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#6 僕たちの会社が1周年を迎えました!

画像は1年前のものです。
現在、弊社は自宅勤務中です。

こんにちは。
株式会社MOZU STUDIOS代表取締役の水越清貴(Mozu)です。

昨年の今日、4月10日は不安と期待に包まれていました。

まだ20歳という若造の僕たちが、株式会社を登記した日です。

税理士の方に書類を渡され、「これが社長として初めての仕事だよ。」と印鑑を手にした時の重い責任感を、今でもよく覚えています。

皆様のあたたかい応援のおかげでなんとか仕事も増えてゆき、今日、無事に1周年を迎える事ができました。

皆様のおかげ、と表現したのは、僕達に仕事を依頼してくださる企業の多くが、「Twitterで知って面白そうだから連絡した」と言ってくださるからです。

つまり、Twitterでいいねやコメント、リツイートをしてくださる方々のおかげで話題となり、仕事の依頼が入ってくるんです。

本当に皆様のおかげで、今日も楽しく制作する事ができています。ありがとうございます。

さて、この記事では、1周年を記念してこれまで会社として作ってきた作品や、出演したイベントなどを振り返っていこうと思います。


そもそもMOZU STUDIOSとは?

僕こと アーティストのMozuと、彼女でありデザイナーのYuukaからなる2人の会社です。

仕事としては、ミニチュア作品やトリックアートを使った企業のプロモーション、MV、コラボ展示などをメインにしています。


これまでの主な仕事

◼️スターバックスの新商品PR作品の制作

コンビニで販売するスターバックスの新商品、「コールドブリュー」のPR作品です。

表からみると「コーヒーカップ型のコーヒー屋さん」になっており、裏は「コーヒー工場」になっている作品です。

上から収穫、焙煎、抽出を表す工程となっており、コーヒーを作るのにこれだけの手間がかかっているということを表現しました。

これが初仕事でした。いきなりスタバから連絡が来るとは思っておらず、緊張しました…


◼️ウコンの力PR

美術館に巨大な「ウコンの力」が!
と、見せかけて…

実は美術館が小さかった、という作品です。
「小さいけど、巨大なパワーがある」という事を表現しています。

この美術館自体は趣味で製作した物で、Twitterで話題になったのをきっかけにプロモーションに使用したいと依頼をいただきました。

この、「好きに作ったものが仕事になる」というパターンが一番嬉しいですね。


◼️スマートフォン"OPPO"のPR動画

こちらも、趣味で制作した「友達の部屋」というミニチュアを使ったお仕事でした。


世界第4位のシェアを誇るスマートフォン「OPPO」の新機能、10倍ズームレンズをPRする動画となっています。


◼️全日本模型ホビーショーへの出展

こちらは、作品の出展という形で参加したイベントです。


展示の他にもサイン会やライブ制作をしたり、模型好きで有名なお笑い芸人の方(M1優勝歴のある凄い方)が遊びに来てくださったり、とにかく楽しかったです。

お会計や作品の監視をするのに人数が足りず、僕達の友達を応援に呼んで助けてもらいました。

これは本当に楽しかったですね。

高校で友達が全くできずに虚空の3年間を過ごした僕は、帰りにみんなでタピオカを飲んで打ち上げをしている時に「これが青春…!」と思ってしまいました。またやりたいな。


たくさんの方に来ていただき、ホビーの魅力をお伝えする事ができたと思います。

本当は他にも色々な仕事をしたのですが、画像が重くなってきたのでここまでにしておきます。


MOZU STUDIOSのこれから

ここまでは過去のお仕事を紹介してきましたが、ここからは先の、未来の話をしたいと思います。

僕達の会社の最終目標は、「コマ撮りアニメを制作するアニメ会社で世界を目指す」ことです。

これを聞いて「急に何言い出すの」という方もいるかもしれませんが、もともと僕の将来の夢は「コマ撮りアニメで世界を目指す」ことです。

現実的でない妄想を語っているのでは無く、高校2年生の時に作ったコマ撮りアニメが、アジア最大の映画祭で最優秀賞を受賞したこともあります。


そして、今年の1月に第一歩としてショートアニメを作ったのですが、その時彼女と意見を出し合いながらストーリーやデザイン、キャラクターを作っていくのがめちゃくちゃ楽しかったんです。
(ちなみに、アニメーターはコマ撮りアニメでお馴染み、篠原健太さんに担当していただきました)


ですが、長編となると話は別です。
長編コマ撮りアニメを作るのには、莫大な予算と期間と人員が必要です。

今は、それを少しずつ蓄えている時期です。
アニメで食っていくなんて現実的でない、とたくさん言われましたが、それでも僕達は作っていて一番楽しいもので生きていきたいんです。

それに、自分たちの中で「これは絶対に面白い」という確信もあります。世界で通用するという、根拠のない自信があります。

『こびとロボットマルとマリ』
こびと型ロボットが部屋に住んでいたら…という世界観のお話


楽しいと思う方に突き進んでいくのがMOZU STUDIOSの基本方針です。

これからは今まで通りの仕事をこなしつつ、オリジナルのコマ撮りアニメを作っていこうと思っています。

ですが、やはり現実は厳しいです。
公の場ではあまり書きたくないのですが、金銭的に余裕があるとはとても言えない状況です。就活中の友達に僕の給料を教えたら、「ブラック企業よりひどい」と言われました。

今はその現状を変えるべく色々と考えて動いているのですが…なかなか結果がでずにいます。

ですが、一番やりたい事をやってこそ、皆さんを一番楽しませる事ができると思うし、僕も一番力が出るとも思います。

僕たちのコマ撮りアニメで、世界中の人を楽しませるのが僕の夢です。

**どんなに障壁があろうと、絶対に叶えて見せます。 **

想いが昂って下手くそな文章になってしまいましたが、これからも頑張って夢を叶えていくので、応援いただけると幸いです。



よろしければサポートよろしくお願い致します。いただいた金額は、作品の制作に大切に使わせていただきます。