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SJ感想文 vol.3 U

6/11のSuperJunior新曲リリースが待ちきれなくてそわそわしているKPOP初心者こといのりです。

キュヒョンさん出演のぶらり途中下車の旅を、自分の家のTVでも見られるはずと根拠なく信じていましたが、普通に放送圏外でした。私の住んでるとこって関東じゃないんだ…。関東とは似て非なる何かだそうです。TVerとか色んな手段を使ってどうにか見ようと思います。

Twitterのオススメ機能でSJ一色になった私のTLには、釜山で開催された音楽フェスの画像が山ほど流れてきました。いつ見てもD&E顔が良い。Youtube番組でゲストだった後輩アイドルと手を繋ぐドンヘさんとか、知ってるお兄さんで見たことがあるベテラン歌手の方にハグするウニョクさんとか、良いものを見ました。

ところで、SuperJuniorの色んな感想を書くにあたって悩むのがメンバーの呼び方です。アニメキャラなら呼び捨てにもあまり抵抗がないのですが(跡部様にはかならず様を付けましょう)、やはり生きてる相手への呼び捨ては躊躇します。

とは言え、少し親しみを込めて呼びたい気持ちもあり、さりとて、「〇〇オッパ」と呼ぶのは気恥ずかしい。気持ち的には「〇〇のアニキ」というニュアンスで「〇〇ヒョン」と呼びたいくらいだけど、本来の韓国語の用法からは外れている気がする…ということで、しばらく「〇〇氏」とかで行こうと思います。みなさんは推しを呼ぶ時どんな感じで呼んでいるんでしょうか、気になります。

さて、SJ感想文マラソンも3回目。どうにか三日坊主は免れそうです。今回鑑賞するのは、2005年にリリースされたシングル曲「U」のMVです。



謎空間にたたずむ女性、サブリミナル的に流れるメンバーの爽やかフェイス。導入からして2000年代初頭だ〜!と若干懐かしさを覚える。

今にもロックソーラン節を踊り出しそうな体勢から、ギターの音に合わせて体を起こすメンバー達。おそらくグリーンバックで撮っているので輪郭がわやわやしている。

御曹司シウォン氏のドアップからハン様ソロにバトンタッチ。険しい顔で佇むメンバーにごくせん味を感じる。ハン様の美貌に若干表情が緩む美少女。その気持ちはわかる。

わー!!ポニーテール超美麗キム・ヒチョルだ!!!

絶対平成前期の特撮に悪役かライバル役で出てたって。タロットカードで攻撃してきたシーン見たことあるもの(存在しない記憶)。

眉毛が勇ましく、高音が美しいリョウク少年からのパスを受けて、サビへ。やっぱり、13人いるとダンスの群舞が映えるわね……。13人?

ここでやっとキュヒョン少年が加わっていることに気がつく。10人超えると正確な人数がわからなくなるので、12人も13人も一緒に見えてくる。

歌が上手いジャイアンことカンイン氏の高音の抜け感が素晴らしい。

〜ここから2番〜


夜道に横いっぱいに広がって闊歩するメンバーたち。佇まいがあまりに輩。1番のアイドル衣装もなかなかダサ…ではなく、時代を感じるとは思っていたけれど、2番冒頭の服装はそれを遥かに凌駕する。

まず、花柄シャツと迷彩ボトムスの柄×柄ファッションを華麗に着こなすヒチョル氏。彼の華やかな顔面そのものも柄のようなものなので、実質柄×柄×柄である。ほとばしる美が目にうるさい。

次に、腰にチェーン、トップスにドクロ、なんかよくわからない腕章にドクロのキュヒョン少年。現在の姿に比べてかなり細いので、服装も相まってジャックナイフって感じがする。イケメンに分類されるべき顔立ちだと思うけど、何でか知らんがこのMVだと大層人相が悪い。

やった〜イェソン兄さんのソロカットよ!!兄さんのハスキーボイスは本当に唯一無二だと思う。

ここのドンへ少年のソロは、音形もめっちゃかっこいいし、平成前期のロックサウンドがドンへ少年のエレキギターみたいな響きの声によく合っていると思う。ドンへさん、もっとロック歌って。

始まりました2番サビ。今お兄さん達がやったら膝をいわしそうな高度のジャンプ。そして挟まる節目がちなウニョク少年のカット。…そういえば冒頭以降あんまり抜かれてなかったね?久しぶり。

ドンへ少年口でっかいな…。せつなげな表情がよく似合う。このパートの「カボリジマ」の音形もめっちゃ好き。ドンへさんはこういう音程を上下させて伸ばすのがとてもカッコよくて決まる印象がある。常にビブラートかかり気味だからかもしれない。

ウニョク少年のラップソロ!最近の曲と聴き比べると舌足らずな感じもするけれど、ヒプマイの日本語ラップですらおぼつかない私にはラッパー全員が天才に見える。顔を見ると、パーツは現在とまったく同じなので、ヘアスタイルやメイクだけで今の綺麗なお兄さんに変貌を遂げたのか…と謎に感心してしまう。

キボム少年にバトンタッチ。ウニョク少年に比べて低めの声なのでギャップがよい。歯白いね?というかとても日焼けしてるからそう見えるのか。さすが第二世代のBoy Next Door(私しかそう呼んでいない)。活発なスポーツ少年像の演出に余念がない。

Tシャツに刻まれた謎のアフロ男性と首回りの謎スタッズに目を瞑れば完璧なリョウク少年のブリッジから、ラスサビへ。何この謎の移動演出。

ロック系の曲調でありながら、歌い上げポイントが随所にあって、Uはとても聴きやすい曲だと思う。どちらかと言うと歌謡曲って感じで、80〜90年代の邦楽大好きマンには刺さる。カラオケで歌ったら絶対楽しい。

イェソン兄さんのフェイク大好きだな〜と思って聴きつつ気づく。シンドンさんがまたおらんかった…。もちろん全体のダンスにいるのは見えるんだけど、ソロカット無かったのでは??

SMの方針なのか、なんなのか、いっそ潔いまでに特定のメンバーしか映さないカメラ割り・歌割りが逆に癖になってきた。もちろん平等に映って欲しいけど、シンドンさんのソロカットが映ったら即終了のチキンレース企画が成り立ちそうな勢い。負けるなシンドン少年…。君が唯一無二のコメディ系ダンサーとしてSMに名を轟かせる未来を私は知っている。頑張れシンドン少年…。

これは、アイドル史に名を刻んだ彼らを眺めるかのような最後の美少女のカット。MVの中でも随一美しい構図だと感じたのでおまけで載せておきます。Uで13人全員が揃い、本格的にグループ活動が始動したSuperJunior。このMVはまさに、物語の始まりを予感させるような構成でかっこいい。この時点では荒削りなパフォーマンスも、20年近い時を経て洗練されたものになっていくと思うと、感慨深いものがある。

今回のnoteで、2005年頃のMVは一通り見返すことができたので、次回はいよいよSuperJuniorの記念碑的一作、Sorry,Sorryを鑑賞しようと思います。余力があったら、MVだけじゃなくて各種音楽番組のパフォーマンス比較して楽しむやつもやりたいな…。

それでは、また次のnoteで。皆様も良き推し活ライフをお過ごしください。

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