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【最終報告書】まちづくり実験室 共創型の場づくりを通じて、地方のまちを豊かにすることはできるのか?

初めて参加した新しい働き方Labの新しい働き方の実験。
半年間の活動期間が終わりました。

実験結果と振り返り

全体のゴール:達成

ポートカケガワ全体のゴールとして掲げた「豊かさにつながる3つの指標」全てが達成されました。

⭐️エコノミー(目標値:300万円)
エコノミーは”経済効果”を計測する指標です。
例)イベント参加者の参加費や交通費、宿泊費など

⭐️リレーション(目標値:延べ人数1,100人・純人数550人)
リレーションは”関係人口(プロジェクトを通じて生まれた出会いや人とのつながり)”を計測する指標です。
例)オンラインイベントの参加人数、研究員のミーティング参加人数など

⭐️エピソード(目標値:100件)
エピソードはthe Port kakegawaや掛川と結びついた”想い”を計測する指標です。

ポートメンバーによる掛川訪問やポートカケガワでのイベント開催、SNSでのみんなの発信、百鬼夜行でのゲーム部の活動、その他各部門での取り組みなど、みんなのさまざまなパワーでの達成だと思います。

コンテンツ発信部のゴール:今後も継続…かな?

①発信したコンテンツを通じて、the Port kakegawa及び掛川市の認知度&魅力度を上げる

私が所属したコンテンツ発信部。
Webサイト制作や写真展の企画、動画制作、ZINE制作、メンバーそれぞれが、掛川市やポートカケガワを訪れ、SNSでの発信するといった、各個人での活動が主だったという印象です。
部門としての活動は、期間後半にコンテンツ発信部note企画を開始しました。

このnote企画では、掛川のことやポートのこと、これまでの活動のことなどを記事にまとめ、さらに、この投稿をSNS等で発信しています。

コンテンツ発信部noteの企画を立てたのが、10月頃と、研究期間の終盤だったこともあり、もう少し早い段階に企画して、じっくり作戦を練り、後半には、いろんなメディアとも連携できるような記事制作ができたら良かったなと思いました。
ただ、実験期間は終了ですが、ポートカケガワは、ここからが本格的なスタートとなり、発信活動はこれからも続くはず。コンテンツ発信部で始めたnoteをこれからも継続したり、進化したり、また違う形でのさまざまな発信も行われていくことと思います。
なので、部門としてのゴールは、半分達成?いや、まだまだ継続!していくのだと思います。

わたしの結果:ほぼほぼ達成

①自分なりにできることに取り組み、活動を最後まで走りきれること。
→7割達成。

何かしら、自分を変えたい・変わりたい。ステップアップしたい。
そう思って応募した新しい働き方実験。
とはいえ、初参加の研究員活動。
自主企画は、個人での実験ですが、指定企画では一緒に活動する研究員がいます。正直、周りの雰囲気も、メンバーの熱量もわからず、「積極的に活動していきたい」と思いつつも、どう、動き出したら良いのか?どう活動すれば良いのか?どう立ち回れば良いのか?
期待と不安と緊張とで、全てが手探りでした。
slackや月数回のオンラインでのやりとりだけだと、なかなか周りの雰囲気を掴むことができず、様子を伺う日々。
他のメンバー全員が、「私とは、経験もスキルも段違いなすごい人たちばかり」に感じ(実際、そうなのですが)て、”場違い感半端ないな”と、我ながら、かなり萎縮していたのを思い出します。
けど、変わりたい、成長したいと思って参加したのに、このままだと何もしないまま終わりそう。
「何もしないでいたら、何も得られないし、何も変われない」
そう思ったのをきっかけに、周りにどう思われようと、自分ができることをやってみよう。そして、何でも興味あるものは、まず、参加してみる。
その中で、自分のできることをまた見つけていく。
「まずは、動いてみてこそ、自分の課題も見えるし、次の行動が見えてくると思うし、小さなことでも、得られることがあるはず」と、とにかく積極的にslackに投稿したり、行動してみることにしました。
その中で、取り組んだことの1つが
the Port kakegawa RADIO
活動していく上で、「ポートのことをもっと知りたい」というメンバーの一言から始まったRADIO。私も「ポートカケガワの想い」を何かしらの形でまとめてみたいと思っていたので、アート部の咲月三谷コズさんの呼びかけに、ご一緒させてもらうことにしました。
ラジオでは、日程調整や当日の司会・告知などを担当しました。
ラジオメンバーやゲストの皆さん、ハマさん、周りの皆さんのおかげもあり、なんだかんだと7月から11月まで、毎月開催することができました。

ZINE制作のお手伝い
コンテンツ発信部で一緒の、りりからさんが企画したZINEづくり。
私も、デジタルでの発信のほか、アナログでの発信にも興味があり、参加しました。残念ながら、ミートアップ時の現地での制作イベントには参加できませんでしたが、個人のポートフォリオ的なZINEをお試し制作してみました。

ポートフォリオ的なZINEつくってみました。

冊子作りの基本的なところをコミュニティ部のくぼいさんに教えていただけたことも、とても有意義でした。

これらの活動に参加できたことで、「自分なりにできることに取り組む」は達成できたと思います。
ただ、10月後半から、仕事が想定していたよりも忙しくなってしまい、最後の2ヶ月ほど、なかなか活動ができなかったので、ゴールは「7割達成」としました。

②何がしかのコンテンツ発信スキルをゲットすること。
→達成
研究期間内に取り組んだことは、RADIO企画での日程調整、ゲスト出演依頼、告知画像の制作、告知発信、オンラインの司会、内容まとめ、(本当にちょっとだけだけど)Premiere Proを使ってみて動画編集、ラジオ記事の作成、ZINEづくりでの紙冊子の作り方のこと等々。また、発信のターゲットを意識すること。発信方法を考えること等々、コンテンツ発信に関すること、それに付随して必要なことも経験させていただき、研究員活動前よりも(微々たるものかもだけど、でも)確実にレベルアップできたと思います。

③実験を経て、自分がどう変化するか?
今後の働き方に取り入れられるものを身につけること。
→達成

この半年で、身につけた今後の働き方に取り入れられるものとして、私にとって一番大きいもの、一番大きな変化は「”まずは動いてみる”の意識」です。
活動が始まる前、私はとにかく自信がなくて、不安から、やってみたいことをやってみないまま終わるようになっていました。
活動期間中も、何度も心が折れそうになりました。
でも、研究員活動を通して「まぁ、とりあえずやってみよう!動いてみよう!動いてみてから、その後のことは考えよう!」に意識が変わっていきました。
自主企画で、新しいスキルをゲットして、ネガティブからポジティブな人に変わりたい!という企画に取り組んでいましたが、結果、指定企画に参加したことで、そちらも達成することができました。
2024年は、いろんな新しいことにチャレンジしていきたいと思います。

この指定企画に参加して

やってみたい気持ちと、自分には無理なんじゃ?という不安な気持ちから、迷いに迷って、思い切って応募した指定企画。
この企画に参加しなければ、出会わなかった人、場所、おこらなかった出来事。いろんな経験ができました。
本当に、おもしろい半年間だったなと思います。
この経験によって私に起きた変化が、さらに、来年の私をどう変えてくのか、どう変わるのか?今から楽しみです。
「自分で自分のことが楽しみ」
そう思えるようになったのは、この企画に参加できたことによるものです。
ハマさん、ジャンクさんを始め、コンテンツ発信部のみなさん、ポートカケガワメンバーのみなさん、ありがとうございました。

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