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ブドウ品種によって催芽・発芽・新梢の成長具合が違う!

  • 2022年4月28日 最高気温24℃(岐阜県東農地方)

  • 1日の潅水量 10リットル/樹

  • 品種:シャインマスカット・ナガノパープル・クインニーナ

タイトル画像は、早朝ブドウの葉先から水滴が浸み出し、宝石のように輝いています。発芽の時期にしか見られない貴重な光景です。

催芽 → 発芽 → 新梢まで。たった16日間で3種類のブドウたちがとても成長しました。一番成長したのはナガノパープルです。その様子は主枝も茶色で節はゴツイ感じがあり、人間でいうと体育会系でバリバリ成長しています。新梢は長いもので25㎝くらいになり、花芽も大きくなっています。

ナガノパープル発芽後20日前後・2022年4月28日撮影

シャインマスカットは、少しずつ発芽し新梢も伸びています。こちらは人間でいうとスマートで気品な感じがします。主枝も薄茶色で節も滑らかです。花芽は少しずつ大きくなっているようです。

シャインマスカット発芽後15日前後・2022年4月28日撮影

クインニーナの成長が一番遅いようです。先端の強い芽はグングン伸びていますが、主枝の分岐部から真ん中あたりは、今やっと催芽から発芽に至る状況です。他の2つと比べても主枝はとても細いにもかかわらず、太い新梢が出始めています。人間でいうと、きゃしゃな体系なのに芯はガッチリしたタイプのようです。

クインニーナ発芽し始め・2022年4月28日撮影

ブドウの種類は違っても発芽の時期は同じだろうと思っていたら、まったく違いますね。潅水システムは1個のタイマーで管理しているので、成長の早いナガノパープルに合わせて水量を増やしています。

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