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ロッキン2024でLA帰りのBE:FIRSTに感動した

2024.8.3 ROCK INI JAPAN FES 2024 蘇我スポーツ運動公園

BE:FIRSTがロックフェスに参戦するようになって早3年目。同じく私もフェス民となって3年目。
毎回レポで「ロック仕様」とか「武装」という形容詞でBE:FIRSTのフェスでの進化を語ってきたけれど、今回はあのほんと贔屓目なしでヤバかったから聞いてほしい。
戦闘力が桁違いになっていた。

まって、ほんの2週間前だよ……7/15インスパイアでのUVERworldとの対バン→7/19バンド無しでのバズリズムライブ→終わってすぐ発ったLAでの例の7/20,21のオープニングアクト。
あの経験ひとつでそんなに変わる?ってくらい明確にステージが変わり、たくましくなって日本に帰ってきたBE:FIRSTシーズン2が始まった感。
たぶん、Masterplanを超えて次のBlissfulへ、NARUTOからNARUTO疾風伝みたいな(伝われ)
いやルフィのギア2ndかな(伝われ)
今回はそんな趣旨で個人的感想文を書きます。



開場


今回フェスの2日前にいきなり新作グッズ販売が告知されて、BESTYは大騒ぎです。
なんてこった、ビーファ運営ありがとう!

8:50 会場に到着
9:00 物販に並ぶ
9:10 スタッフさんより新作クリアショルダー完売のお知らせ😱(無念💦)
9:15 新作タオルやロッキングッズ購入

その後9:40にはビーファ完売のポストを見かけました。
そもそも搬入数に制限があるとの噂もあり、これたぶんだけどサマソニやワイバン・ワンチャン・音髭用にも在庫確保されてるんじゃないかな! 今までの慣例でいけばおそらくその後EC販売もやってくれると思うので期待。

9:30頃からフェス飯エリアを見て回り、ジェラート食べたりお散歩したりテントで休憩しつつ、11:45のSHISHAMOさんを待つ。
(そうJフェスは野外だけど、いつ行っても座れる巨大テントが充分にあるから休憩場所に困らないんですよね! これめっちゃポイント高い!)
朝からすでに炎天下だけど、めっちゃ空が青くて気持ちいい風が吹き抜ける快晴。
夜までゲリラ豪雨もなかったのは幸いです。

タイムテーブルも記念に貼っとこ。
INIちゃんが終わる頃には新品のTシャツが誇張でなく全面汗びっしょりになってたので、予備のTシャツに着替えました。もうねひと夏分の汗をかいた気がします。(私そんなに汗かきではないのにだよ😂)
野外でずっとサウナか岩盤浴をしてる感じなので、水分・塩分もしっかり補給。
当然下着も濡れるのが当たり前なので、私はいつも水着かエアリズムを着てます。

BMSG勢以外もできるだけ沢山見ました!休憩をどこで取るかが体力との相談

ビーファ以外でも沢山感想言いたいことがありますが、この記事ではビーファメインなので簡単に。
Novel Coreの時、RULERSで突然マイクに音が入らないトラブルがあったけど、聴衆の歌声と繋ぎのマイクでなんとか乗り切ったのエモかった!
そういえば以前サマソニでも一時機材トラブルがあった時、フリースタイルの即興ラップをかまして聴衆が一層盛り上がったこともあった。そんなコアくんのライブ強さは知っていたので、何も不安はなかったなあ。いろんなハプニングがあっても「楽しいよね!」と言い放つコアくんはさすがです。頼もしい。もちろんライブは最高!

BMSG POSSEは楽しいだろうと予想はしてたけど、実際とんでもなく楽しすぎた!
誰かが歌ったりラップしている間も他のメンバーが何かしてたり踊ってたりするので、大人数によくありがちな単調さが全くない。「ここでしか見られない」みたいな特別感がずっとあって。1人1人ソロで確立している人たちが集まると、こんなにも1人1人が目立つんだなあ。
あと誰よりもSKY-HIがお茶目で心から楽しそうでかわいかった笑。よかった笑。
BMSGのことを会社の理念ごと推しているけれど、純粋にいい音楽、かっこいいビートやトラック、前向きで素敵なリリック、こういうものが世にたくさん溢れるのはいいことだよなあ。そんなことを思いました。
社長がザスト時代からずっと提唱してきた「ブームからムーブメントそしてカルチャーへ」。これが着々と実現しつつあると感じる今日この頃です。


BE:FIRSTの感想

JJに続き、今回も友達が前方エリアを当ててくれましたありがとう!
右端の方だけど、右エリアはカメラのクレーンが頭上でギュンギュン動いてて聴衆を映しまくっていた。位置はこのへん↓

前方入れ替え席は約3000
JJの時は2000席だったのでやや増えたもよう
前方28列目からの見え方

肉眼で見えるし、目の前には鮮明なLEDスクリーンがあってとても見やすい。
あと前方は音響のズレがなくて重低音バリバリに効かせまくっているので骨に響くのが気持ちいい。
(※Jフェスさんは後方の音響ズレに対し新システムを導入して後方にもスピーカー配置してるので、そういう企業努力はあります感謝!)(しかし他のアーティストの時、後方は風向きの影響もゼロではなかったので野外って難しいね)

セットリスト
01. Mainstream
02. Masterplan
03. Brave Generation
04. Scream
05. Set Sail
06. Don’t Wake Me Up
07. Shining One
08. Great Mistakes
09. Bye-Good-Bye -TOUR ver.-
10. Boom Boom Back

冒頭でも書きましたが、今回のロッキンのビーファはとにかく戦闘力がマシマシに上がっててめちゃくちゃ良すぎて、終わった後はハーーーッ……と言葉もなく大きな感動に襲われました。
「まじか……すごすぎてなんも言えねえ……」「ついに3年目でここまできたか……」となんとも言語化できずただ圧倒されたんですよね。
なぜだろう? 初見ならまだしも、私7月もビーファのライブ見たのにだよ???
今まで見てきたフェス系の彼らで、間違いなくまた過去イチを更新しました。
第一印象の現地での感想がこれ↓

セトリは振り返ってみれば5月のJJと同じなんですよね。でもそんなの後からやっと気づいたくらいで、今時点での最高の魅せ方がこれなのでしょう。
8/28アルバム2:BEの発売後はまた新たなセトリができてゆくの楽しみだね!

Xでポストした「LA帰りの外タレの貫禄」━━そんな雰囲気は開始前のリハからもう始まっていた。
バンドのみのリハの時、本人たちは未登場だけどマナトくんが影ナレで「1、2マイクチェック」とか「ay, yo, yo」とか楽しそうに声出して遊んでて、BESTYはそんな声が聞けただけでワアアと沸く。

続いて本人たちが登場して大歓声が湧く中で、全員サングラス姿でウロウロしながらゆるりとビトゲの声を入れる姿が、いい意味で謎の集団めいててこわかった笑。
MasterplanのMVのあのサングラスのエージェント達がリアルに降臨したような錯覚、一体何をしでかしてくれるのか……まるで異世界のストレンジャーっぷりがこわい笑。
その意味では、あのサングラスの効果めっちゃ出てたな。

これまでのフェスのリハではちょっとした緊張と集中力のあまり必要以上にお手振りとかもせず、レオくんに至っては厳しい顔で床のチェックをするのが職人みたいだった。
けれど今年感じたのは、貫禄と余裕。
その余裕とは、もちろん彼らがライブで手を抜くという意味ではない。
己をもって音楽を用意して、リラックスしてその力を十分に発揮しながらも、聴衆と音楽を介して対話をしっかりと受け取る。何より本人たちが音楽を楽しみながら会場のすみずみまでもよく見てる。
ステージ全編を通してそんな堂々とした落ち着きが見えたのが、なんだかとても頼もしくかっこよかったのです。(これが結論)

1曲目にMainstream→2曲目Masterplan
イントロの無音部分でソウタの長めのバイブレーション! バズリズムとLAと同じ! そういえば衣装もLAと同じ!
(追記:ごめんシュントは違うやつだ)
今回の感動ポイントの1つだったのが、海外のファンカム動画でたくさん見せてもらった【LAでのオープニングアクトの風景】に近しいものがここロッキンで擬似体験できたということです。
海を渡った超アウェイのなか、全BESTYが固唾を飲んで見守ったであろうLAでのあの勇姿と重なったBESTYはきっと多いと思う。
素人さんが撮影した「整音されていない生の音」ってたまらんですよね、あれを生で受け取ったLAのATINYやBESTYは現地でどう感じてくれたのだろう? それに近しいものを今わたしたちは見て感じとれているんじゃないかって、その感動がとにかく大きくて。私にはとびきりかっこよく見えた特別な時間だった。

フェスだから聴衆は皆すごい盛り上げるけど、MSの囁きパートやMPのダンスブレイクなど音数が少なくなるところではBESTYみんなシーンと聞いてた。
MPのダンスブレイクのドゥーーーンな重低音の響きがズッシリ重くてオオッと湧いた。骨の髄までくるサウンド。
ラストの桜吹雪の映像もLAと同じ。それより以前から同じだったのかなあ、音に合わせて下からブワッと舞い上がるのにゾクっとした。全スクリーンに出るとめちゃくちゃ壮麗なんですよね。

ブレジェネが始まるとああフェスに来たなー! とようやくちょっと我に返った。
シュントのいつもの煽りもかっこよすぎて、でも今回歓声がすごくて正直シュントが何て叫んだのかあんまり聞き取れなかった……笑。それくらい聴衆の盛り上がりがすごいってことで。

これは憶測だけど、LA帰りの彼らにとってはここが日本というだけで十分すぎるくらいホームに感じられたのかもしれないなって。

時折スクリーンに映し出されるぎゅうぎゅうの大観衆、今までもそれなりにぎっちりだったけど過去イチ遠くまで奥行きが埋まっていた気がする。
以前より10代の若者が増えてるし、男性もマジでめちゃくちゃ多い。いろんなアーティストタオルが入り混じる光景。
これもただの体感だけど、今回は「他のアーティスト目当てだけどBE:FIRSTって名前は聞いたことあるしせっかくだからちょっと見てみよっかな」な人がすごく増えた気がします。もはやロックフェスに少しずつ根づきはじめた3年目のダンス&ボーカルグループという存在。全く無名のLAでのアウェイ度に比べれば、日本というだけで通じ合うものはホームに近い。

だからなのか、パワフルで圧倒的だけど決して押し付けず気負いすぎず、この音楽楽しいでしょって語りかけてくるような余裕がある。
ましてやロックフェスで爪痕残そうとか、そんな内向きの次元ではない。
俺らのいい音楽でみんな楽しんでってよ、そんなオープンマインドをずっとビーファから強く感じました。
なんというか、音楽への包容力と真摯な精神性がとてもロック
なんかねーーーつまりそういうのが全体的になんかすごくよかったんですよねーーーーー! それらが「感動」という言葉に集約されたわけです。

MSMPみたいにがっつりコレオを見せる曲ではそのパワフルなスキルの高さを魅せてくれて。
Set SailDWMUみたいな自由に広がる曲は、歌ってないメンバーも常に大きく全身で会場を煽って湧かせてくれて。その姿も来日した海外アーティストみたいにより堂々とサマになっててかっこいい。メンバーの誰が近くに来ても嬉しいし全員と目が合ったw(気がする笑)
余談ですがDWMUの歌い出しのマナトがアップになった時、フワアッと風が吹いてマナトの前髪の束数本だけがサラサラっと揺れてたの、まるで漫画かアニメの神演出だった。作画が美しすぎて2次元だった。

そしてScreamに私はバチクソに湧いた。
元々ロックフェスでかますScreamが私はイチオシですってくらい大好きなんですが、先述したように今日のビーファはLA帰りでひと味違う。つまり、もしLAでやってたらこんなだったかもしれない的な初Screamを今ここで聴けるということで!
もうね! 最高に素晴らしかったです!!!(語彙力無)

今日も全員の声のマイクのりやアレンジがずっと最高なのはいつものことだけど、マナトの惚れ惚れするアレンジやリュウヘイの低音の深みやシュントの全音域の響きやレオくんのぶっとい音圧やソウタとリョウキのバトルみたいな闘魂ラップにどれもくらったけど! 特にジュノンくんはいつもの高音の伸びよりも中音域の迫力が雄々しくてゴリゴリでめっちゃよかった。全員強者、全員優勝。
この曲は、ロックフェスでは通りすがりの人の足を止めさせる力があると信じてます。
こんなに気持ちいいドラムのドッドドッドという音が鳴ってて気にならない人、心躍らない人はいないんじゃね?
別にファンにならなくてもいいから、ステージ移動中にちょっと聞き耳立てて今日本にこういうのを真剣にやってるグループがいるって知ってもらえたら幸いです。

Shining Oneのバンドバージョンは確かドームではやってないから初ですよね!?
初めて聴くアレンジにオオッとなりつつ、3年前のザストを走馬灯のように思い出しつつここまで来たんだな〜〜とひたすら感慨深かった。
(追記:後でJJでやったかもと教えていただいたので私が忘れてるだけかも?)
一緒に振り付け踊ってるBESTYがめっちゃいました。みんなきっと追いザストしすぎて覚えたんでしょ私もです。

恒例のラストスパート前のレオくんMC。
「不正解なんてない」
「デビュー前から否定されてきたオレらだからあなたを死ぬ気で肯定します」
「BE:FIRST(メンバー?って言ったかも)を代表して言わせてください」
(うろ覚え)
ざっくりですがそんな感じのことを言ってくれた。ビーファを背負ってるかのようなレオくんの言葉はとてもたのもしい!

最近グレミスがこんな形でフェスのラストメッセージで定着したのは今年のビバラからと記憶してるんですが、埋もれかけてた名曲が光り輝くようになってめっちゃ嬉しい。
さらにインスパイアからグレミスだけ映像に字幕がつきはじめたので、刺さったcrewさんも多かったみたいだし。我々BESTYもあらためてこの泥臭い歌詞の良さに気づけました。もがき続けるみんなへの応援歌です。「大丈夫!」うんがんばれる😂

バンドひっさげたBE:FIRSTめっちゃいいよねーーー! 特にBGB
これからもこの先も何回も同じことを思うのだろう。

ラストのBBBでのソウタMCがめっちゃよかったので記録させてください。
「こんな暑いなか俺たちを見にきてくれて(集まってくれて?)ありがとう! もう充分だから! この後も沢山素敵なアーティストさんがいるし! 俺たちが最高のダンス(おどり?)で返すからそこで見とけ!(見てて?)」
なんかこれにめっちゃ感動したのでメモしてました。
フェスという場で他のアーティストへの敬意を払いつつこの言い草ですよ「もう充分だから」「そこで見とけ」って、もうねソウタの語彙力が素敵すぎて。
こんなこと言われたらね、ラスト1曲の盛り上がりときたらもうそれはそれはステージの上も下もなくすごかった! みんな楽しんでたな〜〜〜BBB
会場がひとつになって、名残惜しいけど私たちはすごく最高な時間を過ごせたよありがとう! そんな気持ちでイッサイウェッサイしました。

そして余韻を残さずスッと消えるのもいつものこと。ここから彼らの8月の怒涛の夏フェスシーズンがはじまる。
最高の音楽と感動をありがとう!


もうひとつの感動

3,4月のドーム成功以降、フェスやTV番組で彼らが見つかるたびに他界隈からの素敵な感想をいただく機会がめちゃくちゃ増えている気がします。
今回も帰りの電車の中でスクロールするTLには。BESTY界隈以外からの賞賛の声が大量に溢れかえってて泣きそうになりました。
中でもソノダマンさんのレポでは、彼らのようなボーイズグループがロックフェスに立つことへの意味を全肯定してくださり感極まった。リンク貼っときます。↓

そしてもうひとつ、しゃもじさんの嬉しすぎるお言葉にいたく感動しました😭↓(引用許可ありがとうございます)

これってつまりSKY-HIがザストで目指していた「音楽との距離が近い(グループになること)」を自然と汲み取って下さってるということですよね。
自分のかっこよさを見せつけるために歌やダンスを使うのではない。楽曲を表現するために必要だから歌とダンスを奏でている。
ロック畑の方にも彼らの目指す在り方がちゃんと意図として伝わっているという事実がエモすぎて🔥🔥🔥とっても嬉しかったです!

さらに、BESTYへのお言葉😭↓

べすち褒められてる! 泣きそう! ありがとうございます!
思えば2022にSKY-HIがビバラ代表の鹿野淳氏にBE:FIRST出演を直談判するところから当日までを追ったドキュメンタリー番組『ROAD TO VIVA LA ROCK』(全4話/GYAO)、
あれを視聴したおかげで「ボーイズグループがロックフェスに出る意味」をすごく重みをもって学ばせてもらったBESTYも多かった。
そしてビバラ前日にはSKY-HIのXにてフェスの楽しみ方(地蔵はダメとかフェス文化へのリスペクトとか)の指南もあった。
一部浸透していない層や過去を知らない方々も沢山いるし、たまに間違う人ももちろん一部いる。それでも、大多数のBESTYはここ3年でいろんな経験を積み重ねてこのように一定の評価をいただけたことは、みんなで呼びかけあって「観客としての在るべき形」を勉強してきた甲斐がありました。
そんな素敵なファンダムにいられて嬉しいです。

アーティストのことを誇ると同時に、アーティストからも誇りと言われるファンダムでありたいなあ。キレイゴトだけど、音楽の世界くらいキレイゴト上等でいいじゃん。

ロックフェスにいろんなバンドやアーティストやアイドルが入り乱れる時代になってきました。様々な個性や在り方があっていいと思いますが、ひとえにそのフェスや音楽へのリスペクトを忘れないこと、自分も音楽を愛するちっぽけな一員であることを忘れてはいけないなと改めて思います。
と同時に、そんな目線をずっと崩さないBE:FIRSTのこの夏のご活躍を応援しています!

次の現場はサマソニ!
“Who the hell are you?”

今回はとても内省的な感想になってしまいましたが
ここまでお読みくださりありがとうございました。


おまけ

衣装の記録のために貼るけどコメント元気だなwww


無加工でこの色はすごい
おともだち!最高の1日をありがとう!

PS. 次回のロッキンでしいたけとハム焼き&ビールを食べる!

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