見出し画像

四月三十日

東京都は30日、都内で新たに46人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表し、これで都内で感染が確認された人は合わせて4152人となりました。また、新たに3人の感染者が死亡したということです。感染者が2日連続で50人を下回ったことについて都は「自粛の効果が一定程度出ているのかもしれないが、この傾向が続くかは様子見が必要だ」として、引き続き外出自粛の徹底を求めています。

東京都は30日、都内で新たに6歳未満から90代までの男女、合わせて46人が新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
このうち、およそ33%にあたる15人が、今のところ感染経路が分かっていないということです。

都内の感染者数は、28日は112人と100人を上回りましたが、29日は47人で、2日連続で50人を下回りました。

これについて都は「自粛の効果が一定程度出ているのかもしれないが、この傾向が続くかは様子見が必要だ」としています。

これで都内で感染が確認された人は合わせて4152人となり、このうち1424人はすでに退院したということです。

一方、都は新たに、感染が確認された60代から80代の男女3人が死亡したことを明らかにしました。
これで都内で死亡した感染者は合わせて120人となりました。

また、都はこれまで具体的な人数を把握していなかった、自宅で療養している軽症や症状がない感染者について各地の保健所から聞き取りを行った結果、28日の時点で少なくとも635人いることが分かったと発表しました。

都は大型連休が終わる来月6日までを「ステイホーム週間」として、徹底して外出を自粛し、自宅にとどまるよう引き続き呼びかけています。


 新型コロナウイルスの感染拡大への経済対策として、名古屋市は国の仕組みを活用し「ナゴヤ信長徳政プロジェクト」と銘打った独自の融資制度を設け、1日から受付を始めると発表しました。

河村名古屋市長:「ナゴヤ信長徳政プロジェクト、名古屋は商売を助けます」

 制度の対象となるのは新型コロナウイルスの影響で売り上げが減った個人事業主などで、名古屋市と金融機関が金利の一部を負担し、融資の限度額は3000万円です。

 1日から金融機関で受け付けを始め、最短1週間ほどで融資を受けることができます。

 また、名古屋市は「3D大作戦」と題した感染予防策を発表しました。多くの人が触れる「ドアノブ」「電気のスイッチ」、「電話」の英語の頭文字Dを取った「3D大作戦」では、感染拡大を防ぐため3つのこまめな除菌を呼びかけています。

日本時間30日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は22万4402人に増加した。

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに193の国・地域で計314万1250人余りの感染が確認され、少なくとも88万9200人が回復した。

 最も被害が大きな米国では、これまでに5万9446人が死亡、102万8217人が感染した。

 次いで被害が大きい国はイタリアで、死者数は2万7682人、感染者数は20万3591人。

 以降は英国(死者2万6097人、感染者16万5221人)、スペイン(死者2万4275人、感染者21万2917人)、フランス(死者2万4087人、感染者16万8935人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4633人、感染者数は8万2858人。

 地域別の死者数は、欧州が13万5348人(感染144万3927人)、米国・カナダが6万2500人(感染107万9448人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が9848人(感染19万208人)、アジアが8417人(感染21万5916人)、中東が6606人(感染16万7784人)、アフリカが1567人(感染3万5911人)、オセアニアが116人(感染8057人)となっている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?