見出し画像

こんな出来事が起こっていた。

こんばんは。皆さん今日もお疲れ様です。

本日は少し介護業界での悲しい事件を見つけたので、紹介していきたいと思います。

 名古屋市西区の無職加藤芳子さん(78)が死亡し、殺人未遂の疑いで愛知県岩倉市の介護職員前田矩孝容疑者(36)が逮捕された事件で、前田容疑者が「重い病気がかわいそうで、楽にしてあげるために殺した」との趣旨の供述をしていることが17日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、加藤さんは重い病気のため寝たきりの状態で、複数の職員が交代で介護。前田容疑者は週2回ほど、加藤さんを担当していた。西署が動機を慎重に調べている。西署は17日、殺人未遂容疑で前田容疑者を送検した。

 この記事、自身の知り合いから教えて貰いましたが、本当にやり切れない出来事です。自身の記事で何度も紹介していますが、介護とは本当に難しい物です。そして自身が思うに、本当に優しい人ほど向いてない職業だと思えるのです。思いやれることはいい事ですが、思い入れが強くなりすぎるとこのような事件に発展してしまうと思うからです。そして逆に優しく無い人もこの職業に向いているとは思えません。この職業に向いているのは絶対に揺らがない自身の価値観を持って中立を保ち、感情に流されない人。まぁ、そんな人がいたらロボットですよね。ですのでこれはもうどうしようもない事。

 そして優しいが故にどうしても他人の事を自身と重ね合わせてしまう。そして優しいくて思いやりが強すぎるあまり、悲惨な結果につながりかねない。その事を本当にこの出来事は教えてくれていると思います。

 新型コロナウイルスの出来事ばかりが優先される現状ですが、こんな悲しい出来事が起こっていた事を心の隅にでも置いて貰えると幸いです。

 しかしこの出来事が起こるまで事業主は気がつかなかったのか、などと思う人もいますが多分誰も気が付かないと思います。ここまで思い詰めている人は多分誰にも話はしないし、誰かに気づかれるほど表にも出さないからです。結局は誰が悪いのでもなく、満足に支援出来ない現状がこのような事を生む原因でもあるし、この原因を無くすことは限りなく難しく、そして時間が必要だと思えます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?