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BE:FIRST初の映画感想(2D〜4DXScreen)

2023.8.25. BE:FIRST THE MOVIE『BE: the One』初のドキュメンタリー映画の全国公開おめでとうございます!🎉
突然ビーファの映画やりますって発表された時はびっくりでした。まってこんなに早く……でも嬉しい!

そんなわけで、公開初日に2D、翌々日に4DX Screen を見てきました。X(旧ツイッター)の文字数で書ききれない感想文をここに記録します。
前半が2Dと4DX Screenの感想、後半に7人のメンバーそれぞれの感想という順です。


そろそろみなさん1回目は見た頃だと思うので、以下ネタバレ全開です。ご注意ください。

8/25 2Dの感想

新宿バルト9、やはり公開初日に初回はここで。
衣装展示もあるし夜には舞台挨拶もあるイベント館。(なお舞台挨拶は安定の落選、かつライビュも仕事で行けませんでしたー🤣)
午後イチの時間帯でしたが、映画グッズは15:00ごろでも全種類在庫ありました。1人各種1点限定、商品展示はされておらずレジで受け取る方式。

左からマナト・ソウタ・リュウヘイ
他4人の展示がある横浜ブルク13も後日行きます!
最推しレオくんを自引き🙌みてみてかっこいいー!

第1回目の初鑑賞後は、しばしぼーーーっとした。
まず初見ではとにかく「なるほどこういう映画か!」「わーライブすご!」と内容や構成をざっくり把握するだけで精一杯。細かいところにまで思いを巡らせてなにかを感じるとか無理。
SKY-HIがザストから常々言ってるとおり、BMSGはアーティストがありのままの自分でいられる、脚本演出は一切ない。
ホールツアーの最中に実はこんな事件が……とか映画ならではの裏ストーリーとかあったらどうしようという心配も少しよぎったりしてたんですが、いつものFCやROAD  TO〜や過去のHulu『Gifted Days』やザストで見せてくれたような、本当に彼らの舞台裏だけだった。そこは納得!
(アッでも声出し禁止のはずの代々木で歓声だけが合成されていたのは……うーんでもまあ……これは世界配給もあるライブ映画という特性上、必要な舞台装置&効果音としてやむを得なかったんじゃないかな)(メンバー達がヤラセの脚本を演じたわけじゃないので、私は別に全然気にならなかったです!)

バルト9・シアター9(舞台挨拶の大部屋・433席)の音響、いいですね! わーいライブを見てるみたい!
大きなスクリーンで見る大きく鮮明な7人の推しの姿は、ライブ会場の神席で見る近さを彷彿とさせる。 
2Dだけど擬似ライブとしての臨場感はリアルとほぼ遜色なく、むしろ最近のサマソニやインスパイア等の屋内ライブの音の聴こえかたに限りなく近い。そこがとても嬉しかった!
お家で円盤や配信を何回も見るのももちろん楽しいけれど、スクリーンの大音響で見るからこそ擬似ライブ体験ができるというもの。そこに映画化の意味を感じた。

あーーこれねーーーー「ビーファにちょっと興味はあるけどライブには行ったことない」という人をぜひ一緒にお連れしたい! ライブさえ見てもらえれば、彼らのスキルやそのマインドごとわかるのに! 私の周りには残念ながらそういう人がいません😂

そして、
当時を語る「BE:GIN」
音楽とは「BE:AT」
グループへの信頼「BE:LIFE」
ファンへの想い「BE:STY」
そして次のステージ「BE:YOND」
(以上、公式Xより引用)

これらの構成が、本当にこれまでのBE:FIRSTの約2年間のダイジェストだった。
彼らがこの2年間で各種媒体やインタビューで語ってきたあらゆる想いは、映画の中でも一貫して変わらない。「変わらないため変わってゆくだけ」の、いつも新しい表現で信念を語ってくれるのが、ああやっぱりBE:FIRSTだなって思えて。
どのシーンやインタビューも、ひとことでは言えない感情が湧き上がった。

特にBESTYからの言葉をビーファが受け取るシーンではたまらず泣いた。7人がしっかり顔を上げてちゃんと受け取ってもらう所を、まさか見せてもらえるなんてね。
コロな禍の中で生まれたBE:FIRSTとBESTYには、いわゆる個別の対面イベントが少なかった。わずかな当選者がオンラインのミーグリに当たるだけで、ファンレターすら禁止。配信やFCのコメント欄は全部読む時間もないだろうし。ライブやリハ観覧で「声援」は届くけれど、個々の「声」って実は届きにくいんじゃないかとずっと思ってました。でなきゃ、映画の予告編でレオくんが「会場がBESTYで埋まるか心配😂」とか言わないって!(流石にそれは分かってないよレオくん! どんだけチケット取るの大変だと思ってんのー! みんなビーファに会いたいんですよ!)
なので、代々木の会場で収録された多くのBESTYの声、あれはオ・ユンドン監督自らが沢山インタビューしたものだと記事で読んだ。ありがとう監督……!
そして全BESTYの気持ちを代弁してくれた映画出演のBESTYさん達もありがとう。映画制作のことはずっと伏せられてきたので、まさかご自分が映画に出るとは思ってなかっただろうなあ……と思うとちょっとふふッとなった。共演ですよすごいじゃん!

BE:FIRSTの歴史は、私たちBESTYの歴史でもある。
スタンスは決して媚びない、でも1人1人の人生に寄り添おうとしてくれる彼らにずっとついていきたい。この映画を見て、BE:FIRSTがもっと好きになりました。
君たちは好きなものを好きにやってくれ。それがきっとやがて新しいカルチャーになると信じてるから。いつか必ず世界へと押し上げてみせる、だからこっちはまかせて。みたいなね。
最後は、なんだかそんなくすぐったく誇らしい覚悟と晴れやかな気持ちで映画館を後にした。

あと、エンドロールのいちばん最後で、聞き慣れないトラックが鳴っていた。ピコピコピみたいな電子音。初めて聞く音、これってもしかして次の新曲Mainstreamのトラックだったりしない? 次回確認しようと思った。

8/27 4DX Screen の感想

全国に4つしかないという4DX Screen、そのうちの2つが東京の池袋と南町田にあります。池袋では1日1回、南町田では1日3回だったので、南町田にある109シネマズグランベリーパークへ行ってきた。池袋は抱えている上映作品数がとても多く幅広いので、都会の有名館のわりに作品ごとの上映回数は意外と少ないんですよね。

2回目はソウタきた!わーい!

あの4DXScreenXを掛け合わせた豪華版(?)なんだから、そりゃあ楽しかろう! と期待を込めて見てみた。いや"乗ってみた”。
結果、あれはアトラクションで乗り物でした! ていうか動く生き物……?笑
X(ツイッターと言いたい)でも言ったけど、まるでビーファのことが大好きでノリノリで踊る生き物に乗ってるみたいだった。音に合わせてヒットとブルブルの音ハメが完璧で、おいおい踊ってんなーという感じ。
でも、動くのはライブのみ。インタビューなどじっくり見たいところは静かにおとなしくしてましたあの椅子。なので、4DX酔いが心配な人もライブ中だけなら大丈夫かもしれませんね……しらんけど🙄
そのかわり曲が始まるとまた椅子がノリ出すので、こちらもうっかりいつものハンズアップしたくなるし、なんなら椅子から降りて正直立ち上がりたかった。(しませんて)
なんだっけSpin!だったか、ソウタのラストの方のラップに合わせてめっちゃ細かく動きまくってて「もういいって!落ち着け!」と笑いがこみ上げて静かに爆笑した。

【↓↓↓ここから4DXの機能ネタバレ↓↓↓】
基本、ビートの効いてるブレジェネやScreamみたいなのは、ダンダンダンとヒットが入るのはめっちゃ気持ちいい。
ほか、冒頭のBF is……のスモークに合わせて風がぶわっとしたり。匂いまではないけれど、ふんわりと何かソフトないい匂いがした。風がいろんなところで吹きまくるので、ちょっと顔や首が寒い。(昔、ピザを食べるアニメ映画ではピザの匂いがしたよ)
ミリビリの炎がボンボン出るところは、首元に熱気がボフッとくる。Gifted.もだったかな。私は首元が開いた服だったので、首がくすぐったかったです。
あと、Softlyの直前でシュントが壁を壊して(訂正: リョウキくんが壁を蹴るモーションもあるので壊したのはリョウキくんかな!?)水がドドドと流れこんでくるシーンで、プシャッと水が飛んでくる。気になるほどは濡れない。
他にもたくさんあった気がするけど、大体そんな感じです。
【↑↑↑ネタバレここまで↑↑↑】

むしろ期待以上だったのがScreenX
2Dでも見たメインの映像のほかに、左右両側のスクリーンに見知らぬカットが同時に映し出されている! これは円盤でも映されていなかった。「この子やあの子が横ではこんなことしてたの!?」が結構見られます。
特にSoftlyはヤバいです。正面に2人しか映っていなくても、両側ではあと2人がセクシーに踊ってます。目が絶対足りないので、次回のScreenXは、後方席で全体を把握できる位置にしたい。
Betrayal Gameもなんだか左右が広がるだけで視野が広く見えてダンスが新鮮に見えたんですよね。あのコレオあらためてかっこいいな!
そしてMomentは左右に知らないカット割が。サビの横一に並んだかわいいダンスがワイドによく見えた。
もちろん全シーンにサイドスクリーンが反映されるわけじゃないけれど、新カット盛りだくさんなので次もまたぜひScreenXで見たい! それくらいオススメです。

そういえば、1回目で感じた「エンドロールの最後の音は何?」ですが、ほぼMainstreamのトラックとみて間違いないのでは? 2回目でそう確信しました。

↑『What’s the “Mainsuream”?? #02』6:48でソウタくんがラップしてるとこのトラックで、映画で聞き覚えのあるピコピコ電子音が聞こえてる気がするんですよね。
こうして繋げてエモさを演出するなんて、いかにも社長が考えそうな事ですよね。やりそう……!笑

以下、映画を見ての各メンバーのひとこと感想です。

SOTA

圧倒的存在感、絶対的ダンスリーダー。やはりこの言葉がふさわしいと思う。
どのシーンも見応えばかりです。魅せることをずっと軸に人生積んできた人だもんね。
特にBTGが終わった後のソウタ、シュント、リョウキのオリジナルダンスの見せ場、あの音ハメの気持ちよさはあれソウタくん考案のコレオじゃないんですかね??(ソウタ担の人教えて) あんなシーンも盛り込まれたホールツアー、素敵でした!
ザストで歌唱をがんばったと言ってたけど、ダンスで生きてきた人が歌まで歌えるのって、やっぱり踊るための音楽を死ぬほど聞いて、自然に体に取り込んできたからですよね。ラップが上手いのはリズム感が鋭いからで、ものにするのも早かったんじゃないかな。最近はますますビジュアルも磨かれて目の大きな美人さんに。
ソウタがいつもインタビューで語る時の、視座の高い考え方が好きです。硬派な語彙もかっこいい。ビーファにとって何が正しいのかを常に考えて導いてる人だと思った。
「日本中連れてくミッション,I Do、I Do」ほんとそれ、まじでほんとそれ。

SHUNTO

「ビーワン、始めるぜ」
いろんな要所要所でドアップになる時の威力がやばい。シュント担じゃなくてもあの金髪の片眼で低音で言われたらヒャーーーーッてなります。男の魅力炸裂ってやつ……えっあのう10代ですよね。実年齢とアーティシズムってのは全く関係ないんだと最近バキバキに成長中のシュントくんに思わされます。
ミリビリかBBBかScreamだったかなシリアスに激しいダンスを踊りながら、一瞬小さくニヤッと笑った時鳥肌ものでした。どこだったかなまた探そう。
ザストの最終発表で「爆発的な開花の予感はまだこれから」とSKY-HIから言われていたけど、最近特に金髪にしてから開花がドンドン加速してる気がします。一撃必殺の魅力がすごい。
「ステージに立った時、横の繋がりを感じた」といつも言葉数が少ない彼が、仲間のことをそんな風に思っていたのがなんか嬉しかった。照れくさくて横の繋がりとか言わない系の子かと思っていたので。

MANATO

マナトくんのことは何もかも綺麗な王子様だと思ってます。歌も声もダンスも綺麗で、高貴で上品で真面目で。(でも中身はギャグマシーンなのも知ってるよ!)
映画中の懐かしいザストのシーンで、ビフォーアフターの対比を代表していたのがマナトだった。「マナトとリョウキを足して2で割ったらちょうどいい」の話をしてる時、確かにそんなことあったな〜と。それほどに、ザストではまだ感情表現が固かったマナトが今やもうすごいことに。いや最終審査からもう変わってたけど。
BF is…、マナトの歌い出しは何度聴いてもかっこよすぎですね! もはやファンファーレだよ。これだけの声量と歌の上手さでまずどんな聴衆をもシーンと黙らせる圧倒的パワー。みんな聴きたくなるって。
映画のSoftlyやばいです。あとMove Onのダンスもね!
BF is…での替え歌「ソウちんの前に 何かあるぞ 22歳の誕生日おめでと〜〜う〜」というバースめっちゃ良かったね! ここめっちゃ笑ったwww

RYUHEI

リュウヘイはザストからお顔の骨格ごとどんどん大人になってゆく。でも歌やダンスのセンスや圧倒的クオリティはザストの頃から変わらず、ずっと天才だなあと思ってます。
何も不安がない。特に大人のお兄ちゃんたちが担当しても不思議はないセクシーな一言や歌割りをあえてリュウちゃんがやってるとウオオオオとなる。SKY-HIありがとう。Softlyのささやき英語パートをリュウちゃんにやらせるってどうなん?(感謝)
BBBで意外と猟奇的な目をしてるのを映画で初めて気づきました。
よく通る高い声も深い声も最高です心地よい。ミリビリの「納車即表彰」あたりのラップも毎回「らしくない」はみ出し方で大好き。
パフォーマンスで圧倒的芸術点のリュウちゃんが、MCでたどたどしく語るのが胸を打たれて好きです。リュウちゃんの言葉って、ビーファの中でも特に「BESTYと一緒に世界を目指すんだ」と誰よりも強く感じさせてくれるんですよね。BESTYと一緒にという思いをなんとかして伝えたい、BESTYがいなければ僕たちはない、みたいなね。
最年少でなんとも大人びた感性ですよ……もう子供扱いしてはいけないんだろうけど、祖母的な意味で抱きしめたい……(概念)

JUNON

ジュノンくん、BE:FIRSTになってくれてありがとうございます。
映画だと定点も多くて、ジュノンのダンスがよく見える。元々素質はあったんだろうけど、世界に通用するハイレベルなダンスを今やジュノンくんがかっこよく踊ってるのが泣けてくる。しかもダンスって振りだけじゃなくて「フォーメーションを覚える」まであるでしょ。どんだけリハしてるんですか泣。クセのない、スタイリッシュな動きが全然リキみがなく変に頑張ってなくて(←サラッと余裕に見えるという褒め言葉)ダンスがかっこいい!
あと、言わずもがなだけどレンジの広い歌声、澄んだハイトーンから深みのある低めの声まで、踊りながらあれだけブレずに歌えるのは天才だと思う。みんな知ってる。
映画ではメロディラインや歌い方を沢山アレンジしてくれて、いつも特別感がある。音楽的センスや音感がずば抜けていいんだねきっと。
インタビューで「個人がやりたい音楽が、BE:FIRSTのやりたいこと」と語ってくれていて幸せです。やっぱりそろそろ自分たちのやりたい自我を表現していくんだね!
あと、映画では髪を結んでないシーンも多くて、とてもピカチュウでした……

RYOKI

リョウキくんもBE:FIRSTにいてくれてありがとう。まさに起爆剤というポジションがライブでこんなに大切だなんて。どこにいても何かをすれば途端に目を引く華、その日のテンション感をMAX作り上げてくれるのがリョウキくん、これは本当に強い。
やっぱりなんといってもSpin!で寝転がってラップはインパクトありすぎた! おかげで絶対忘れられない名シーンです🤣
あと、ツアー中も言われていたけど、リョウキは歌ってなくてもとにかくずーっと踊ってるんですよね、割と激しく。そこがまたかっこいいのと、どんだけ体力オバケなのかと。しかも自分だけが目立とうとかじゃなくて、ステージ全体を盛り上げようという意思が楽曲にフィットしてるから全く違和感がない。ビーファすげえ、ってなる。ここがすごいの。
一方で、「メンバーのことを話しているとこういう顔になる」って可愛く笑っていたのが、本当にしあわせそうで良かった。一匹狼の役者人生で終わらなくて良かったです。「おじいちゃん友達」、これがメンバーが取材で言ってた、映画の見どころのひとつかあ。こんなにかわいいこと言ってくれてほっこりです。まじでビーファ50周年ライブとかやってくれ。

リョウキくんがまじでクオリティバケモノだと思ったのはやはり有名なこの動画↓。これってSKY-HIがザスト開催告知をする直前にもう世に出してるんですよね……この時点でも既に仕上がってる人だよ素晴らしい。それでも、今はさらに上をいってる。これを見れば、リョウキは日本だけで終わらせちゃいけない表現者だと思います、まじで。

LEO

大画面で見ると、汗が幾筋もしたたり落ちていくのがよくわかる。美しいキラキラの汗。これがレオくんです。ついつい最推しなので何もかも褒めたくなるけれど、ここまで6人の仲間達のことを書きながら、こんなすごい彼らに囲まれて大好きだとスマホ裏のチェキを見せてくれるレオくんに、君もすごいんだよと伝えたい。
代々木に立つ直前の舞台裏で「見てるか、過去の俺!」と笑い飛ばすレオくんの昔の苦労話はみんなが知っている。あのシーンは何度も髪をかきあげながら本当に嬉しそうな顔をしていて、(事前にFCで見たことのある動画だったけども)ああ人間だな、とリアルに感じられた。

おそらく繊細で人一倍人間臭くて「カッコつけないのがかっこいい」を体現しているレオくんは、ステージ上でスイッチが入ると理想の自分を世界観ごと憑依させる。リュウちゃんとはまた違った豹変ぶり、最近それが圧巻です。楽曲の間じゅうずっと曲に染まった表情を、作ってるんじゃなくて宿してるみたいな。その演技力に沸き散らかしてますよーーレオ推しは!
ダンスだけ、歌だけで魅せる、じゃなくてレオくんのパフォーマンスはミュージカル役者の表現方法に近い気がする。かっこいい最高のレオ役をやりますよ、なレオくん。
Softlyは毎回死人が出るのであの、ぜひScreenXで。
あと映画だとMomentのラストのレオくんが中央に残るシーンの表情がよく見えるのが嬉しい(円盤では小さいので)。ミュージカルのワンシーンみたい。

みんな知ってるけど、レオくんは優しい。歌声も、歌詞も、考え方も、言葉の選び方も。BESTYからの言葉で、顔を隠しながらも涙がこぼれ落ちるのをカメラが捉えていた。そんな泣き方するなんてずるい。ツアー中にも悩み続けてやっと答えを見つけられた代々木公演、そのあとのレオくんの嬉し涙を見られた気がしてこちらも幸せになれた。泣いてくれてありがとう。おめでとう。

どんどん長くなるのでそろそろやめます。
最後に、MessageのアコースティックVer.、楽しみにお待ちしてました。
ギターのイントロからもう泣いてしまった。優しくこころに寄り添う曲ってこういうことだね。
Messageは元々ビーファの初のラブソングという位置付けで、世の中のいろんな愛に当てはまる曲です。でもこのVerだけはビーファからBESTYへの愛をうたった曲だと、私はそう受け止めました。
「君しかいないから」
「世界の果てまで君と踊ろう」
リュウちゃんが世界に一緒に行こうって言ってくれた。そのためにはBESTYが必要で彼らにはBESTYしかいないんですよね。まあ当たり前のことだけど、「一緒に」なんて言ってくれたアーティストは私にはいなかったので、それがとても嬉しかった。
レオくんの優しい心のこもった「君しかいないから」でふっと音が消え、映画冒頭のソウタとリョウキの会話がリフレイン。そっか、ここに繋がってたんだね。
「だってベスティが連れてってって言ったから」(リョウキかわいい)

そしていつの間にかライブのMessageへと戻ってゆく。なんか、言いようのない感動が染み渡りました。何度も聞いてきたこの曲が、違う意味の曲に聞こえてくる。

ここは多分、BE:FIRSTがここまでしてBESTYへ一番伝えたいメッセージ。
そしてBESTYが彼らから一番受け取るべきメッセージ。
よーしべすちも世界へ連れてってもらおうじゃないの。そして一緒に行こうね。
だんだん自分でも何書いてるかわかんなくなってきましたが、「BESTY=親友」ってたぶんそういう気軽な意味なんじゃないかなって。

これからのBE:FIRSTと4thシングル発売

ここ数日、BE:FIRSTは怒涛の展開を繰り広げている。
夏フェス→初の映画公開→YouTubeのドキュメンタリー『What’s the “Mainsuream”?? #01,#02』公開→(8月30日刃牙アニメED発売)→9月13日発売4thシングル『Mainstream』
この一連の流れにおいて、彼らと社長が全部ひとつなぎの1本の特大ストーリーを提示したがっているように思えるんですよね。

1年〜2年目、今まで彼らは「BE:FIRSTはジャンルレスです」と言い続けてきた。おそらく経験値という意味も含めて、デビュー後の1〜2年はいろんな音楽に幅広く触れて試みるフェーズだったのかもしれない。
それが、今年3月のDUNKが終わったあたりから自分たちの音楽的自我が次第にめばえて、4thでは「(自分たちのルーツであるhiphopをベースに)こういうのをやりたい」と具体的に社長に提案したという。
ドキュメンタリーを見る限りでは、社長はついに来たと喜んでいるふうで。もしかしたらその到来は予想より早かったのかもしれない。
ここでこれまでの2年間をまとめた映画公開が重なることで「これまでのビーファ」と「これからのビーファ」の今分岐点にいるんだってことがめちゃくちゃ貴重で。
そして全国のBESTYみんなでこれを見届けていることがエモい。

4thシングル以降のビーファは、もうジャンルレスとはたぶん言わなくなるのだろう。
それでも決してhiphopしかやらない訳ではなく、たまにはpopや大衆性たっぷりの曲(アニメやドラマの主題歌やCM曲とかね!)もやるとは思う。ただし、自我の中心にメインストリームとして据えるのはhiphopですよと。
その答え合わせが9月13日に世の中に提示されるかと思うと、とても待ち遠しい。

そしてオ・ユンドン監督は、FRaUのインタビューでこの映画を「BE:FIRSTのイントロである」と表現した。そんな言い方をしてくださるなんて、もしかして続編が……ていうか続編がないとは言ってないんですよね。いやきっとありそう! 未来のビーファ映画数本の円盤を年鑑にして順番に本棚に並べたい。
本当の意味で今年も新章突入を果たしつつあるビーファくんのこれからが楽しみです。

次のアリーナツアーはMainstreamを引っさげて回るのだろうな。すごく好みの音楽が溢れているところしか想像がつかなくて、夢と希望しかないです。
結論:この映画を通して、BE:FIRSTがますます大好きになりました。7人が大好き。

映画にならって考えてみる。
私にとってBE:FIRSTとは?
うーん、月並みですがやっぱり「新しい人生」「生きがい」かなあ……。
ずっとhipihopやR&Bに憧れて、それを日本国内で王道でやってくれるアーティストを待ち続けて(いるにはいたけど出るたび消えてゆき)やっと、やっとです、30年待った! そして今、BE:FIRSTやXGが日本にもそういう路線を広げようとしてくれている。再び音楽を聴く生活に変わったのは、間違いなく私にとって新しい生きがいです。

皆さんにとっては何ですか?
ここまでお読みくださってありがとうございました!

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