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介護業界の実態その13。介護職の正社員=奴隷の構図。

 こんばんは。今日もお疲れ様です。
本日は実際に見てしまった現実を、少し書いていきたいと思います。

 よく正社員はいいと思いがちだったのですが、とある出来事を見てからその価値観が揺らぎ始めています。
ある施設の事なのですが正社員の人が休みを申請したりすると、すごい剣幕で断ったり、その日体調が悪くて休もうとしても愚痴をさんざん言われてしまったりしたのを見てしまいました。

 しかしながら派遣の人がこれをすると殆ど何も言われずに通ってしまうんですよね。これを疑問に思い少し調べてみると、ある意味納得の意味を知りました。まず介護の現場は基本ブラックが多いので、個人VS企業じゃ勝ち目がない、しかし派遣企業VS企業や法人ならそこまで分が悪い戦いにはならないと言う事が理解出来ました。

 そこには様々な理由があり、それは納得できる物でした。

まず施設に個人的に雇われる事についてのメリットとデメリット。

・メリット
 毎年昇給がある。
 賞与がある。

・デメリット
 施設からの理不尽な命令に逆らえない。
 サービス残業を命令される。
 決まった時間の出勤を強要される。
 定時で帰れる日が少ない。
 休暇、有休、連休を取りにくい。
 夜勤などを拒否できない。
 ブラック企業でも、すぐに辞める事が出来ない。

派遣会社を通して施設に雇われる

・メリット
 定時で帰ることが出来る。
 好きな時間で働ける。 
 賞与さえ気にしなければ、社員より給料はいい。
 休暇、有休、連休を取りやすい。
 サービス残業を拒否できる。
 施設からの理不尽な命令は拒否できる。
 ブラック企業からすぐ逃げる事が出来る。

・デメリット
 全体的な給料ではやはり正社員に負ける。
 賞与が無い。


 実際調べると実は正社員の方がメリットを上回るデメリットが存在し、逆に派遣ではデメリットを上回るメリットが存在している。
この事から他の職種では当てはまらないかもしれないが、介護職として見ると実は派遣の方がずっと働きやすい可能性がある事が分かってしまった。

もしかしたら今の世の中、正社員にこだわることは正しい選択ではないのかもしれない。

では、この辺で本日は終わりにさせて頂きます。もしこの記事が少しでも皆さんに読んで貰えたら幸いです。

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