でビカビカだ。
インスタ映えするかイマイチぎりぎりなラインの電飾がエスコート。足はどんどん汚くなるが気にしてはいけない。
最後は渡し船で洞窟をぬける。ディズニーシーのアトラクションみたいで楽しかった。
船で抜けた先は水田。とても美しい風景が広がり思わず見惚れてしまった。僕は意外と田舎が好きなのかもしれない。
最後はカラフルな仏教テーマパークで〆。クソでかい音量でマーメイドラグーンみたいな音楽が流れていた。もしかしたらディズニーシーなのかもしれない。入場料はタダなのでディズニーの入園料が上がったのを機にみなさんもここに来ると良いのでは。
宿に戻ってナイトマーケットに。炭火でパンケーキを焼いていた。とても美味しかった。
パアンは田舎の小さな街だがナイトマーケット含めてとても見所のある街だった。ヤンゴンから行くよりもタイ国境から行くほうが近い。
2020年1月29日(水)
8時前に起床。店員が可愛いパン屋でパンを買った。このパン屋はタイ料理屋でもあるが店員さんが可愛く美味しい上に店員さんが可愛いので結局滞在中三日間毎日通った。3日目には流石に顔を覚えられ、こいつらは毎日来て暇なのか?みたいな顔をされた。
この日はミャンマーでも有名な観光地、ゴールデンロックに行くためホテルのフロントに頼んでバスのチケットをとってもらっていた。
バスの中ではミャンマーのドリフみたいなのがずっと流れていた。いまいち笑いどころがわからなかったが隣のミャンマー人が大爆笑してたので多分面白いのだろう。
この日は移動してホテルの目の前にあるケンタッキーで明らかにカーネル・サンダースのブレンドしたスパイスじゃないスパイスで調理されたチキンを食べるくらいしかしなかった。あとは宿で美味しんぼ観てた。
そういえばこの日ついにザキくんが腹を壊した。人が腹を壊しているところを見ている分にはなかなか愉快だが自分がああなるのは勘弁である。
2020年1月30日(木)
朝5時半起床。ついにゴールデンロックへ。ミャンマーで一番楽しみにしていた。
宿の目の前にあるトラック乗り場からトラックに乗り込む。トラックの荷台に雑に椅子が取り付けられて人間をこれでもかと積み込むなかなかアバウトな乗り物だ。
そしてこのトラックに載せられて急勾配の山道を猛スピードで走り抜ける。USJなんて目じゃないアトラクション、軽く命の危険を感じる。崖ギリギリを攻めるし。
そしてこのアトラクションを抜けて参道を歩くと見えてくるのは…
ゴールデンロック。ミャンマー人なら誰もが憧れるパワースポットであり仏教の聖地だ。金ピカ。朝か夕方に見に来るときれいだと思う。
ゴールデンロックを下山しヤンゴンまでバス移動。またドリフみたいなナニかを見せられる。結構面白かった。
ついに最終目的地であるヤンゴンに到着した。ここからあと5日。なぜ5日もとってしまったのかわからないがこの街をたっぷり、ゆっくり堪能していきたいと思う。まあそろそろ日本に帰りたくなってくる頃合いであるのは間違いないのだが。
ヤンゴンといえばこれ。シュエダゴンパゴダである。とても大きな仏塔がライトアップされており、迫力がある。ここまで見事に金ピカだと流石に感動する。あとここにはボッタクリガイドがいるがラオスキープを渡して逃げた。仏教で金儲けするな。地獄に墜ちてしまえ。俺はゴールデンロックとシュエダゴンパゴダを一日で回ったので多分極楽浄土に行ける。
追記:今所持金が5000円くらいしかないです。でもいまバーでお酒を飲んでいます。しんどいです。
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