見出し画像

誰でも超簡単!今すぐ使える具体的作詞案7選

作詞活動をされている方なら作詞に行き詰まるときって誰しもあることですが、
今回はそんなとき役に立つ作詞方法の具体案について書いていきます!

それでは早速いきましょう!

1.日記風に書く

普段やっているようなnoteやブログ、
または10年日記など普段から文章をデータで記録している人はまるで日記やブログを書くようにやってみてはいかがでしょうか。

実際に日記がモチーフになっている曲があります。
アニメ「マクロスF」のサントラに収録されている「ねこ日記」という曲です。
こちらはランカ・リー役の中島愛さんが歌っている曲ですが、
歌詞としては誰かの日記を主観的にみているような解釈ができる内容となっております。

日記をモチーフにして歌詞を書くとするならば例えば、
日付や時系列で語るような内容にもできますよね。

歌詞の主人公を小学生にしてみると絵日記風の歌詞でかわいい感じのマーチングっぽい曲に使えますし、
「枕草子」のような古文で書く、または現代文に訳した内容をモチーフとすれば和風の曲を作る際に役だったりといろいろな発想ができます。

2.取扱説明書風に書く

西野カナさんの「トリセツ」という曲があります。
こちらは取扱説明書のように女性目線で自分の扱い方を説明しているような内容の歌詞ですよね。

歌詞の随所に取扱説明書の常套句のような言葉が使われています。
これも作詞をする際に伝えたい何かを商品として説明するみたいな内容にしてみても面白いんじゃないでしょうか。

ちなみにあるインディーズバンドで巨○まんだら王国というグループがいまして、ある商品の説明書を読んだだけ(バンド演奏に語りが入っている音源)の曲があるんですが、公序良俗に触れそうな気がするので伏せます(笑)気になる方は調べてください。

何かの商品の説明書を全文引用する内容の歌詞はアレですが、
取扱説明書風に歌詞を作ってみるというのも面白そうな作品ができそうですよね!

3.誰かに宛てるように書く

アンジェラ・アキさんの「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」という曲がありますが、こちらは大切な人に向けて手紙を書くように歌詞が綴られています。

手紙風だと歌詞を書くときに自分にとって大切な人を思い浮かべて今までの思い出話などを添えた上で感謝を伝えるような内容にすることができます。

他にジャニーズグループユニット、テゴマスの「ミソスープ」という曲があります。
こちらは内容的に日記風ともとれますが、母親に対する思いを綴った若干手紙を書くような内容にもなっていてなかなかハイブリッドな歌詞ですね。

上記のように手紙を書くときの常套句を使って歌詞を書くのもいいですね。

4.物語形式で書く

物語形式で書かれた歌詞は山のようにあるので例をあげればキリがありませんが、あいみょんさんの「マリーゴールド」を例にします。

こちらの歌詞はなかなか解釈が難解なトリッキーな内容ですが、
メロ部分とサビ部分で時系列が異なっているようにも見受けられます。

このようにリアルタイムや回想を交えて時系列をバラバラにしたものを組み合わせたり、歌詞が進むにつれて時間も進んでいるよな内容にしたりといろいろ応用がききます。

物語形式の歌詞作成は比較的に難易度が高めですが、
うまく使いこなせれば感動的な歌詞ができることもありますね!

まぁあまり小難しいことは考えずとにかく書いてみるのが吉です。

5.時事ネタを取り込む

時事ネタといえば社会風刺などがあります。

反社会的な思想を持った内容の歌詞だったり、現代の世の中を皮肉ったようなパンク系の曲もありますね。

例えばSex Pistolsの曲であれば歌詞の中に「イギリス」などの具体的な国名、地名、が入っている曲もあります。

実際に存在する固有名詞を使うことで歌詞に現実味が出ますし、
それに対する批判や賞賛などを書けば社会的な歌詞になります。

他にも今流行りのものやトレンド情報、流行語などを使ってみると時世にあった曲ができますし、いつ頃作った歌詞であるかも大体考察できます。

ただデメリットとしては対象のトレンドが廃れると歌詞のうま味もなくなってしまう可能性がありますので、その辺りも加味して歌詞作成をするといいでしょう。

6.自分の感情をぶちまける

とにかく今の自分の気持ちを殴り書きするような感じです!

不安を紙に書いて解決法も一緒に書くなどさまざまな自己啓発本やビジネス本に書かれている手法がありますが、
作詞をするならこういったものを歌詞にするのもありです!

メロ部分で自分の不安な気持ちや悩みを書いてサビで解決する方法やそれを解消する自分の熱い感情を書いてみると案外歌詞っぽくなったりもします。

この方法であればとくに技術はいらないので初心者でも割ととっつきやすいですね。

とにかく自分の中のモヤモヤした感情も含め書き出してみるとストレス発散にもなるんではないでしょうか。

7.単語を羅列する

例えば「僕、空、想像」みたいな感じで単語や熟語を並べるだけで助詞や助動詞、接続詞などは使わないパターンです。

全てこれだとさすがにつかみどころのない内容になりますが、
例えばAメロ、Bメロで単語を並べてサビではちゃんとした文章で構成するなどして工夫しましょう!

それに文章としてつなげないことによって歌詞を読んだ人の解釈が広がることもあります。

実際の歌詞でも単語や熟語のみを効果的に羅列している歌詞も多く見受けられますのでこういった感じの作品もありですね。

8.まとめ

大体思いつく限りの作詞法を書いてみましたがいかがでしょうか。
何かの文章をモチーフにしたり、常套句などを取り入れると結構アイデアの幅は大きく広がるので参考にしていただければ幸いです。

作詞に限らず創作に行き詰まった際は他の作品をみたり、きいたりすると突破口が見つかったりしますので、息抜きがてら例にあげました作品の歌詞や曲をじっくり鑑賞するのもいいですね。

また今回のような具体案を思いついたら書いていきますのでよろしくお願いします!

では今回はここまで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?