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SJ感想文vol.11 Super Girl

こんばんは、D&Eの番組に電話出演していたTripleSのコトネさんという方がどんな人か検索していたら、Girls Never Dieに心を撃ち抜かれたKPOP初心者こと、いのりです。

多人数の群舞であっても、センターとその他大勢にはせず、各メンバーに見せ場があるのが素敵ですよね…。

さて、今回はSuperJunior本体から少し寄り道をして、中国語圏をターゲットにした派生グループSuperJuniorMの曲、Super Girlを鑑賞していきたいと思います。

SuperJuniorMはハン様を筆頭に選抜されたSJ本体のメンバーと、SuperJuniorMのみ参加のヘンリーさん、チョウミさんで構成されています。ヘンリーさんといえば、Don't Donの間奏で、謎のヴァイオリニストとして参戦していましたね。

感想のメインはKorean verですが、Chinese verのサムネイルのドンヘさんの表情がとても好きなので、両方リンクを貼っておきます。

冒頭から、スーツでビシッと決めたメンバーの姿に目を奪われる。重低音とダンスの音ハメも気持ちがいい。


この曲の特筆すべきは、PVと歌詞のストーリーに大いに乖離があるところ。歌詞は「あんな奴とは別れてしまえ、君の魅力を理解できない馬鹿な男なんて…」という横恋慕を謳っていますが、PVではちょっと冴えない眼鏡姿のハン様が面白おかしく描かれています。

歌い出しはシウォン青年から。やはりシウォン氏がセンターにいると雰囲気が引き締まる感じがしますね。スーツ姿のソロショットと群舞シーンで髪型が若干違いますが、群舞シーンでは馬氏の貴重な前髪をおろした姿を観測できます。

続いてキュヒョン青年のパート。キュヒョン青年の低めの「サラン」が良すぎて先に進めません。

そして、リョウク青年とヘンリー青年の掛け合いは歌詞がリズミカルで楽しいのですが、言ってること自体は「別れてしまえ、あんな奴とは」「忘れてしまえ」なので、結構厳しいことを言っています。

ところで、スーツシーンではドンヘ青年が、ラフスタイルのシーンではヘンリー青年がサングラスを掛けています。KPOPアイドルってMVでも割と躊躇なくアーティストの顔を隠す気がします。なかなかメンバーの顔と名前が一致しないのはこれも原因なのでは…。

ストーリーパートでは、ちょっとギークっぽいノリのハン様が自分なりにホームパーティをエンジョイしています。カメラにポーズするDJドンヘがちゃらくて良い。83lineのヒョンたちがよくディスコやクラブに繰り出していたというエピソードはよく聞きますが、ドンヘ青年にもそんな青春があったのでしょうか。

ここからサビに。ステップの足捌きや、全員の動きを合わせるのはきっと大変なはず…。しかしながら、自分がダンスに疎すぎて、動きに合わせて「ケンケンパッ」の字幕が見えてきます。この振り付けにはちょっと中毒性がある。

たまに抜かれるチョウミさんの顔面が美しすぎる。チョウミさんは当時「オンニ」と呼ばれていたそうですが、元ネタとなるエピソードが気になるところ。がっしりとした体格と中性的なお顔立ちがアンビバレントな魅力を醸し出しています。

〜ここから2番〜

ウワー!!ドンヘ青年の顔がいい!!!
メンバーのどなたかも、ドンへさんの瞳を「いつも切なげだ」と評していました。眉間の皺、下がり眉、少し潤んだ瞳が合わさって、非常に切ない表情に見えます。

「彼はスーパーマンじゃない。mama boy(日本語で言えばマザコン)に決まってる」という歌詞も、この切なげな表情で歌うことによって、単なる悪口ではなく、そんな気に入らない奴に夢中で振り向いてもらえないという葛藤に満ちた言葉に聞こえます。

チョウミ青年、手つきまでも美しい…。見える、チョウミ青年が2枚目の当て馬役で、ヒロインに「男なんてみんな狼だよ」と言いながら失恋の痛みに苦しむタイプの少女漫画が見える…。

かっこよく進行するダンスシーンと並行して、ハン様の面白珍道中も物語が進んでいきます。金髪美女に見惚れるハン様。よく見ると、ブリッジ部分がテープで補強されています。唐突にハン様めちゃくちゃドジ説と、ハン様いじめられっ子説が浮上してきましたが、いじめられるハン様は解釈違いなので、たぶん落としたり踏んだりして折ったのでしょう。

ここから2番サビ。先ほどまであまり気にしていなかったけれど、シウォン青年は片手だけ指抜きグローブをしているようです。謎スタイリングに説得感を持たせる顔面の強さが誇らしい。

ウワー!!ドンヘ青年の顔がいい!!!(Part2)
ジェスチャー自体は「てめえイカれてんのか」という物騒極まりないそれですが、ドンヘ青年のおどけた表情ですべてが許されます。これは無罪。

Korean verのサビの「ナムジャドゥリパボヤ」の言葉のリズムのハメ方が好きすぎて、普段聴いている時も何度か巻き戻して聴いてしまいます。

さて、ストーリーパートに視線を戻すと、金髪美女につれなくされたハン様が、憤懣やる方ないという表情でパーティー会場の外へ。

……そして、変★身!!!



クールにレザージャケットで決めた姿で、パーティー会場に乗り込み、一同仲良くダンス。やればできる男、ハン様。ストーリーパートの起承転結はしっかりと作り込まれていますが、清々しいほどに歌詞にかすっていないところが一周回って素敵です。

ラストのキュヒョン青年とリョウク青年の「僕を信じて任せて、見ていて」というフレーズも力強く、聴いていて爽快な気持ちになる高音でお気に入りのパートです。

最後はスーツ姿でカッコよく振り向き、閉幕。

Super Girlは2009年の楽曲で、この曲がリリースされてからおよそ15年が経つことになります。Super GirlのMVを見ていると、この15年で、KPOPアイドルのダンスの流行も大きく変わったのだなぁと感じます。一方でシンプルな振り付けを映えさせるSuperJuniorお兄さんたちの技量も素晴らしい。

あと、ドンヘさんは15年経っても顔が変わりませんね。石仮面被った??先日のリョウクさんのトーク番組にゲスト出演した時、「老けないからヘアスタイルの違いくらいしか差がない」みたいなことを言われていました。各パフォーマンスのドンヘさんのバストショットを並べて、いつのカムバックの時か当てるカルタとかできそう。おそらく、あだち充作品の男性主人公名前当てクイズと同じくらい難しいはずです。

さて、感想はこのくらいにして、私はハングルの書き取り練習に戻ろうと思います。皆様も良き推し活ライフをお過ごしください。

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