見出し画像

部屋とYシャツとスカイラインGT-R

突然ですが日本を代表するスポーツカーは?と聞かれたら貴方はどの車を想像しますか?
車に興味ない人からすれば日本にスポーツカーなんかあんの?って話でしょうが結構あるんですよコレが
たとえば
NISSANのフェアレディZであったりMAZDAのRX-7だったりと、、、フェラーリやらポルシェにも負けず劣らずカッコよくて速い車が揃ってるんですね
んでこっからはワシの願望込みの話ですが、最初の問、『日本を代表するスポーツカー』というアンケートを日本国民全員にしたらおそらく1番票を集めるのはコイツなのではないかと思ってます。今回のnoteのタイトルにもなってますね


一度はその名を聞いたことがあるでしょう、、そう、、

スカイラインGT-R

GT-Rだけでも通じると思いますし、少しでも通っぽくみせたいなら『R』なんて略すといいかもしれません
なんだよ、、、車の話かよ。興味ねぇわ、、、 と思ったそこの貴方!車の話のようで車の話じゃないからもう少し我慢して読んでくれたら嬉しいですハイ、、、
そもそもワシも車にはほとんど興味ねーし、ワシの愛車はスポーツカーどころか10年落ちの軽自動車なんだよ!こっから他に波及してどんどん面白くなるんだよ!我慢して最後まで読めよハゲが!!

スカイラインGT-Rのウンチクから書いていくぞ

コチラが初代スカイラインGT-R
通称『ハコスカ』と呼ばれるヤツですね
写真で察すると思いますが発売されたのはすんげー昔です。でもすんげー速かったらしいっす。ともかくGT-R伝説はこっからはじまったワケね
でもさすがに馴染みないというか街で走ってるところなんか見た事ないでしょ?
現在でも公道を走っている。もしくは、ものすごく乱暴な言い方だが、狭義の意味としてのスカイラインGT-Rは実は以下の3台だけだったりします

1台目
スカイラインGT-R(BNR32型) 通称サンニィ

おそらくもっとも有名でもっとも人気のあったGT-R。グループAという規格のレース大会で勝つことだけを至上命題として開発設計されたNISSANの意地とテクノロジーの塊。乗り心地とか居住性とか一切無視!市販化するけどそれはオマケだ!別に民間には売れなくてもいいんだよ!とにかくグループAのレースで勝てりゃいい!!とマーケットを無視して販売された1品。結果的に結構売れちゃったんですが、まさしく羊の皮をかぶった狼。今でもたまに走ってるの見ます。ちなみにワシも乗せてもらったことがあるけど後席は地獄、とにかく狭い!エアコンもしょぼいし、エンジン音は直接車内に飛び込んできてうるせーし、路面からの衝撃や突き上げはダイレクトに座席に響くわで、少なくとも長距離ドライブには向かない
ただマフラーすら替えてない、要は完全にドノーマルの状態で既にめちゃんこ速い


2台目
スカイラインGT-R(BCNR33型) 通称サンサン

おそらく1番人気がなかったヤツ。ボディサイズがデカくなって全長、全幅がどちらもアップ。要は5ナンバーから3ナンバーに、そして全体的に丸っこくなりました。先代に有った野性味は薄れましたが高級感は大幅アップ。コイツにも乗せてもらったことがありますがコチラは結構乗り心地良い!車内も静かだしエアコンもちゃんとしてた。そのくせベラボーに速い。リミッターカットさえしちゃえば先代より良くなった空力性能とあいまって、あっさりと時速250㌔overの世界へと誘ってくれます
ほんの少しだけ広くなった後席に押し込まれて長距離ドライブに連れてってもらったんだがあんまり疲れなかった。ワシが1番好きなGTーRでもあります。好きな理由は後述


3台目
スカイラインGT-R(BNR34型) 通称サンヨン

歴代最強と名高い5代目スカイラインGT-R。映画『ワイルド・スピード』に登場した事でも有名。それゆえ海外でも知名度、人気ともにあります。そして最後のスカイラインGT-Rとして、今なお人気の車です。先代より少しだけボディを小さくし、ボディ剛性を高め、ブレーキやトランスミッションには社外の高級品を奢った1台、内装も手間暇かけてハイクオリティ。当然、鬼のように速い!お値段も一気に跳ね上がりました。個人的は思い入れナシ

ちなみに下の画像は現行型のGT-Rとなります。歴代GT-Rの面影一切ナッシングですね
完全に別の車みたいになってます、、、、

ん?上の画像の34型が最後って書いてねぇか?って思ったでしょ?現行型のGT-Rはスカイラインの冠名が外されちゃってて『スカイラインGT-R』ではないんですね

『NISSAN GT-R』です。細かいけど豆知識として覚えときましょう

ちなみにワシが車に興味を持ち、GT-Rという車を知ったのはこの漫画がきっかけでした

平成の世に走り屋ドリフトコゾーを大量生産させてしまった伝説の漫画『頭文字D』
個性的なキャラといろんな車が出てきます。当然のようにスカイラインGT-Rも登場しますが、だいたい悪役的な扱いで、中でも特にワシが1番好きといっていたR33に関してはボロックソに書かれてます、、、、

ブタのエサ……

日産の失敗作……

まぁ言いたい放題ですね、、、、
事情を知らない人は『しげの秀一は33型GT-Rに親でも轢き殺されたのか?』と思うかもしれません

実はR33GT-Rの評価が低いのはこの人だけではないんですね。紹介欄でも書きましたが、世間の評価も総じて低かった。アマチュアもプロも専門家にも発売当初から酷評されてこき下ろされまくりの不遇の1台なのです、、、、

酷評されまくった主な理由は先代よりデカく、重くなってスポティーさに欠けるだとか、車との一体感が無くなったとか、ホイールベースが長くなって曲がらなくなったとかとにかくよくわかわらん理由



端的に言うとデブになったからダメ!とのこと、、、、

果たしてほんとうにダメなん?

ここでもう1回比較用にR-32とR-33GT-Rの写真をどうぞ
上が32、下が33

R33をメーカー発表の数値だけを見て歴代Rと比較すると確かに全長、全幅、車重、ホイールベースなどすべての数値が1番大きいんですね

ただパッと見だと走行性能に弊害がでるような差があるようにはとてもおもえない。もちろんワシは素人だからプロや専門家にしてみれば僅かな差が致命傷なのかもしれませんが、、、、

ただ素人目からしてもスポーツカーは小さくて軽い方がいいんじゃないのか?みたいな気がするのも確か

実はメーカー側にも開発途中で『これボロクソに言われるかもな…』みたいな懸念はあったそうなんですね

では何故NISSANはそれを承知でデブ化したGT-Rを世に送り出したのか?

33Rがデブ化した主な理由は実はシャーシにあります
シャーシ、つまり車の土台

居住性とコスト、GT-Rではないただのスカイラインのために専用シャーシを与えられなかった唯一のGT-RがR33なんです。R32とR34はちゃんと専用のシャーシを与えられています。R33だけシャーシを他車とシェアという悲しみ、、、、

ちなみに大型セダン、『ローレル』なんかとも共有してたりします

『GT-Rの名を騙ったローレルだ!』なんて批判の声もあったそうですね

なんでメーカー、いや、日本を代表するようなスポーツカーに専用のシャーシを与えなかったのか?車に興味ない人でも土台、つまりシャーシは大事でしょ?という疑問が残りますよね?答えは単純明快だったりします


当時のNISSANにそんなカネと余裕がなかったから


つまり、もっとも苦しい制約の中で爆誕したGT-R……


大型セダンと共有したシャーシ、苦しい懐事情、多すぎる制約、、、、
当時の開発陣、現場の苦悩、努力、、、、

苦労して産み出した割には見合わない評価、、、、


それでもワシはR33GT-Rが好きなんだなぁ

逆張りクソ野郎?どうぞどうぞ好きにいってください

ワシの中でR33は紛れもない日本を代表するGT-Rなんだよ

苦しすぎる懐事情と多すぎる制約の中でも出したみせたNISSANを賞賛したい
妥協した?バカヤロウ!精一杯で手抜きなんかねぇよ
だってR33は速いんだもん。事実としてサーキットでのタイムは先代R32より20秒以上速いんだよ
外野からボロクソに言われようとも結果をみせつけた
それがR33型GT-R
ワシの中でそれは揺らがない

このことに限ったことじゃないだろう

誰もが多すぎる制約の中で日々を消化してる

まっ、ワシはニートだが( ´∀`)フハハ

誰もがやりたい仕事につけるわけじゃないし、家が貧乏でも仕方ねぇよ、受け入れろ!

ブサイクで恋人できない?整形するか中身を磨け!

毎日忙しくて趣味に時間を費やせない?ドアホゥ!時間は作るんだよォ!!

ある程度の運命は受け入れなきゃいけねぇんだ!

その中で結果を出すしかない

そしてアンチを黙らせろ!

自分の思い通りに人生は描けない

まず現実を直視する

人生はいつもそこからなんだ!

おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?