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ビバラロック感想〜バンドセットで進化したBE:FIRSTの魅力

2024.5.3 VIVA LA ROCK 2024 さいたまスーパーアリーナ

2022年GW━━初めてロックフェスデビューを果たしたBE:FIRSTと一緒に、私もビバラロックでフェスデビューしました。
あれからもうビバラ3回目の参戦。
それなりに1日の過ごし方やフェスのお作法もわかってきた気がします。

結論から言うと、もー最高に楽しくて大満足な1日でした!!!
なんといっても今回からBE:FIRSTが初の生バンド引き連れての登場ですよ!
BESTYなら2023秋のアリーナツアーからビーファがバンド(後半のみ)でやってるのをご存知と思いますが、フェス系はまだでこのビバラが初!
「びーふぁーすと? ああ名前は知ってるけどフェスでやってるならちょっと見てみようかな」層の皆さんへ一体どれだけのインパクトを残せるのか。その反応を現場で見たい!

いつも感想レポが長文になるので、今回は短くさくっといきます。(明日JJ行く)
BE:FIRSTのほかに、同じBMSGのAile The Shota、SKY-HI、あとUVERworldの簡単な感想も追加で。
その他もいろんなアーティストをいくつか見ましたがここでは割愛しますごめんなさい。Awichちゃんみなは言わずもがな、どのアーティストもめちゃくちゃ楽しくて格好良かったです! あとちらっと見れたSTUTS、サウンドが好き系かもなので今度掘ってみまーす!
記念にタイテ貼っとく。

(ビバラロック公式より引用)


BE:FIRST感想

今回のレポは、主にバンドセットのフェスの雰囲気がどうだったのか、現場の空気がどう見えたのかのみに言及します。
誰の歌がどうだったとかビジュがどうとか誰がわちゃわちゃしてたとかはあまりにも長文になるので、みなさまビバラオンライン(〜5/10(金)23:59まで有料配信中)を見てください‼️  
パフォすごいよ! 
全 員 大 優 勝 で し た !

ビバラオンラインはここから↓

強いていえば、ビバラオンラインより現地の生歌の響きはn倍も凄かったので、現地は尋常じゃなく沸き散らかしてました。
ライブハウスの熱狂をアリーナクラスでやる規模のデカさ。
ワンマンがあったかい人肌のお湯なら、フェスは熱したフライ油です。客層が違うから性質も全然違う。めちゃくちゃ楽しかったーーー!

というわけで、まず場所。
今までのビバラ1回目と2回目でアリーナ前方は経験済みなので、今回はビーファの時はあえて後方スタンド席から俯瞰して全景を見守ることにしました。
他界隈のファンの方の反応とかめっちゃ気になるし、BESTYがどれだけ増えたかも気になるし。あわよくばXに書いちゃったり……

……という思惑はハズレて、いざアクトが始まる頃にはスタンド後方はみごとにBESTYだらけで、四方八方囲まれていたw
漏れ聞こえてくる初見さんや他界隈からの老若男女の感想をこっそり聞いてみたかったのにー! だめじゃん笑(だめじゃないよ)

左側のごく一部を除いて、ほぼ会場の約8〜9割が総立ちです。これはすごい。
BESTY以外の方もたくさんいるはずなのに、こんなに立ってくれるもの?
いやそもそもアリーナもスタンドも会場全体がほぼ埋まってるだけですごいんですが。
こりゃ来年はアリーナ後方までギチギチに埋まるんじゃないかな。。。(と予想)

「BE:FIRSTのライブは立ってノるもの」という認識が広まっているのか、それとも期待値か。他の超有名アーティストでも座ってじっくり聞きたい層は一定数いるし、別にフェスはスタンドで立つ必要なんかないし自由なはず。
なのにビーファはとにかく、はじまる前から観客側の臨戦体制がすごかったです。

今年はあえてスタンド席の前のほうへ
ドームを経験した後なのでたまアリが狭く感じる!
スタンド席からの見え方
ドセン!
(アーティストが出てない時は撮影可)

↓セットリスト(ビバラ公式より引用)

01. Mainstream
02. Masterplan
03. Milli-Billi
04. Brave Generation
05. Scream
06. Set Sail
07. Don’t Wake Me Up
08. Great Mistakes
09. Bye-Good-Bye
10. Boom Boom Back


なお、リハでBetrayal Game(歌なし)→ BF is…(歌あり)

リハでBF is…をやったのが感慨深かった。
元々ビバラ初出演のために「踊らず歌だけで刺す曲」として作られた思い出のロックナンバー。あの日祈るような緊張MAXで見守った初登場の瞬間も懐かしい。
今では自分たちの存在を示すものは他にもたくさんあるので、BF is…がフェスの始まりのノロシの役割みたいになってるのがとてもよき!

MSのイントロが出た時、MPのイントロが出た時、どちらも湧き方がすごかった。
セトリを見ると、hiphop多めで始まりhiphopで終わる。真ん中にはがっつりロック系。最近の自分たちらしさにこだわった魅せたい順番なのだなと感じる。

久しぶりの生のMasterplanはドームの時と違って、だいぶMVやダンプラで一応目が肥えたはず。だからこそ、あの異質なダンスがどれだけ際立っていることか。そして桜吹雪。
「こんなの踊りこなせるのすごい!」と目が釘付けになる。誰も見たことがない。そんな感じでアリーナ後方では曲が進むにつれどんどん地蔵の人が増えていた。
ラスサビの全員で固まって地面踏みつけるところ、一番盛り上がった!
あとビバラの音響はやや大味で荒めにどかーんとくるんですが、ドリルの重低音がバチクソにかっこいい。ダンスブレイクのドゥーーーーンがめっちゃ気持ちよかった! はーーーーあそこめっちゃ好き!

で、Milli-Billiであらためて思ったのは、7人とも歌が絶好調で!
うんうんそんなのいつもですよね、いつも上手いよね、当然のように知ってる!
とは思いつつ、ミリビリのサビ=ミリミリミリミリビミリビっていつも被せじゃないですか。
今日は生歌の音圧がデカすぎてミリミリが聞こえないというか物足りないというか……🤣
そこが初めての現象で新鮮で、バンドの音響に合わせるとそうなるのかな。
シュントの「スーーーーーッ…」さえ鮮明にデカくて、彼らの声量そのものや音圧が今いかに素晴らしいことになってるか、生歌の威力を逆にくらったというね。やばい!

次、キャップ姿のシュントのご挨拶MCから入るロックナンバー3曲の流れ。
いつもかっこいいけどちょっぴりだけ敬語まじりのオラオラ節。今日のシュントは絶対にcrewさんたちを意識してるんじゃないかな、なんて思ったり。大先輩と同日だもんね! ねーーー嬉しいよね! 私も嬉しい! きっとみんな嬉しい!
BGScSSの流れは最高に正統派ロックフェスの空気だった! ロックバンドBE:FIRSTマジで最高ーーー! 最高しかない。会場全体が暴れてて、熱気のうねりが動くのを感じました。めちゃくちゃ盛り上がった。

ここで清涼飲料水みたいなDWMUで一旦落ち着くけど、結局いちばんジャンプしてまた盛り上がるっていうね。この煽り盛り上げ上手どもが! ありがとう楽しい! EDMももっと増えてもいいと思うー!

で、驚いたのがグレミス。これがフェスのセトリに入ったのは初めてじゃないかな? 
ここでレオくんの恒例の締めMCが入って、さっきまであんなに楽しさ一色なのに泣きました!
ビバラを引退された鹿野さんの名前をまず出すんだもんなあ……ビバラへの経緯と感謝を忘れてないあの時からの仁義。優しくて力強くてすごいよかった!
(翌日ビバラオンラインでも確認したMC↓)
だいぶ要約ですが
『あの日からBE:FIRSTはどんどん音楽が好きになっています。ビバラロックに立たせてくれて鹿野さん、ビバラロックに来てるあなた、そして共演者皆さんのおかげ』
『今日を一緒に生きててよかったなって言う瞬間を作ってもらった』
『僕たちのささやかながら精一杯のエール曲を』
そして
『どんな日々も! 全部肯定してみせます!!!(咆哮)』
こんなレオくん見たことないってくらい、力のこもった激しいシャウトだった。
あまりの熱演ぶりに一瞬映画のワンシーンかと思った。
いや演技じゃない、これは紛れもなくステージに生きる人間のリアルなんだよ。
配信じゃ伝わりにくいかもですが、このレオくんのMCで会場全体がウオオオと地鳴りのように湧きました。
ダンス&ボーカルの人がやるようなノドの使い方ではない。メタルとかロックの人がやるような──そんな魂の叫びをありがとう。涙出た。
この力強さを豪速球でくらってうっかり泣いた。

からの、歌のラスサビで
「今日が邪魔したって! 明日が怖くなったって! 大丈夫!!!」
ここも間違いなく過去イチの力強さと芯の太いシャウトだった。もうねびっくりした。
大陸に根を張る大木のようです。もしくはでっかい海。
レオくんがそう言うならきっと大丈夫、ありがとう。
明日からまた人生を頑張れるよ。泣
BE:FIRSTの締めくくりにふさわしい今日のハイライトでした。

なんかさあ、グレミスって今までどうしてもワンマンでのわちゃわちゃ楽しいタオル曲! みたいなイメージだったけど、ビバラでは初めて違って見えたんだよね。
バンドセットという音の厚みとロックフェスの空気感、それらをまとったレオくんの渾身のシャウト、そして6人の熱唱。
魂の燃焼曲そして応援歌なんだなって、初めて激アツな展開を感じ取れました。ここは新発見。

最後にBGBBBB。曲が服を着替えたかのようなバンドアレンジが馴染むしハマる。
アレンジに合わせて必然的にフリーダンス多めになる彼らを見ていると、心底楽しそうだなあと笑顔になる。つられて観客も好きに踊り盛り上がってて、最後の祭りのような一体感となっていた。
ビーファが好き、曲が好き、ダンスが好き、音楽って楽しいな。
もはやそんなことしか覚えてない。
そんなシンプルで原始的な思いしかなくて。満たされて幸せで最高で。
楽しかったーーーーーーーーーーーー! ありがとう!!!


Aile The Shotaの感想

CAVE STAGEでのアイルザショウタ、絶対似合うと思っていたので一度見てみたかった夢が叶いました! 完全にクラブっぽい空気感! 最高だったー!
ショウタもバンドセットだったけど、ベースとキーボードメインかな、いい意味でいつものデジタルっぽさは失われてなくて。重低音のリズムの厚みが足されててめっちゃダンサブルだった。そこらへんのバランス感覚、さすがオシャレやな。

今回の新EP「omen」がめちゃくちゃ良くて! これって彼が次の段階へ行くために一度アンダーグラウンドノリをやっておきたかった的なことを記事で読んでなるほどと。
そのせいもあって、ビバラでかます今のショウタを絶対見ておきたかった。
開演1時間前にはCAVEが埋まってたんじゃないかな。入場規制もあったとかで、もう来年はCAVEじゃ狭すぎるのは明白ですね。
(来年ショウタは東京ガーデンシアターですからね! もちろん行くよ!)
運良く上手の前半には行けたので斜めから音楽に没頭できました。
特にPandoraから Villainsへシームレスに繋がっていくとことか、観客大興奮だった。激熱。
あと一番好きなDEEPをリハでもやってくれて、たくさん聴けたのしあわせすぎたー! もし私がダンサーだったなら振付したいのはDEEPです(何様)

最後はAURORA TOKYO 。
色褪せない新鮮さを纏うATSの生み出すJ-popは、きっと既存の何とも違う新しいサウンドになっていく予感がします。


SKY-HIの感想

ボス降臨、圧巻。
ボスにとっての日常たらしめるのがライブだけど、1回も気を抜いてるとか思ったことはない。
けれど、前日だったかな突然ツアーのタイトルを変更しますってのが出て、いい意味が悪い意味かはわからないけれど、何かしらSKY-HIの中で心境の変化があったことは間違いない。ので、正直どんなライブになるのかちょっと私は緊張してました。でも、そんなことは杞憂でした!☺️

今日も魂を削って観客を誰1人として置いていかない、メッセージを全て音楽とリリックに乗せた演説のようなパフォーマンス。毎度刺さるわーーーーかっこいい!
朝から腰の調子が悪いとMCで言ってて、Dramaticでもダンスはやや控えめ。それでも表現としてのジャンプやステップはするし茶目っ気も出しつつ、初見さんにもスキルと人柄がきっと伝わってる。
最近BMSGから音楽業界への提言も出たし、興味をもってくれる人へ少しでも広がっていくためにも、社長自らが音楽活動してるってのはたぶん大きい。
金髪をボサボサに振り乱して鬼気迫る気迫で歌うSKY-HIは美しい。そして何かを宿しててすごかった。

SKY-HIではアリーナ後方に降りて友達と踊りまくってたんだけど、楽しすぎて私DUNKのサビをあのコレオで踊っていた。朝から足が死んでるはずなのに。
あと、前の列にいたBMSGパーカーのおばさまが、TTFのイントロが始まった途端「うそ!これが聞きたかったの!」と言わんばかりに隣のお友達と顔を見合わせて幸せそうにハワワと口に両手を当てていたのがなんか素敵だった。わかりますわかります!😭
放物線を描く〜、をルイVer.で低めに歌ってたのは、トレーニーたちへのメッセージなんですかね? きっとね、意味があるんだと思いたい! 泣いた。

そして最後にBMSG POSSE のサプライズ登場! わーい誰か来る気もしてたけど、まさかの新曲披露はびっくりした! 
なんかラップがかっこよかったしかもはや覚えてない。
エディがBMSG旗持ってた! あとレイコ! レイちゃんが素晴らしく貫禄が出てかっこよかった。
ソロアーティストでグループ作れる自由さっていいよね。今年はPOSSEの活躍も楽しみです。

SKY-HIはすぐにツアーが始まるけど、例のタイトル変更についていい意味だったらいいなと願います。最近ニッシーさんとのコラボが続いたから、何かクリエイティブ的に新しい刺激を受けた……とかだったらいいなと願いつつ。
ビーファやマゼ曲もだけど私はSKY-HI自身の音楽もパフォも好きなので、とにかく心身ともに健やかていてくださいと祈るばかりです。
いつも本当に幸せをありがとうございます。


UVERworldの感想

なんと今年はビーファと同日! めちゃくちゃ楽しみにしてました!
だって私にとっては去年のビバラのご縁がありまして。

※参考※
去年のビバラでUVERworldにくらって再燃した話はこちらから↓

ということで、去年からたまに聴いているUVERworld。
その後発覚したENCORE AGAINでのシュントとのコラボ楽曲発表も、ビバラ2023があったからこそなおさら自分の中で激熱展開だったわけです。

去年は斜め後方からだったので、今年はスタンド席正面に戻って真正面から圧を浴びました。すごい。
UVERworld、やっぱりすごかった。ぶっ刺さった棘が抜けない。
MCがそのまま連動して次の曲に繋がってゆくのはもう知ってる。だから次の楽曲がわかるようになる。
映像に映し出されるリリックは、社会の誰もが引っかかるけどなかなか口にできないような難しい心の内。だからこそ自分のことのようにえぐられる。
数多くの楽曲の中でPRAYING RUNをまた聞けました、嬉しい。去年ぶっ刺さったあの曲(シュントのルーツ)、あれから私はなんでも全部やって確かめるようになりました。笑

『努力をせずに夢が叶った人と 努力をしても叶わなかった人』
これを刻んで走り続けて「努力をして夢が叶った人」になったシュントがコールされてステージに上がった瞬間、ぶわっとその幸せを噛み締めました。😭
てか、それまでスタンド席で立ってたのはチラホラだったのに、シュントが出てきた瞬間座っていた人たちが一気に総立ちになったのはすごかったよ! シュントやばいな!

ENCORE AGAINを生で聴いたのは初めてです。
思った以上に掛け合いがエモくて、何より2人の空気感がとても通じ合ってて優しい。
終わりがけにはグータッチとかしちゃって、かわいい。
1曲だけ歌ったシュントが帰ろうとした時「次お前の好きな曲やるから!(聞いてて)」と構って名曲「在るべき形」を披露するTAKUTA♾️さん……ほんとシュントを可愛がってくれるなあ……溺愛なのでは。笑

TAKUYA♾️なんて圧倒的超カリスマを相手に全く引けを取らないシュントの歌と存在感、素敵でした! 音楽さえあれば共鳴できるって素晴らしいな。
TAKUYA♾️さんのおおまかな素性()については、去年夏の関ジャム(めっちゃ面白かった!)で大体知ったのでなんとなく理解できる。
ひとたび気に入ればファンと気軽にご飯行ったりマラソンしたり自宅(リビングでテント)に住まわせたり……すごい可愛がり方をする人で爆笑してしまった。
シュントよかったね本当に……! 
そしてUVERworldさん本当にありがとうございます。ますます大好き。
7月のインスパイアの2マンに絶対当たりますように! 行きます!(言霊)


そんなわけで、大トリのCreepy Nutsもちょっと見て最後までめちゃくちゃ楽しかったビバラ2024でした。
お疲れ様でした!
帰る時にゲート全員で手を振ってくれたビバラスタッフさんありがとう🫶
都市型として楽しみやすく親しみやすいGWの祭典。
来年もビーファはじめ好きな人たちがたくさん出られますように。

ここまでお読みくださりありがとうございました!

楽しかったー!
Masterplanのレオくんのアクスタって肉色だね

追記:
2日後のJAPAN JAMの感想も書きました。こちらから飛べます↓


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