投資と金融詐欺

第6回　インデックス投資とポンジスキーム

インデックス投資、ポンジ・スキーム。前回に引き続き聞いたことのない単語である。お金の話、特に実際の制度となると学校ではまず教えてくれない。生活や将来にかかわるのだから義務教育で教えてほしい。まあ小中学生には「興味ない」「（今は）関係ない」といわれそうではあるが。

インデックス投資とは

インデックス投資とは、市場の値動きを示す指数（＝インデックス）の値動きに連動をめざす投資手法です。
インデックス投資は、その市場を構成する複数の銘柄に広範な分散投資ができます。

マネックス証券

マネックス証券のHPによるとインデックス投資は分散投資ができ、長期つみたてに向いている投資方法のようだ。投資先の種類も豊富で自由度が高く思える。またHPに載っているメリットから初心者でも手を出しやすい投資といえる。

わかりやすい、コストが低い、手間がかからないの三拍子がそろっているインデックス投資だが当然デメリットもある。元本割れの可能性があることや株価指数以上のリターンは望めないことなどが挙げられる。

どの投資でもメリットデメリットがあるがインデックス投資はメリットが大きく始めやすいと感じる。

ポンジ・スキームとは

ポンジスキーム（入力が面倒なので「・」を以下省略）は金融詐欺の一つである。

ポンジ・スキームとは、アメリカで天才詐欺師といわれた、チャールズ・ポンジがその名の由来です。
「出資を募り、運用益を配当金として支払う」と言って資金を集め、実際の運用はなく、新しい出資者からの出資金を配当金として支払いながら、破綻することを前提にお金を騙し取る手法です。

金融リテラシー協会

ポンジスキームの手口には以下のものが多いとされる。

• 金銭貸借契約で投資を募る

• 年30％以上、月3％以上など、高利回りを提示する

• 数十万からの小額からの投資が可能

• 配当を毎月支払うと約束

• 高額な紹介料

投資に元本保証はないことや現実離れした高利回りを考えるとこれらの話を持ちかけられたら確実にポンジスキーム、詐欺だ。対策としては慎重に投資先、投資方法を検討することが第一に挙げられる。

簡潔に短く要点をまとめた。そのうち情報を追加する予定だ。