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無理して笑わなくて、いいんだよ

小さな頃の私は
無愛想で人見知りだった


いつもお姉ちゃんの影に隠れてた


親戚の集まりに行くと
社交的なお姉ちゃんに話の中心がいく

私に話題を振られても
素っ気無いのか
盛り上がらない、、。

だからお姉ちゃんの影に隠れてる方が楽

そう思ってた

ある日、
お姉ちゃんが
親戚の集まりに
行けなくなった日があった


え、、
やばい、、
行ってはみたもの
地獄だった、、、、。

私に話題が振られても
面白くも返せないし
会話も途切れちゃう

キャッチボールも出来ないし
お姉ちゃんみたいに
みんな楽しそうじゃない

みんなの困ったような顔見るの
辛かったなぁ〜


あぁ辛かったぁ〜〜〜
辛かったぁぁぁぁぁ〜

私がお姉ちゃんだったら良かったのにね
私でごめんなさい 
私だけしかいなくてごめんなさい
私なんかでごめんなさい
みんなお姉ちゃんのが
来て欲しかっただろうなぁ
私なんかが来てごめんなさい

私は変なんだ
あの子なんか変だよって
思われてる気がして


この日から 
私は
そんな私に大きな✖️をつけた


無愛想で人見知りで
会話のキャッチボールの出来ない自分

話しかけづらい自分

ちょっと変わった子の自分


そんな自分じゃいけないんだ、と
信じて
少しずつ少しずつ
鎧を身につけていった

無理してでも
人にあったら笑顔でいるように

無理してでも
会話のキャッチボールが続くように 
神経を尖らせる

無理してでも
話しかけづらい人と思われないように
自分からも挨拶をする

無理して無理して

普通の人を装った


何の問題もない
会話も出来る
愛想のいい
普通の人

そうでないと 
皆んなにガッカリされてしまう


そうでないと
相手にも迷惑かけてしまう

そして何よりも
私がそんな私を見たくなかった

私がもともとの中身の私に
大きな✖️をつけて
否定して
責めて
もうこんな私見たくないっ!って
必死に押さえつけて

表面上では
普通を装って

何の心の傷もない普通の人
「私は普通ですよー」
「どこにでもいる普通の人ですよー」
って、フリしてた


でも、
本当は普通じゃない
ただの鎧だから、
「本物の普通の人」に近づくのが怖かった

いつこの人変ってバレるかな
ちゃんと無難なキャッチボールの会話に
なってるかな


ビクビクしてた


本当の私がバレたら
ガッカリされる、嫌われる

変な子
喋りづらい人って
バレるのが怖かった

でもさ、、、
それってホント??

そもそもお姉ちゃんはお喋りで
私は物静かで
それだけの話


私だって
今もし親戚の立場なら
たくさん話してくれる方に話しかけるよ


それって好きとか
嫌いとかじゃなく
ただの自然な流れ、、


あの子は
あまり話したくないのかなぁって
思っただけで


別に嫌い、とまで言われてないよね

実際、親戚たちも
みんな優しかったよね

それより何より

あの頃の
静かで人見知りで
話しても喋りづらくて
無愛想な私を

私が一番嫌ってた、、、。


☆あの時
私は本当はなんて言って欲しかった?


そんなあなたのままでもいいよ

無理して笑わなくてもいいよ

そのままそこに居てくれるだけでいいよ


そう言われたかったんだろうなぁ〜

私が一番
そんな私を嫌ってたから、
さも
「私は普通ですよー」って顔をしたくて
わざわざ普通の人達の中に
溶け込む自分でいようとしてた

逆に溶け込めないと
そんな事もできない
変で喋りづらい
もともとの自分を
見るのが痛すぎて
無理して
わざわざ飛び込んでいたんだろうなぁ〜

もう自分が自分を許してあげよう〜〜!



変で喋りづらくて
上手く会話も盛り上げれなくて
愛想のない私でもいいよって

今から抱きしめてあげよう!


ずっとずっとずっと嫌っててごめんね
ずっとずっとずっと無視しててごめんね


ずっとずっとずっと
放っておいて
違う鎧を身に付けて
私は普通なんでってフリさせてごめんね


たくさん無理して疲れたよね


変な私でもいいよ

だって変だもんw

もともと変だもんw


でも、そんな変な私を
好きになってくれる友達も
たくさんいたよね


そんな変な私だから
私も同じだよって言ってくれる
仲間もいたよね


周りの空気とか
人の顔色とか
ずーっと伺わせて
ごめんね


もう大丈夫だよ

物静かで人見知りで
無愛想で喋りづらい


そんなあなたを私が今から許すからね


そんな私も私の大切な一部だよ


よく頑張って生きてきたね


これからはもっと肩の力を抜いて
自分らしく
生きていこうね♡


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