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2023/6/28水 壮行式

笑フェス予選最終ラウンド1日目

笑フェスに出る為に1分ネタを持ち寄り、2日間のお客さんの票の合計で出場が決まるバトル形式のライブ。結果が良くなかった。裏でマネージャーから票数の結果発表があるが、あの時間がなかなかきつい。

この発表の瞬間は、中学2年ソフトテニス部の時、中体連のメンバー発表でメンバーから漏れた時の気持ちと重なった。あの時メンバーに選ばれた奴らは大会に向けて練習で調整を始める。メンバーから漏れた俺らは大会には出れないので応援やメンバーのサポートに徹する事になる。同じ同級生でも実力に差があるからお前らの役割は分かってるな?と監督に言われたような感覚。

さらに学校で壮行式というのがあり、中体連で大会に出場する全部活のメンバーがタッチの歌と共に入場してきた。地元の地区大会では無双していた柔道部と野球部を筆頭に陸上部、バスケ部、バレー部と次々と出てくる。自分の所属していたソフトテニス部のメンバーもついに登場した。壮行式というのは普段、制服姿しかお互い見合ってないのでユニフォーム姿で登場する事により普段とのギャップがそこにありカッコよく見えるものだと思う。どんなに勉強ができなくてもスポーツができたらカッコいいがまだ通用する年頃だ。

この時に各部活が出場するメンバーにエールを送るという死ぬほどつらいプライドがズタズタになるイベントがある。俺と同級生数人は1年生を引き連れて1分ほどのエールをさせられた。「ファイトファイトー♪ファイトファイトー♪ファイトファイト金中金中ーファイト♪」

中学生ならではのダサイ応援で、メンバーに選ばれなかった悔しさと恥ずかしさで頭がおかしくなりそうだった。この時の感情は思い出したくもないくらいキツい。
あの時メンバーに選ばれた奴らが体育館の壇上で笑ってたのでぶっ飛ばしてやろうかと思ったのを覚えている。

そんな昔の事を笑フェス予選で思い出す事になるとは
思わなかったが、泣いても笑っても明日が笑フェス予選最終日。


ネタでもじゃんけんでも何でもいいから本戦出たい。

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