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シュッコンカスミソウの鮮度保持

MPSオンラインサロンで開催しました「市村先生の日持ち講習会(2021年6月18日)の内容を公開しています。日々の業務にお役立てください

シュッコンカスミソウの鮮度保持のポイント

■エチレンに対する感受性は高い
■糖質処理により開花促進

シュッコンカスミソウの日持ちを伸ばすために(誰が何をすべきか)

■STSあるいは専用前処理剤の前処理により日持ち延長(生産者)
■湿式輸送により日持ち短縮が回避(生産者)
■後処理により日持ち延長(小売、消費者)

配付資料

日持ち講習会資料 テーマ:リンドウ、シュッコンカスミソウ、スターチス
(MPSオンラインサロン[2021年6月18日] 市村先生の日持ち講座)

【用語説明】
●品質保持剤=切り花の品質を保持するために使用される薬剤の総称。
●前処理剤=生産者が収穫後にすぐに処理する薬剤。切り口から吸水させて処理する方法が一般的であるが、切り花に散布あるいは浸漬する方法も。
(前処理剤の例)
 ・エチレンの作用を阻害するチオ硫酸銀錯体(STS)剤
 ・植物ホルモン剤(BA=ベンジルアデニン)剤
 ・その他(抗菌剤、界面活性剤、糖)
●後処理剤=消費者が用いるフラワーフードと呼ばれる切り花栄養剤。糖と抗菌剤が主成分。本文では糖質と抗菌剤から構成される溶液をGLAと表記。

(講演者のご紹介)
福花園種苗株式会社 市村一雄 氏(元 農研機構 花き研究所長)

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