東欧周遊旅行記①出発編
暇すぎる
前回の投稿を見て誰だこのメンヘラはと思わず声に出してしまったが流石に日が経ち、やることもないのでそろそろ勿体ぶっていないで去年の秋に行った東欧周遊旅行の記事を書こうと思った。一応近況をお話しておくと容赦なく現場にブチこまれ2週間ちょい。親切な人たちに囲まれてなんとかやっているがどんなに親切な人たちに囲まれていようがまだ馴染めていない自分にとってはまだまだ居心地の良い場所ではないし今までみたいに人のこと煽り散らかしたりボヤいたり出来ないのでそこらへんで相当なストレスが溜まっている。社会、厳しすぎやしませんか?
台湾経由で行く素敵な東欧旅行
時間を2019年の9月に戻そう。成田空港から台湾を経由しエバー航空でオーストリアの首都ウィーンへ行き、そこからグルッと東ヨーロッパを廻るというすごくざっくりした行程。なんとなく調べただけでどこの国に行くというのもあんまり決めていなかった。
同行者はWくん。彼とはその後結構ハチャメチャすることになるのだが、なんだかんだ泊りがけでどうこうするのは実は初めてであった。この絶妙な距離感は今回の長旅を快適にするものだった。そして彼はコミュ力が外国だと日本よりも高くなるタイプなので非常に助かった。
成田空港に集合しエバー航空に乗って台北へ。成田空港出発の時点で嫌な予感がしていたがクソちっちゃい飛行機に詰められて4時間近くのフライト。このフライトが一番キツかったかもしれない。
ぐでたまが書いてあったがだから良いというものではない。
台北では乗り換え時間が8時間くらいあった。あったというか自分が台湾で飯が食いたいから無理やりそうしたのだ。5千円分くらい台湾のお金に両替し桃園空港から桃園市内にタクシーで乗り込んだ。
魯肉飯。めっちゃうまい。台湾飯のなかでも一番好きかもしれない。ホロホロになった豚肉がご飯の上に掛かった非常にシンプルな飯だがWくんも二郎だ!って叫んでいた。
薬局で売っていたしゅごキャラ!のローター、その名も「大丈夫」。どこが大丈夫なのかさっぱり分からないが面白くてしばらくこれを見ながら笑っていた。アジアにはこういう怪しい日本語商品が多くて見てて飽きない。
そうこうしているうちにフライトの時間が近づいてきたので空港へ。だが帰るときに手持ちのお金が思いの外少なく、タクシーの運転手に土下座し自分が人質になってWくんが両替をしに行き無賃乗車を回避した。
Wくんが裏切らないことを祈りつつ車内でひたすらどぅいぶちーどぅいぶちー(对不起)と謝り倒していた。どうやら对不起は相当上位の謝罪表現らしく、タクシーの運転手はそんな謝らなくてもいいよ的なことを慌てて言ってくれた。
本当に台湾の人は優しい。今度からちゃんと金は多めに両替して行こう。
呼び出し
台北発ウィーン行は結構人気の路線らしくかなり多くの人がゲートに集まっていた。すると放送がかかりWくんが呼び出されて係員が来て日本語でこちらへ的なことを言われて連れて行かれるWくん。僕は爆笑しながらカメラでその様子を撮っていた。
変な薬でも持ち込もうとしたのかとか笑いながら囲まれる彼を見ながら待つこと10分。どうやら預け入れ手荷物の中にモバイルバッテリーが入っていて没収されたようだ。
四捨五入すれば犯罪者みたいなやつと行く東欧旅行、まだ始まってすらいないのだ。
気を取り直して飛行機に乗ること12時間くらい、早朝ウィーンに到着した。
ウィーン国際空港はとてもコンパクトで移動しやすい空港。自分にとってはヨーロッパ初上陸となるわけだが非常に寒い。
日本は残暑でクソ暑いし台湾も同じくらい暑いがいきなり半袖では耐えられない寒さ。ヨーロッパに来た感じが凄い。当たり前だがアルファベットだらけで白人がいっぱいいる。これからヨーロッパの2週間にも渡る長旅が始まるのだった。
今回のヘビロテ
最近音楽を聞くくらいしか楽しみがないので色々聴いているが今回はボイガルの新曲を紹介したい。
The boys & girlは札幌のバンドである。また札幌のバンドを紹介することになるが札幌は個人的に好きなバンドが多い。
eastern youthとか怒髪天とかThe floorとかこのまえここで挙げたSULLIVAN's FUN CLUBとか最近キてるズーカラデルとかそのズーカラデルのベースが居たグミとかそのグミが解散したあとギタボとギターが組んだみなみとかさよならミオちゃんとかもう解散しちゃったけどOH!!マイキーズとか……
ボイガルは今はメンバーがギタボのワタナベシンゴ1人になってしまった。確かに陽炎って曲を境にすこし音が変わったかな?って感じはしないでもないがそんなこと気にならないのはワタナベシンゴという人間の書く詞と声のまっすぐさ故なのではないか。
アツいんだけど暑苦しい訳じゃない、元気の押し売りじゃないからポジティブになりたいってわけじゃないけど少し気分を変えないとマズいなって思ったときにこの人の作った曲を聞いて気を取り直していた。
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