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超初学者向け!パイルバンカーのつかいかた・おまけ(生当てパイルの考え方編)

 こんにちは!もゆせいです。

 僕は今「超初学者向け!パイルバンカーのつかいかた(テクニック編)」の記事を制作しているところです。
 で、現在生当てパイルの当て方の項を書いているところなんですが...

 ...伝えたいことが1つの項に収まらない...
 なんか他の項と比べて生当てパイルの項だけすごく長くなってしまう...

 テクニック編なのに当てるための考え方だけでめちゃくちゃ長くなってしまう、あっさりとした気分で見れない、でもかなり大事なことなので、別の記事にまとめることにしたのです...。

 また、今回の記事、次の記事からぶっこぬいてきているだけあって、具体的な当て方が一切解説できていません。次の記事はなるべく早く公開しようと思っていますが、もう少しだけお待ちください...。

 そして、最初に言っておきますが、今回の記事の内容、難しいようで生当てパイルを何度か狙えば誰でも分かることになっています。もしこの記事を読んでいまいちピンと来なくても、実戦で狙っていって、そこで学んでいけば大丈夫です!

生当てパイル

生当てパイルの考え方「生当てパイルは『受け』の姿勢の技術」

 生当てパイルとは何なのかというと、スタッガーしていない動いている相手に対してパイルのチャージ攻撃を当てることを言います。詳しい当て方は次の記事の(テクニック編)の記事で話します。

 まず、僕は(当て方編)の記事で、チャージ攻撃は相手を捕捉し追いかけるブレードホーミングがなくなるため、あらかじめ自分から相手に近づいておく必要があると述べました。
 これが動く相手に合わせて、さらに判定の小さく発生の遅いチャージ攻撃を当てるのは困難だということで、前の記事ではスタッガーを取ってから距離を詰めてチャージするのが主な使い方だと話しました。

 しかし、スタッガーしていない相手にもパイルバンカーのチャージ攻撃が当たる状況が一つあります。それは、相手が距離を詰めてきている状況です。

 めちゃくちゃ極端かつ単純化して話しますが、相手が距離を詰めてきてくれているなら、パイルを当てるために自分から近づきにいく必要がありません。

 また、相手が距離を詰めているということは、ABや通常推力などで自分に向かってまっすぐ向かってきている時間が少なくともあるということです。
 ふにゃふにゃと横に動きながら追ってくるだけだと、こちらは後ろQBを連発するだけで簡単に距離を離すことができます。
 なので、距離を詰めるためには、相手は真っ直ぐ進む時間を作るしかありません。そこを狙ってこちらはその場でパイルをチャージしたり、QBパイルやABパイル、ブレキャンパイルで逆にこちらも距離を詰めることで、密着状態を作り、生当てパイルを当てることができます。(この距離の詰め方3つも、次の記事で詳しく解説します)

 ただし、これは相手の動き依存である部分がとても大きいです。相手がこちらのチャージを目視できたり、あるいはそのタイミングを予想できたりしたら、QBで後ろに避けることが簡単にできてしまいます。
 また、相手が距離を詰めてこない場合では、そもそも生当てパイルを狙える状況ではないため、当てることができません。

 よってこれらのことから、生当てパイルは相手の動きに当てられるかどうかが依存する「受け」の姿勢の技術であると考えられます。
 そして、当てたときのダメージ量は大きいものの、外したときの隙はとても長いため、ハイリスクハイリターンな技になっています。

 ここまでの話だけ聞くと、あまり狙うべきではないテクニックのように思えます。相手の動きに依存し、外したときの隙もとても長いなら、普通に自分から攻めて戦った方が安定すると思われるかもしれません。

 しかし、生当てパイルが「受け」の技術だというのは必ずしもデメリットであるだとは言えません。正しい考え方のもとで使えば、生当てパイルは十分選択肢の1つになり得ます。

生当てパイルの考え方「相手の『詰め』に対抗する」

 先ほどの項で、生当てパイルは「受け」の技術であると話しました。この、「受け」の部分についてもう少し詳しく考えてみましょう。
 「受け」の技術だということは、相手が変わらず距離を詰めてくるか、逆に離すかに依存して当てられるか当てられないかが変わってくる技術だということです。

 パイルをチャージしたときに、相手が変わらず距離を詰めてきてくれれば、そのままパイルを当てることができます。
 逆に、相手が何らかの理由で距離を離せば、パイルは当たりません。

 ここでひとつ、大事なことを確認しておきましょう。パイルのチャージ攻撃は、攻撃が発生する前ならば、QBでキャンセルすることが可能です。
 つまり、チャージ攻撃が当たらないと予測できたなら、その時点でQBして攻撃を振り切らないという選択を取ることができるのです。

 これらのことを結合すると、生当てパイルは「相手が距離を詰めるのならば、そのままチャージ攻撃を当て、相手が距離を離すのならば、チャージ攻撃をキャンセルすることができる」のです。
 これを言い換えると、「こちらには相手が詰めてきた場合と離れた場合どちらにも対応できる行動があるが、相手は詰めてしまうとパイルが当たってしまうため、離れるしかない」ということです。
 つまり、相手の詰めに対抗する択の1つだと言えます。
相手の詰めを無条件に受け入れるのを避け、それに対抗すること。生当てパイルとはこういう技なのです。

 こう考えると、生当てパイルは「受け」の技術であるというのも、違った印象で受け取れると思います。

結論「相手の詰めを読んでぶち当てる」

 ここまでのことから考えて、常にパイルを左手に持っておいて生当てパイルをちらつかせて、相手の詰めを抑制するのが適切な使い方ー...だと思われる人もいるかもしれませんが、そういう使い方はあまり好ましくありません。

 まず、パイルをチャージしている間は無防備です。また、他の攻撃をすることもできません。
 さらに、先に述べたチャージをキャンセルすることを連発すると、チャージ時間+QBにかかる時間で、自分が攻撃できない時間をかなり長く作ってしまうことになります。

 つまり、ずーっとパイルを持って今か今かと待ち構えていると、相手は中距離を維持してミサイルなりなんなりを撃ってるだけで良いことになってしまいます。

 また、生当てパイルを狙うには、相手が距離を詰め切る前にパイルをチャージしておく必要があります。近づいてきたらパイルを打とう!と思っていても、トリガーを引く前に相手に距離を詰め切られてしまったら元も子もありません。

 よって、生当てパイルは受けの姿勢の技術だと話しましたが、あくまでも「相手にパイルを当てること」を意識して使わなければなりません。

 生当てパイルはここぞというタイミングで狙うべき、奥義なのです。

 相手の詰めを抑制してしまうのではなく、相手が詰めてきたところに、ぶち当てる。

 生当てパイル自体が相手に動きに当たるかどうかが依存する受けの姿勢の技術であるというのは変わりませんが、それを使うには自分が当てることに積極的にならなければならないのです。


 色々とここまで話してきましたが、じゃあ結局生当てパイルを当てるためには何が必要なのかというと、それは「相手が真っ直ぐ詰めてくるタイミングを読むこと」が必要になります。当たるかどうかが相手に依存するのなら、当たるタイミングを読んでしまえばいい。
 これを予測できた上で、適切なタイミングでトリガーを引けば、生当てパイルが当たります。
 その適切なタイミングというのは、次回の記事で話します。ざっくり言うと相手のブースト速度とパイルの攻撃判定が発生するまでの時間1.1秒から、トリガーを引くべき距離を算出します。

まとめ

 ここまで述べたことをまとめると、
・生当てパイルは当たるかどうかが相手の動きに依存する技術
・生当てパイルは相手の詰めに対抗する択の1つ
・相手の動きに依存するからこそ、相手の詰めを読んで、パイルをチャージする必要がある

です。
 多くのことを述べましたが、この3つさえ覚えてくれれば、次の記事を読むのには不自由しないと思います。
 何度も言いますが、具体的な当て方は次の記事で解説しますので、この記事でピンと来なかった方はもうしばらくお待ちください...!
 あと、もう一度言いますが、今回話したことは、生当てパイルを実戦で狙っていけば誰でもすぐに分かることなので、今この記事を読んでイメージできなくても大丈夫です!解説記事の分際で言うのもなんですが、習うより慣れろの精神です!

 とにかく、次の記事をお待ちくださいまし〜!! 

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