パソコン汚すぎて草

家ってすごいなっていう話でもあるが、家は見事に自分という存在が日々生み出す痴態を覆い隠すための機能を持っているのだということ。それをありありと感じるのが、普段とは違う場所で作業をする瞬間である。

今が正にその状況なんですがもうきったない僕のノートPC。
これ何もうきったない。手垢にまみれてもう逆におしゃれとは言わないけど、いっそ壊したくなる。破壊衝動を産んでくれるという意味ではすごい。
人間あんまり感じないですからね、破壊衝動。
例えばラッダイト運動運動とかバンダリズムって社会のうねりの中で巻き起こってくるエネルギーなわけですからそれと同じように破壊という行動の起因となる汚さって多分すごいと思う。

まぁ社会的な反動からくる破壊行動も、一種のシステムの汚さに対する反抗みたいに考えることもできるわけですから、同じなのかもしれないですね。
他にも手垢にまみれたシステムに対する変革にも暴力が付きものなのを考えると、人間が破壊という非常に短絡的な行為でもって問題を解決しようとするのは別に何か大きな目的や大義があるというのを抜きにして日常に持っている者なんだろうと思いますね。

なんでしょうね、汚れによって何か自身に対する損壊が発生する瞬間を感じ取って、それの根本を取り除こうっていう意識なんでしょうかね。
本能なんでしょうかね。それが身体的なものなのか、あるいは社会的なものなのか、状況によって様々ですが、危機感からくる防衛行動なのかもしれないですね。

PCは買い替えようと思います。

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