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【いちご軸&ks20のキメラ】思いの外違いを感じたので文字に起こす

今回は、kprepublicにて購入した、latenpow用のいちご軸(磁気軸)について書いていきます。

このキースイッチを購入した理由として、

  • 70pcsで2000円という破格の安さ(クーポン使用)

  • 送料無料

  • キメラによる見た目のカスタマイズ

が挙げられます。
結果から言うと個人的に、価格を見ても、見ずしても、
見た目の面でも、打鍵音の面でも、買う価値があると思いました。
(ただしかし、本当に個人的な感想であって、その人の重視するポイントによることを記事内で説明しています。)

キースイッチ

トップハウジングはピンクがかった半透明
ボトムハウジングはキレイなピンク、ステムは微妙に黄色がかったピンク?(これは自分の部屋の照明のせいかもしれませんが…)

スプリングの荷重に関しては、ks20whiteと微妙に違う気もしますが、特に違いを感じない重量。
公称値では、30+/-10gfとのこと。(ks20whiteは30‐50gf)
総トラベルは4.0+/-0.4mm

色々と書いてきましたが、一番重要な点。
マグネットがS極底面です。
wootingに搭載されるlekker SwitchはN極底面なので互換性がありません。
なので、ステムはks20のものを使用する前提で購入しました。

キメラ化

キメラ化したものがこちら。
トップハウジング ks20
ステム ks20
ボトムハウジング いちご軸
スプリング いちご軸

ちなみに、
先程書いた通り磁石の影響でステムはks20必須ですが、トップ&ボトムハウジングをいちご軸のものを使用してみたところ
トップハウジングとステムが強く擦れるせいで、押し込んだ後に跳ね返ってこない
ということになってしまったので、ステム、トップハウジング共にks20のものを使用することにしました。

キメラ化したキースイッチを組み立てる際、
トップハウジングとボトムハウジングのサイズが非常にピッタリなために、最後の「カチッ」がまあまあ固くて大変でした。

打鍵音

※動画の最後に比較もありますが、非常に分かりにくい比較でゴメンナサイ

ルブ無しキメラ、ルブ無しks20が一番顕著かと思いますが、
キメラ化をすることで、材質のせいか、トップ&ボトムハウジングのブレが減ったせいか、底打ちする時はks20よりもノイズの少ない、反響の少ない音、キーを離す時には心地よいカラッとした音が鳴ります。
カチャカチャする音が減ったような、キースイッチ内部で反響するような音が減ったような、そんな音の違いを感じました。
キースイッチフィルムの効果もこんな感じなのかな?
高音の要素が減って相対的に低音寄りになっているような音になりました。

ただしかし、一つ致命的な点が…
キメラ化したことで、キーを押し込んだ時の軸ブレが明らかに増えました。(ks20比)
これは近年急増している軸ブレ警察が許してくれなさそう…
自分は使ってて全然気にならないので、気にせず使える人もいるレベルと思ってもらえれば。

終わりに

結論として、このLatenpow いちご軸は
見た目を変えたい
打鍵音をより低くしたい
何でもいいから安くキースイッチを試したい
という方におすすめ。

ただ、比較すると押し込み時の軸ブレが増えていたので、
ラピトリの動作等にうるさい人は避けた方がいいかと。
(1ヶ月近く使用していますが、動作に異常は出てません。)

私はAP,RP値ともに最短にしたり、ラピトリの動作の安定性にこだわるタイプでは無いので、
軸ブレ小<好みの打鍵音
っていう選択肢を提供してくれるこのキースイッチが気に入りました。


https://twitter.com/moyashi_device


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