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剣盾S18シングル 最終156位 『迷走瞑想メビウスループ』

こんにちは、かずまりあです。
今回はS18にて使用した構築を紹介致します。GWに予定していた僕の大好きなラブライブサンシャインのライブが延期となり怒り狂ってましたが、そのおかげ(?)でシーズン序盤に時間ができ環境の変化を見ながら構築を作ることができたので初のレート2000を達成することができました。よろしければ見て下さい。

【使用構築】

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【構築経緯】
 今期からまたルールが戻り、S14の時に最終一桁を取った方たちが使っていたサンダー・ポリゴン2・ウーラオスを主体とした並びが序盤に流行っていたことから、ニンフィアが刺さっていると思った。そして現環境最強のサンダーが持ち物以外で火力を上げることができたら、最もサンダー受けとして多くの構築に採用されるポリゴン2や数値受けへの有利不利の逆転が狙え面白いと思ったので、瞑想バトンを覚えた「ニンフィア」+「サンダー」の並びから構築を組み始めることにした。
 まずニンフィアが苦手な高火力物理アタッカー(主にエースバーンやランドロス)や初手ダイマなどの牽制にもなれ、相手視点いるだけで面倒くさい「カバルドン」を採用。
 ニンフィアの瞑想バトンからの一発芸では、かいでんぱ持ちのサンダーに一生勝てない、ニンフィアとサンダーがタイプ上不利なジバコイルやウツロイド、サンダーが打点を持ちにくいカプ・コケコや霊獣ボルトロス等に相性有利で砂展開から物理エースともなれる「ドリュウズ」を採用した。
 ここまでの4体で気になった相手への解決策を求めながら迷走し続けた末、まず相手のカバラグ展開やランドロス、終盤にかけて増えていたドリルスマッシャーことドサイドンが重かったので水枠が必要。みずタイプを採用すると全体的にゴリランダーやカミツルギが重くなるためサンダー以外にそのような相手を牽制できる枠が必要と考えた。そこでギャラドス+アーゴヨンなど色々試したが、最終的には瞬間的な火力が出せ幅広い相手に出しやすい「ウーラオス」、草勢だけでなくエスバやウオノラゴンも見ることができる点を評価し「カイリュー」を採用して構築が完成した。

【コンセプト】
・ポリ2を誘発して潰す。
・強いポケモンを強く使う。
・毎日IDくじを引くのを忘れない。

【個体紹介】

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「カバルドン」
持ち物:オボンのみ
特性:すなおこし
性格:わんぱく
215(252)-132-171(140)-x-107(116)-67
じしん/ステルスロック/あくび/なまける 

最初は持ち物アッキのみで使っていたが、鉢巻水ウーラオスと対面した際に為すすべなく死んでいく姿が悲しかったのでオボンに変更した。シーズンが終盤になるにつれ選出率が落ちていったが、選出画面上での初手エスバへの圧やカバルドンが重そうな構築はポリ2から投げてきたりするので、そういう意味で役立ってくれた。構築上における役割が曖昧になっていたこと、ステルスロックが欲しいと思う場面が意外となかったので、ウーラオスが出せない際のランドを見る枠としての打点となる氷のキバの方が良かったかもしれない。そしていい加減に最遅ラグ抜かれを厳選しようと思った

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「ドリュウズ」
持ち物:とつげきチョッキ
特性:すなかき
性格:いじっぱり
191(44)-200(212)-85(36)-x-86(4)-135(212)
じしん/アイアンヘッド/ロックブラスト/かわらわり

最初は珠エースとして使っていたが、剣舞のタイミングでウーラオス、ガブリアス、ランドロスを出されたり、先展開してもそれらのポケモンに簡単に切り返される(ダイバーンやダイストリーム・威嚇)ことが多かったので、構築経緯にも書いたような相手に受け出しが安定するチョッキ採用とした。環境的には全く通っていなかったが、構築の補完上替えも効かなかったので最後まで悩ましい枠だった。そもそもエースバーンやウーラオスがバカな環境上、今使える鋼タイプがどれも頼りないのに入れておかないとウツロイドなどにボコボコにされてしまうのが意味わからない。ほとんどの構築が水ウーラオスorレヒレを採用しており、そんな相手にカバドリと選出するわけがなかったので、カバルドンと合わせてもう少し検討するべきだったと反省。

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「サンダー」
持ち物:いのちのたま
特性:せいでんき
性格:ひかえめ
197(252)-x-105-170(76)-110-143(180)
ほうでん/暴風/身代わり/はねやすめ

S:+1で最速ドラパルト抜き(構築で霊の一環を切れていないため、ドラパルトにダイホロウ連打されるだけで死んでいくのでSラインをここまで確保)

ニンフィアからバトンを託されて生み出される化け物。CとDが上がったサンダーはタイプで不利なドサイやバンギぐらいでしか止まらないので、ポリゴン2入りにもニンフと合わせて積極的に出せるのが強みだった。鋼への打点やナットレイを迅速に焼却処分する熱風も欲しかったが、それよりもバトン展開をした場合に先にダイマを切ってSを上げながら制圧することが多く、相手がミミッキュや地面タイプでダイマして切り返そうとしてきた場合にターンを枯らせる身代わりの方が便利だと思う場面が多かったのでそのままにした。珠持ちだがCSに振り切るのではなくHPに努力値を割くと、耐久が上がって静電気や暴風の試行回数が増えるので使用感は良かった。
※本当は189(188)-x-105-179(140)-110-143(180)の調整が良かったと記事を書きながら気付いた。珠ダメの事や、C+1状態の時にHD特化カバルドンやラグラージ、DMエースバーンをワンパンできる乱数が結構変わるため。使われるか分かりませんが一応レンタルのサンダーはこの調整にしておきます。

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「ニンフィア」
持ち物:たべのこし
特性:フェアリースキン
性格:おだやか
201(244)-x-108(180)-131(4)-173(60)-83(20)
ハイパーボイス/あくび/瞑想/バトンタッチ

HB:鉢巻ウーラオス(陽気)のすいりゅうれんだ・毒づきを確定耐え
HD:火力のないサンダーやレヒレに対して後出しが安定するように

シーズン最初から最後までずっと偉かった。かわいかった。
物理技もだいたい一発は耐えるし、構築上初手に水ウーラオスやポリゴンSを誘いやすかったので、終盤はほとんどの試合で先発に投げた。初手のウーラオスやガブリアス対面は引く人と引かない人がいるので、もし突っ張ってきた場合にあくび/瞑想を押すとこちらは死にかけになる反面、相手は次引き安定になってしまうため、さほど余裕がない相手にはイキらずハイパーボイスを押すことを心がけた。また役割対象であるレヒレやポリゴン2にトリック・挑発されたり、アイアンテール当てられた上にBダウンまで引くおてんばぶりを見せ相変わらず扱いが難しいポケモンだと思ったが、それも含めてかわいかった。
このポケモンは瞑想をガン積みしても結局エスバミミ等にしばかれて終わってしまうため、何か面白い技ないかと思ってバトンタッチを採用したら見事にハマってくれた。まもるや願い事みたいな採用度が高い技に比べて全く読まれなかったので、急にバトンしてサンダーを降臨させた時に相手の選択時間が長くなってる時が一番面白かった。シーズン通して努力値配分や技構成に一切不満がなくずっと一緒に戦ってくれたポケモン。初2000のMVP、ありがとう。

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「ウーラオス(れんげきの型)」
持ち物:こだわり鉢巻
特性:ふかしのこぶし
性格:ようき
175-182(252)-121(4)-x-80-163(252)
すいりゅうれんだ/インファイト/れいとうパンチ/かみなりパンチ

信頼が熱いので結局構築に入ってくるポケモン。NARUTO少年編で君麻呂とリーが戦っている時に助けに来た我愛羅ぐらい信頼している。
ほぼ毎回構築に入ってくるので特に書くことがない。とりあえず最速ミミッキュやランドに対して上から攻撃できる水タイプなのが偉い。ラス1ほぼ確実に勝てる対面で技外しを考慮する必要がないのが心臓に優しい。選出して腐ることがほとんどなく有利対面時に裏読みパンチをすることで、相手のサイクルを崩すことができるのが強い。サンダーと合わせて、この環境では一つ抜けているポケモンだと改めて感じさせられた。

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「カイリュー」
持ち物:弱点保険
特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
197(244)-170(4)-120(36)-x-121(4)-128(220)
げきりん/ダブルウイング/はねやすめ/竜の舞

調整はこちらを参考↓
https://ch.nicovideo.jp/renobasu_poke/blomaga/ar1970352

わかりやすい強さをしていた石塚英彦。カバルドンやラグラージがいない構築には初手に投げたりして、エースバーンやサンダーに対して様子見の羽休めから入れるのが偉かった。環境に初手ダイマ型や鉢巻型が多かったこともあって、弱点保険への警戒が薄れていたこともあり発動する機会は多かった。そして何よりこのポケモンを入れたことでカミルルギやゴリランダー・エースバーンの選出率が格段に下がったので本当に助かった。ニンフィアのバトンとの相性も良くDを上昇させることで、あらゆる相手を起点にでき詰ませ性能が高いポケモンだった。

【選出】
相手に合わせて変えていたので特に決まったものはない。
とりあえず仕事できるニンフィア+ダイマして強いサンダーorカイリュー+ダイマしてもしなくても強くスイープ性能が高いウーラオス
これが多かった。カバルドンやドリュウズは、レジエレキがいたりピクシー等の単フェアリーがいた場合に出動させていた。

【重かったポケモン】
・テッカグヤ
終盤にかけてあんまり見なかったが構築に炎タイプ・打点がないのでサンダーしか明確に抜群をつける奴がいない。ナットレイも同様に鉄壁型で詰まれてしまうとサンダー以外勝てなくなるが、ニンフのマジカルフレイムやカイリューが特殊型だと想定すると相手視点出しづらかったのか助かった。

・カプ・レヒレ
重いという苦手意識はなかったがご覧のような並びなのでめっちゃ出てきた。挑発がなければニンフィアの瞑想の起点にできるので良かったが、めっちゃ挑発してきた。怒り+挑発型は基本HBベースなのでニンフと1:1取れるように削りを入れてウーラオスやカイリューの通りを良くするように心がけた。毎回このポケモンを舐めた構築を作る癖を治したい。

【成績】

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TN カズマリア 156位 (レート2004) 60勝26敗
サブのTN Hinagikuは218位 (レート1975) 105勝 63敗でした。

【最後に】
 ここまで読んでくださりありがとうございます。
 対戦自体はS1からやっていて最初はエンジョイ勢でしたが割と順調に上達しているのを実感してたところ、ちょうど1年前のこの時期くらいに4桁と3桁の壁を感じ、そこから構築記事とかを読むようになって上手くなりたいと思い、S10で初の最終3桁を取ってから今度はR2000の壁をずっと感じていましたが今期でようやく達成することができました。そしてまた新たに2桁以上のトップ層との実力差を感じてこのゲーム果てしないです。終わりが見えません。休ませてくれ。
とりあえず今期はシーズン通しての取り組み方を変えたおかげで目標が達成できたと思うので、また時間があるときは頑張りたいと思います。最近仕事以外の時間はポケモンしかしておらずリア友が減っているのでほどほどに。。。

Twitter
かずまりあ @mazuKatchan
https://twitter.com/mazuKatchan?s=20

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