どこオリ~「どこでも誰でもオリエンテーリングを楽しめる世界をみんなで」~

(この記事はオリエンティアAdvent Calendar 2022  12月25日向けに書かれたものです)

オリエンティアの皆さん、メリークリスマス!
突然ですが、このホームページを訪れたことはありますでしょうか。
https://www.dokori.net/

「どこでも誰でもオリエンテーリングを楽しめる世界をみんなで」

これが、サイトを通じて伝えたいメッセージであり、夢です。

この夢を実現させるためには、解決しなければならない課題がたくさんあります。そして、この夢と同じ方向で、既に活動をされている方はたくさんいます。このサイトは、あくまで、1つの手段です。
そして、完成させるにはオリエンテーリングを愛する皆さんの協力が必要です。なので、今日この場では、思い描く夢の一部を語り、オリエンティアの皆さんへの協力のお願いをさせてもらえればと思います。


1.自己紹介

自己紹介が遅れました。
本記事を書いているのは「どこオリ」というサイトの作成メンバーです。
現在メンバーは3人いて
・hamauzi…日本のオリエンテーリングの歴史を語らせれば右に出る者はいない(過去のAdvent calenderはこちら)

・o_kmjm…スプリントコースと地図表現のこだわりでは右に出る者はいない(過去のAdvent calenderはこちら)

・moyashibot…オフィシャルレースへのこだわりと追いコン練参加回数では右に出る者はいない(過去のAdvent calenderはこちら)

というこだわり強めなメンバーです。
この中で、hamauziは主にサイトの構成や広報を担い、o_kmjmはサイトへの実装を担い、moyashibotはちょっと偉そうにしています。
・hamauzi:CMO(Chief Marketing Orienteer)
・o_kmjm:CTO(Chief Technological Orienteer)
・moyashibot:CEO(Chotto Erasouna Ossan)
です。
この3名で今のホームページの形になるまで紆余曲折ありましたが、なんでこの3人でサイト作るようになったのかをお話していこうと思います。
文章は主にmoyashibotが書かせてもらっています。

2.課題意識

2-1.オリエンテーリングの地図って探しにくい!

オリエンテーリングは地図を持ってその地図通りにナビゲーションをしなければいけないので、オリエンテーリングをするためには大前提として、専用の地図が必要です。専用の地図を入手するためには、その所有者を見つけ出して連絡を取る必要があります。現状、運用されている(はず)の構造は以下の通りです。

オリエンテーリングには地図が必要です

しかしながら、この構造の中にいくつか運用が不十分な部分があり、地図の情報がオリエンテーリング愛好家にいきわたらない状況となっています。

オリエンテーリング界に浸って長い方は、どこに地図があって、管理者が誰なのか、どのような特徴があるのか、という膨大な情報を大まかに把握されています。また、クラブに所属している人なら、そのクラブ内でノウハウが引き継がれていたりします。しかしながら、情報を人伝えで伝達していくやり方には限界があり、この状況がオリエンテーリングの更なる普及を妨げているように感じています。

もちろん、この構造に対して既に一定のソリューションを提供してくれている方々もいます。主に「管理が行き届いた都道府県協会」か「尋常ではない努力をしている個人」です。

●都道府県協会の場合
一部の例を挙げます。

・埼玉県オリエンテーリング協会

販売地図リスト

販売可能地図がリスト化されています。

引用元
http://www.orienteering.com/~saitama/pdf/1903_map.pdf

・千葉県オリエンテーリング協会
千葉県内のテレインがGoogleマップ上にプロットされ、リスト化もされています。

●個人の場合
上記の千葉県協会と同じですが、地図の場所と管理者の情報に関しては、Googleマイマップという機能を使って、有志で情報が更新されています。

(関東圏テレインマップ)

(中九四テレインマップ)

(北海道テレインガイド)

(東海・関西地区テレインマップ)

このように、特定の個人により素晴らしい情報整理が為されている例はあるものの、ここまで情報を収集しまとめるのは能力と時間が必要で、ハードルが高いのも事実です。個人としても、情報登録がもっと簡単に出来れば…と思っていました。

2-2.オリエンテーリングの機会が少ない!

日本のオリエンテーリング界の特徴として
・オリエンテーリングをする機会は週末ごとの大会参加が中心
・「練習」にフォーカスした機会が少ない(平日に、部活のような練習が出来ない)
という性質があると思います。
原因としては、居住地が都市部に偏り付近にオリエンテーリング地図がない、オリエンテーリングの地図作成には多大な労力がかかる、日本が公共の土地の利用マナーに厳しいことが挙げられます。

バスケットボールやサッカーなど、中高の部活でメジャーなスポーツは、平日毎日練習するのが当たり前です。オリエンテーリングは、地図を扱う技術を競う競技なのにそれを利用した練習がなく、大会参加がメインのためいきなり本番。また、レース後の再入山が出来る機会は少ない。これでは、上達のチャンスがどんどん減っていきます。

そこから少し状況が変わり、近年は基盤地図情報などのオープンソースな地図情報が充実して、個人でも高クオリティなオリエンテーリング用の地図を作成できるようになりました。
また、幸か不幸か、コロナ禍による行動制限時に、愛好家たちのオリエンテーリング欲が原動力となり、個人が自分の居住地付近でスプリント競技用の地図を作成し始めました。
これらの地図は、渉外上の関係で大会を開催するには難しいが、個人個人が普段の練習に使用したり、時間を工夫すれば特段問題なく使えるという「条件付きで利用可能」なものでした。

こういった居住地ごとの個人の地図を近所の人同士で利用すれば、平日にもオリエンテーリングの練習が出来るかもしれない。道のりは遠いけど、日々の部活動のようにスプリント練習をすることも出来るかもしれない。

ただ、「オリエンテーリング用の地図がある」という情報が、掴みづらい。

我々はこれら1・2の問題を考えている中で、ある1つの手段で種々の問題が解決できることに気付きました。

その手段とは
「インターネット上に公開された誰でも編集可能な地図データベース」
です。

この機能を具現化したのが、どこオリです。

3.どこオリとは?

ここまで書いてきたところで、ようやくサイトの紹介に移ります。
どこオリとは、ここまで説明してきたとおり、「インターネット上に公開された誰でも編集可能な地図データベース」です。
登録フォームを利用することで、誰でも簡単に、地図の情報を編集でき登録することが出来ます。さらに、登録されている内容から変更があった場合、最新の情報を反映した状態に再編集することが出来ます。

どこオリビジュアル

このどこオリの開発経緯をご紹介できればと思います。

3-1.どこオリの前身、「どこスプ」

どこオリを語るうえでは、前身となった「どこスプ」に触れる必要があります。どこスプは、同じようなコンセプトでスプリントの地図情報を集約した”掲示板”的な存在でした。(notionという、無料ではネット公開できないアプリで作成していた)

どこスプビジュアル(notionで作成)

この活動のきっかけは、コロナ禍です。コロナ禍で極端に枯渇したオリエンテーリング機会を少しでも増やすため、有志によって作成された地図の情報を共有して、お互いに利用しあえるようにすることで、少しでもオリエンテーリングが出来るチャンスを生みたいと思いました。また、かねてからオリエンテーリングの地図販売形態に改善の余地を感じていたhamauziとも意気投合し、hamauzi・moyashibot・アドバイスをくれたS氏の3名で「どこスプ」の活動が始まりました。
無謀にも、その活動を始めた際には、描いていた理想像がありました。

妄想満載のどこスプ事業イメージ

自分たちで地図販売プラットフォームを作り、そこで動くお金をナビゲーションスポーツ界隈に還元したい、という理想です。こんな構想はあったものの、サイト作成能力もなく販売する品物も少ない状況で出来るのは草の根活動しかなく、自作の地図を増やしてコース付の地図をどこスプを通じて販売をしてみたり、NaviTabiやO-rangeなどの機材に寄らない計時方法を模索して、布教していました。

この「どこスプ」の限界は、検索サイトでヒットしないため、URLを知らない限り辿り着けないことでした。そのため、広報力が低く、不特定多数に向けて情報発信するには不向きでした。しかし、初期メンバーはサイト作成能力が低く、1から勉強しないと出来ない、という状態だったため、サイト化は夢のまた夢でした。
さらに、編集権限が限定されていることもネックで、情報の更新があるたびに管理者が編集しなければならないのも、サイト存続の上ではかなりのハードルでした。
結局、サイト管理者のmoyashibotが注力する時間を取ることが出来ず、下火になっていきました。

3-2.CTO・o_kmjmの登場

サイト作成能力に限界を感じていたどこスプ時代のチームは、ヘッドハンティングに移りました。コーディングが出来て、オリエンテーリングへの愛情も深くて尋常じゃない労力をかけてくれる…そんな条件を満たす人材はなかなかいないと思っていたら、適材がいることに気付きました。

大学時代に情報系の専攻で、コーディングが出来るo_kmjm氏です。
早速声をかけたところ、前向きな返事をもらい、流れが変わりました。ベンチャー企業のヘッドハンティングも感じなんだろうなと思いながら、夢だったサイト公開の目途が立ちました。
彼はWebアプリの開発経験はなかったものの、高いモチベーションでサイト編集のために独学で技術を磨き、続々とページを具現化していってくれました。
CMOによってデザインされたページがCTOによる実装が繰り返され、今のサイトが形作られています。

以前のどこスプの活動は「スプリント」かつ「個人で作成された地図」に限定されていたのですが、せっかくサイトを作るならもっと範囲が広いことをやりたい!ということで、視点を広げてフォレストも含め「日本の全てのオリエンテーリング地図を登録できる仕様にする」という意見でまとまりました。
サイトの名も、スプリントに限定しないよう、「どこでもオリエンテーリングだ!」ということで、「どこオリ」に変更することにしました。

こんな流れで絶賛構築中の「どこオリ」ですが、作成途中ながら充実の機能があるので紹介させてください。

3-3.どこオリ機能の紹介

どこオリには、今までのオリエンテーリング界にはなかった機能が実装されています。一部ですが、こちらで推しの機能を紹介させてください。

推し機能①:統一されたフォーマットでテレイン情報が登録できる!
ほぼほぼこれに尽きます。これが凄いんです。お手元の地図の情報をぜひ一度試しに登録してみてください。
登録ページに映っていただくと、
・地形
・植生
・テレインプロフィール
・テレインの魅力
・テレインのその他の特徴(タグ)
などなど様々な登録項目が出てきます。
あくまで登録者の主観でいいので、上記情報を登録してみてください。

登録する情報は多いと感じるかもしれませんが、各テレインの地図に対してこれくらいの情報量は持っているはずです。

また、このフォーム、一部が空欄でも登録できます。
大事なことなのでもう一回言います。
一部が空欄でも登録は出来ます。

テレイン登録する際に全部完璧にするのではなくて、一部歯抜けの情報があったとしても登録することに価値があります。既に登録済みの情報を編集したいときは、該当の地図ページにいって右上の「情報修正」から、登録済み情報を変更できます。


情報修正できます

この機能によって、「みんなで地図の情報を完成させる」ことが出来るようになっています。とりあえずいい地図がある!と思ったら一部でも登録してみてください。(地図画像の取り扱いだけ注意です!)

このフォーマット作りが苦労した部分で、
・フォレストテレインはどんな分類が出来るのか
・フォレストテレインの周辺であったら嬉しいアクティビティは何か
・テレインの魅力となるような特徴物は何か
など、数々の議論を経て今の形になっています。

推し機能②:会場が登録できる!
皆さん、オリエンテーリングの練習会などで特定のテレインを利用する際、会場を探すのに苦労したことはないでしょうか?
どこオリでは、地図ごとに会場も登録できるため、その地図を利用する際の推奨の会場情報も把握することが出来ます。また、複数会場がある場合に備え、3つまで登録が出来るようにもなっています。


ストリートOの名テレイン・2ばんどうろの会場情報

推し機能③:テレイン検索

登録された情報はデータベース化されているので、検索により絞り込みをすることが出来ます。絞り込みというと、地域でやっていくイメージをお持ちの方もいるかと思いますが、このどこオリで実装している検索機能の目玉として、「テレインの特徴から検索できる」という特徴があります。
地図の情報を詳細に登録いただいているので、テレインの中にある特徴的な地形や、走行可能度、道の多さなどから絞り込める、ということです。

ここからは少し妄想も入りますが、この機能を使うことによって、テレイン探索している人のニーズにあった地図を探すことが出来るようになると考えています。
例えば、「次の全日本大会は微地形で道が少ないテレインだから、類似のテレインを探して練習しよう!」と思ったら、テレインの特徴から「道が少ない」「微地形」を選んで検索すると、該当するテレインがヒットする、といった形ですね。

このウィンドウは「検索」ウィンドウの中の「特徴」をクリックすると出てきます

推し機能④:地図画像が表示出来る

地図画像を見ないまま、練習会のテレインを決めたりするのって少し怖くないですか?地図は現物を見ないと範囲や地形、植生の感覚も掴みづらいので、解像度が低くてもいいから全体像を見たいというニーズはあると感じていました。
そのため、どこオリのサイトでは出来る限り地図画像を登録いただく形にして、しかも地図画像がトップに来る形に設計しています。
また、一覧表示をするとサムネイルとして表示されるので、特定の特徴で絞り込んだうえでどのテレインにするかをサムネイルを見ながら決める、ということも出来るかもしれません。

もちろん、競技使用に耐えうるような高解像度でアップロードしてしまうと不正利用のリスクもあるので、現在の対策としては表示される画像の解像度を一定以下に抑える機能を実装しています。(今後、登録された地図画像の端の方に「不正利用禁止」マークを表示させる処理も検討中です)

やっぱ地図画像が並んでるとテンション上がりますよね

推し機能⑤:テレインの魅力が登録できる!

どんな魅力があるかを、写真付きでユーザーに伝えることが出来ます。
とても魅力だったので、「さいたま新都心」の魅力の部分を引用させてもらいます。

こんな地図持って走れたら楽しい、という想像が膨らみます

こんな感じで、写真付きでテレインの現地の様子を知ることが出来ます。
こんな場所をオリエンテーリング用の地図を持って走れるなら行く!となる人も多いのではないでしょうか。
こちらはテレイン内の画像だけでなく、周辺施設も魅力に含めることが出来るので、掲載時に鋭意ご検討いただければと思います。

推し機能⑥:フッターのリンク集

こちらは本機能とは別ですが、「リンク集」があります。
どこオリのサイトマップ的な機能がメインですが、その下に主要なオリエンテーリング関連ページへのリンクを収載しています。
特に、Advent Calendarは検索でヒットしてからバックナンバーに飛ぶ、という形を取る方が多かったり、裏になかなか辿り着けないという問題もあるので、ぜひ利用してみてください。

Advent Calendarにもアクセスしやすくなります

推し機能を紹介してきましたが、今後も機能や内容を追加していく予定なので、乞うご期待ください。

4.どこオリの今後とご協力のお願い


ここからはhamauzuから、簡単にどこオリの今後をお話させて下さい。
 
これまで、個人マッパー方を中心に14名の方にテレイン登録をいただきました。近場の公園や駅、特徴的な街並み、ワクワクさせられる新規フォレストなど個性的なテレインが集まってきています。
 
そして、クリスマスにテレインが、一気に250に増えました!
テレインオタクの西下サンタが登録してくれました。本当にありがとう。
基本的なテレイン情報を入れてもらっているので、残りの情報もぜひテレインに興味がある人、著作権者のみなさま、地図作成者のみなさまに入力いただきたいと思っています。
 
そして今後も引き続き全国のテレインの情報を制覇できるようにサイトを作っていきたいと思っています。
 
世界に目を向ければ、例えばエストニアは全国の1468のテレインデータが簡単に検索閲覧できるようになってします。
https://orienteerumine.ee/kaardid/
 
また、world of oには世界各地の地図画像が毎日10枚程度投稿され、今や32万を超えています。地図を読んでも読んでも尽きることのない沼です。
http://omaps.worldofo.com/
 
また、育成システムが整備されているイギリスでは、O-mapでの常設コースがワンクリックで購入できるようになっています。
https://www.goorienteering.org.uk/courses?filter=1&permanent=1&radius=25&tab=list
 
地図の情報を集めることによって、新しいテレインの情報を知ったり、練習場所を探したり、オリエンテーリングをしたいと思った時に近場でふらっとできるようにしていきたいと思っています。
 
今、オリエンテーリングがたくさんの人に広がりつつあります。誰でもオリエンテーリングがしやすい環境を整えられれば、人生の色々なフェーズでオリエンテーリングを楽しめる人が増えるかもしれない。
日常的にオリエンテーリングをする人がもっと増えると、全国各地にテレインが増えたり、大会がより盛り上がったり、北欧のようにクラブハウスがあるのが当たり前になる日がくるかもしれません。そんなオリエンテーリングの未来を夢見つつ、まずはオリエンテーリングの魅力が詰まったテレインと地図をみんなでシェアしたいという気持ちでいます。
 
「どこでも誰でもオリエンテーリングを楽しめる世界をみんなで」
 
みなさんからのテレイン登録のほど、どうぞよろしくお願いします。
テレイン登録はこちらから。

どこオリへの地図登録マニュアル

●おまけ 開発中の出来事
~どこオリ ドメイン問題~
皆さん、「ドメイン」ってご存じでしょうか?
Webサイトのアドレスの頭についている「●●.net」「●●.com」「●●.jp」といった拡張子みたいなやつです。Web上の住所ですね。サイトを公開するに当たっては別にどのドメインでも問題はないのですが、アドレスがキャッチーなほど覚えてもらいやすいので、有償で売買されています。人気でキャッチーなドメインほど高くなる傾向にあります。
(人気なものだと100万円を超える高額ドメインがある)

どこオリも同じく皆さんに覚えてもらえるようにどのようなアドレスにするかは3人で議論していました。
核になる.●●の前の表記については、「どこオリ」というキャッチーな名前があったのでそれを採用することは決まっていたものの、
・どこオリをローマ字に直すと「dokoori」だがダサイ
・doko-oriもダサイ
・dokoriだと「どこオリ」って読めない
などなど議論が起こりました。
最終的には、
・DO and Know ORIenteering、略してdokori。
・DO and Know ORIenteeringなら海外進出しても通じる。
(・ついでに、dokoriはなんか北欧家具っぽい)
という意見が出て見解が一致し、”dokori”とすることは決まりました。

次に、dokori.●●の●●の部分をどうするか、という議論も別途起こりました。

オリエンテーリング界には圧倒的な存在である「orienteering.com」が鎮座していましたが、やっぱりサイトなら.comだろ!ということで「dokori.com」を狙っていました。

dokori.comいうことになりo_kmjm氏に購入を依頼しました。これでドメイン問題は解決だ、世界を取れるぜ、みたいな妄言を吐いていたのですが、なぜか一向に手続きが完了しません。

自体を怪しんだo_kmjm氏が確認したところ…

高すぎ高すぎ高杉晋作

1,321,012円!!!

132万円です!!!

o_kmjm氏のクレカ上限が20万円だったため、引き落としが出来ず手続きが止まっていたのです。これが20万円を切っている10万円程度の中途半端な高額ドメインだった場合、o_kmjm氏のポケットマネーから10万円が支出されているところでした。中途半端じゃない高額で逆に良かった…

後々聞いたところ、o_kmjm氏は末尾3桁を小数点だと思っていたらしく、1,300円くらいで買えるぜ、と安易に捉えていたようです。

dokori.comがクソ高額なので、じゃあどうする…という話になり、あたりさわりのない「dokori.net」を選択しました。値段もそこそこでしたし。o_kmjm氏の財布が守られてよかった。
どうも、ドメインの値段は株のような水物らしく、少し検索されたドメインはわざと釣りあげられるという傾向にあるそうです。dokori.comを検索してしまったがために、ちょっと値段は上がっていたかもしれません。。

教訓:狙いのドメインを安易に検索するべからず

これにて、この記事は終わりです。
最後までお読みいただいてありがとうございました!


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