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ブドウの散水のために雨水を貯める方法を考えました!

我が家には井戸がないため、ブドウへ散水するために雨水タンクを使っています。昨年は雨水タンク(1000リットル)1つでしたが、今年は潅水量が増えることもあり、同様の雨水タンクをもう1つ増設しました。タンクが満水になってもオーバーフローするように配管しました。
雨水タンクの色は黒色です。その理由は直射日光がタンクに当たってもタンク内に藻が発生しないためです。ホームセンター等でオレンジ色のタンクを売っていますが、その色では藻が大量発生するようです。この知恵は岡山県のブドウ商材を販売する会社の社長さんに教えてもらいました。

右の雨水タンク(スイコー1000・黒)を増設

雨水は、樋に「丸一オリジナル集水器」を取り付け、ビニールホースで引き込んでいます。

丸一オリジナル集水器を設置
約8mのビニールホースで引き込み


今年新設の雨水タンクは2つの樋から引き込みしています。

屋根から雨を集水すると、どうしても屋根のチリ埃がタンク内に入ってしまいます。そこで私はホームセンターの熱帯魚売り場で観賞魚水槽用のろ過マット(350円程度)を購入し、それを引き込みホース先に設置しました。これをすることで、ほとんどのチリ等を除去できます。雨が降った後、そのマットを定期的に洗浄すれば、常にきれいな水を確保できています。

ろ過マットで雨水のチリ等を除去
観賞魚用ろ過マット(ホームセンターにて購入)

潅水システムは、細いホースでウッドペッカーという散水器具まで水を運ぶため、微小なゴミ等が水に混じることを避けなければなりません。水を送り出すポンプの先にゴミを除去するフィルターも設置してありますが、すぐに目詰まりを起こしてしまいます。ですので集水時にできるだけきれいな水にするために考案した方法です。簡単な方法ですが、十分にきれいな集水ができます。

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