偶然性

【つい最近、ふと思ったこと とか いいなと思ったこと とか】

〇ラジオ番組『ACTION!』を聞いて、武田砂鉄さんのことを知ってから、めちゃくちゃ気になる。言ってることとか、心に来るな、というものが多い。

武田砂鉄が語る不遇の時代 モテる奴らに負けないための悪巧み」より

—雑誌だとペラペラめくっているうちに、気になる記事が出てきますもんね。

武田:ラジオは、たまたま耳にする人も多くいますね。車の運転中にラジオをザッピングしていて、いま信号が青だから、とりあえずつけたものを聞いている人も、必ず何人かはいるわけだから。そういう出会いかたって、ものすごい贅沢だなって思うんです。

偶然、青信号が続いてお気に入りの番組に選局できなかったから、自分の話に3分間付き合ってくれた。そういう瞬間が生まれるかもしれないと考えると、すごく面白いメディアだなって思えるんです。

――〈 https://www.cinra.net/interview/201903-takedasatetsu 〉

この偶然性、すごいよく分かる。ふと耳にした言葉とか、ふと目にしたものとか、印象に残る。

ACTION!を聞いて、偶然武田砂鉄を知ったわけだし、能町みね子さんとのトークで、彼女のエッセイにたどり着いた。


〇そしてこの偶然性っていうのは、「雑談の中に本質がある」と言った星野源と近いものを感じた。

この間のA-studioで、飾らない人間というように紹介されていて、たしかそういうところも自分は似せようとしていたのかな?とも思った。

というか、小・中・高いずれも目指したいキャラがあったから既に飾りまくっていて、浪人を経て飾ることに疲れたたんだった。

今でも、かつて目指したキャラが素になって、出てくるときはある。それは飾っているというよりは、本当に自分としてするっと出てくるんだよね

で、今の自分が一番好きだ。飾らない。飾ることが疲れることを知っている

と、改めて星野源の言葉を聞いて思った。


〇星野源のANN ディレクター石井さんの箱番組内

・佐久間さん「テレビとラジオの違いは尺。テレビは尺が決まっていて、それに合わせておもしろいところだけ切り取るから、前後関係も分からなくて語弊を生むことがある。その分ラジオは、特に尺がないから前後全て話すことができる。」「テレビで面白いことを言ったやつは人気者になるけど、ラジオで面白いことを言ったやつは好きになる

・石井さん「テレビはスポンサーに向けてとか番組作りをするけど、ラジオはリスナーに向けて番組を作っている。そこは違う」


〇石井玄(ひかる)ディレクターの記事

・オリコンニュース「好調『ANN』番組同士の積極交流で新規開拓 狙いは「完全にradikoリスナー」https://www.oricon.co.jp/news/2159152/

・オリコンニュース「ラジオファンを熱くさせた『ANN』統括Dのツイートの真意 発端は“ラジオ業界”への怒り」https://www.oricon.co.jp/news/2159154/full/

これ読むと、制作陣がこんなに頑張って、心を込めて番組を作っているんだから、営業で支えたいなと思う。苦しい場面だからこそ、自ら新しいことに挑戦して営業しまくりてえ