信じています

「信じています!
期待しています!
伸び代たっぷりな○○さんを!
焼肉屋さんで決起会をしましょう!」

○○には私の名前。
これは先週
お客さんが私に送ってくれた文章。
仕事の話だからあまり詳しくは書けないのが残念だけど
地域性を気にされる方で関西人を好まれるお客様。
東京育ちの私には、到底取引は無理だと思っていた。

ただなぜだか諦められなくて
定時後に1時間以上電話をする日があったり
何度もやりとりをして
冒頭の言葉を、私に伝えてくださった。
このお客様が
地域性で人を判断したのではなく
中身で判断してくれた瞬間だったのだと思う。

「あなたの言葉が聞きたいんだ。
あなただから一緒にやりたいと思うんだ。」

電話で伝えてくれた熱い言葉を
私はきっと一生忘れない。
このお客様のことだけは
私の人生をかけてでも
幸せにしたいと心から思った。

言葉って偉大だ。
人を悲しませることも、喜ばせることもできる。
私は今の仕事が好きだ。
大変なことの方がもちろん多い。
けど、
仕事内容云々以前に
言葉を扱う仕事だと思っている。

私の大好きな"言葉"を使える今の仕事で
人の人生も
自分の人生も
豊かにできたら素敵だなって。

私がお客さんに言ってもらえて
こんなに心があたたかくなったのと同じように
私も誰かの心に響くような
あたたかい言葉を返したい。