楽曲制作は3曲同時に!短期・中期・長期で量と質をこなせ!
今回はDAWなどで曲を作る際の制作期間に関する話です。
大体の人は曲を作る際、特に趣味でやっている方であれば1曲ずつ作っていくのが主流でしょう。
しかし期間を決めずにその1曲をダラダラと作業をやってしまっては、なかなか曲が完成しないなんてこともあるのではないでしょうか。
かといって無理に短期間で攻めてガンガン曲を量産しても、もしかしたらそのやり方ではパフォーマンスを十分に発揮できていない可能性があります。
そこで本記事では楽曲制作は制作期間の異なる楽曲を3曲同時並行で作っていくことで自分にあった制作期間が見極められますよってな内容を書いていきます。
その期間というのは短期・中期・長期の3つに分けるんですが、
それを今から解説していきますので、DTMerの方のご参考となれば幸いです。
それではいきましょう!
1.数撃ちゃ当たる!短期で攻めよ!
まずは短期間で作る曲についてです。
制作期間の目安としては数日~数週間です。
日中の仕事が忙しい方でも1ヶ月以内を目途としていただきたい感じです。
やはり曲を作る速度が遅い、早いに関わらず、
短期間で1曲完成させるとどんなものなのかというのを経験しておくと有利です。
短期間で曲を作ろうと努力することの最大のメリットは無駄を削減する能力が身につくということです。
長い時間をかければクオリティの高い曲が完成するというのは必ずしもそうとは言えません。
前書きでも記述しましたが、
期間を決めずにやるとダラダラやってしまっている可能性が高いです。
なので遅くとも1ヶ月で1曲完成できるという経験は1回はやっておく必要があると言えましょう。
ただしこれも前述しましたが、
無理は良くないので、自分にあっていないと感じたら短期間で曲を作るのはやめておくというのも良い判断ではありますね。
ちなみに短期間で作った曲は楽曲コンペやコンテストなどの期間が限られているイベント事に提出を間に合わせる目的に使えます。
2.程よく納得!中期で理想を!
続いては中期で比較的ゆったりと作る曲についてです。
制作期間の目安としては数ヶ月~半年以内です。
初心者、上級者問わず、大体半年もかければそこそこのクオリティで曲を完成させることは可能でしょう。
ここで重要になるのは自分が納得できるクオリティに仕上がっているか否かを判断してください。
そこそこの期間をかければどれくらいの品質で楽曲が作れているのかを理解することができますよね。
作編曲はもちろん、楽器の音色、歌詞、ミックスやマスタリングにもできる限りこだわってみましょう!
半年かけて作った曲は投稿用にするといいでしょう。
私もいろいろ試しましたが、半年くらいかけてこだわった楽曲は比較的に伸びる傾向にあったので数ヶ月~半年かけて曲を作るというのはクオリティ面で見ると結構オススメの期間ではあります。
3.渾身の力を込めよ!長期でじっくり!
最後は長期でじっくりと煮詰めていく曲についてです。
制作期間の目安としては半年以上~1年前後です。
ここまでくると「さすがに長くないか?」と思われる方もいるでしょうが、
これは本当に大切に作りたい最高の一曲を完成させるのが目的です。
クオリティうんぬんの話もありますが、
長期間でじっくり作る曲に関しては楽曲に対する思いも大事にしてみましょう。
曲構成自体の良し悪しはもちろん、中期で完成させる曲以上にディティールに対して徹底的にこだわりましょう!
長期間で完成させた曲は勝負曲にしましょう。
どうしても通りたい年一で開催されているような大型楽曲コンペや大型のコンテストに応募したり、MVのクオリティにもとことんこだわった状態でYouTubeなどに投稿すればめちゃくちゃ伸びる可能性も考えられるので、基本的に一発逆転を狙うような必殺技的な位置づけを目的とするといいでしょう。
4.まとめ
今回は楽曲制作をするのであれば制作期間の異なる楽曲作品を同時並行で3つ手がけましょう!ってな話をしました。
まとめると
・短期集中で数日~数週間、遅くとも1ヶ月以内で1曲完成させる
・中期で数ヶ月~半年以内で1曲完成させる
・長期間かけて半年以上~1年前後で1曲完成させる
上記を同時並行で楽曲制作を進めることを考えると、
1年後には少なくとも、短期での曲が12曲、中期ので曲が2曲、長期での曲が1曲完成していることになります。
1年で15曲であればアルバム一枚分くらいの達成率になるので悪くはない感じですよね。
短期や中期でもっと早く作れる方は1年で20曲、30曲とこなしてもいいでしょう。
ご自身の生活状況にあわせていろいろ試してみてください。
やはりある程度期間を決めて楽曲制作をするというのは割と重要になってくる話ではありますので、是非とも短期・中期・長期の同時並行で作業を進めてみてはいかがでしょうか。
では今回はこの辺で。
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