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変な夢を見たので乳がん検診を受けた話

こんにちは。ここ最近寝落ち率が9割超えのもっかです。

タイトルの通り、9月初旬に乳がん検診を受けてきました。

きっかけは桜の夢

皆さんは「夢占い」ってご存じでしょうか?

眠っている間に何気なく見ている夢。その夢の内容から、未来に起こりうる出来事や、仕事、学業、恋愛、人間関係など自分が抱えている悩みなどを提示するのが夢占いです。

もちろん占いなので、占いの結果に確証はありません。俗に言う「信じるか信じないかはあなた次第」ってやつですね。

夢占いは簡単に調べられます。ネットで「夢占い+〇〇(自分が見た夢の内容」と入れるだけです。すると色々な夢占いのサイトや記事が出てきます。

友人が時々変な夢を見ると夢占いを調べるという話を聞いて、私も最近変わった夢を見る事が多くなったので調べ始めました。100パーセント信じているわけではないですしサイトによって内容に微妙な違いがあるのですが、調べてみると夢の内容が今の自分が置かれている環境や心境に結構当てはまっていることがあるんです。

私が見た夢で特に印象に残ったものを調べるとこんな感じでした。

トカゲが出てくる→「生命力」「自己防衛力」の象徴で基本的には吉夢。トカゲを怖がっていると運気が下がる(私は夢の中で怖がっていました汗)。

スーパーで買い物をする→買うものを迷っているときは、現実でも様々な物事に目移りして迷いが生じている。

消えかかった虹を見ている→虹そのものは吉夢だが、消えかかった虹は運気がパワーダウンする暗示。

フクロウが逃げようとしている→たくさんの不安や心配を抱えている。

マスクを探している→秘密、不安、悩みを抱えている。


…不安で迷って悩みまくってますね。でも当たってる(苦笑)

そうして変わった夢を見続けていた私ですが、9月1日の夜、9月最初に見たのが「季節外れの桜を見る」夢でした。

職場の前に桜が咲いていて(現実では職場に桜の木はありません)、職場の人たちと「きれいだね~」と桜を見ていました。夢の中でも「今は9月なのに」と、季節外れの桜であることを意識していました。

さらにこの後、シーンが切り替わるように(夢の中ってドラマや映画みたいに突然違う場面に切り替わったりするんです…私の場合は)、更衣室で着替えをしていました。

すると女性の先輩たちが胸を指しながら、乳がん検診の話をしていたのです。「ほんとに痛いですよね~乳がん検診」「なんであんなに痛いんだろうね」と。

目が覚めた後、季節外れの桜の風景とともにやけにこの夢が脳裏に焼き付いてしまい、顔を洗うより先に、夢占いを調べてしまいました。

季節外れの桜→身の回りに何らかの異変が迫っている

え、こわい…。

でも、不安に感じてしまった理由はこれだけではないんです。

祖母の病歴&謎の息苦しさ

私の母方の祖母は、生前乳がんを患っていました。

私が高校生の時のことだったのですが、乳房にしこりがあることから通院し、乳がんが発覚。ステージいくつなのかは私は知らないのですが、腫瘍を除去するための外科手術と、抗がん剤治療を行っていました。特に抗がん剤治療は辛そうで、髪が抜け、ただでさえ細身だった祖母は副作用による嘔吐と食欲減退で瘦せ細っていたのを覚えています。

父方の祖母はバセドウ病という甲状腺の病気を患ったことがあり、私も大学生の時同じ病気になっていました。そのことからも隔世遺伝というものがあるのではないかと感じていた私は、乳がんになるかもしれない、ゆえに20代後半、遅くても30歳になったら乳がん検診は受けたほうがいいと思っていました。

そんな今年の8月上旬、私はふとした拍子に謎の息苦しさを感じるようになりました。

息を深く吸わなければならないような…でも日常生活に支障が出るほど息苦しいわけではないんです。でも何となく感じる胸の違和感。コロナワクチンを接種した後だったので副反応かと思い呼吸器科を受診したのですが、血液検査、心電図、レントゲンともに異常なしでした。

異常なしと聞いてホッとしたこともあるのか、その後は息苦しさも忘れて毎日仕事に励んでいましたが、どこか心の中に残っていた不安をえぐるように見た桜の夢。しかも乳がん…。祖母のこともあるし、そもそも女性が罹るがんの第一位。私は胸の違和感に飲み込まれているのかもしれない。乳房のしこりなんて自分ではわからないけれど、不安になりました。

人生初マンモグラフィー検査。結果は…

定期県内で行ける病院を探した結果、乳腺外来を行っているクリニックを発見。速攻で診察予約を行い、マンモグラフィー検査(乳房専用のレントゲン検査)をしてもらいました。

乳がんの検査は「超音波検査」と「マンモグラフィー検査」の2種類に大別できます。

超音波検査…妊婦さんがお腹の中の赤ちゃんの様子を見るように、乳房に超音波を当ててガンの可能性のあるしこりを見つける検査。2~30代の人はこの検査を勧められます。乳がんの発症年齢が40代以降が多いことと、自治体の住民検診の対象が40代以降だからです。痛みはほとんどなく受けられますが、しこりが見つかった場合良性か悪性か区別がつきにくく、さらに詳しい検査が必要になることが多いそうです。

マンモグラフィー…乳房専用のレントゲン検査。透明板に乳房を挟み、薄く伸ばして乳房を広範囲にわたって撮影します。がんと正常な部位の違いがわかりやすく、より正確に悪性のがんを見つけられる検査です。ただし、乳房を挟まれる時に痛みを伴います。

20代の私もドクターに超音波検査を勧められましたが、マンモグラフィーのほうがより正確に乳がんの検出ができるし、どうせなら白黒ハッキリさせたい!という思っていたので、「マンモグラフィーをお願いします!」と揺るぎなくプッシュし続けていました。

以前マンモグラフィーを受けたことのある母から何度も「滅茶苦茶痛い。もうやりたくない」と聞いていましたし、検査を行う看護婦さんも「かなり痛いです。もうこれ以上は無理だと思ったら言ってください」なんて言うもんだからビビりましたが、それでも勇気を振り絞ってマンモを受けることができました。確かにごっつい機械で左右&上下から計4回胸をプレスされるので結構痛かったですが、個人的には耐えられるレベルの痛みでした。

検査の結果、異常なし。乳がんは見つかりませんでした。ホッ。

ドクター曰く、「胸が張ったり痛んだりするのは生理前や更年期など、ホルモンバランスの変化で起こることもよくあることなんですよ」とのこと。

祖母が乳がんだった事も伝えましたが、家系に何人もいるなら可能性はあるけれど、私の場合は乳がん罹患者が母方の祖母一人だけなので、私が遺伝によって乳がんに罹りやすくなるということは無いとのことでした。

じゃああの桜の夢はいったい何の予兆なのだろう…何らかの異変とは?まあ何にしても、ひとまず病に蝕まれていないことは安心しました。祖母が乳がんに倒れた高校の時から気になっていた検査。自分では乳房のしこりがどうなんてまるでわからないので(私の場合はですが)、しっかり検査して頂けて良かったです。むしろ良い社会体験ができたと思います。

こうした乳腺外来専門のクリニックもあることですし、マンモグラフィーにしろ超音波にしろ、女性は一年に一回は乳がんの検査を受けたほうがいいと改めて感じました。ドクターからも「20代の乳がんは少ないけどゼロではないし、一年に一回くらい超音波検査を受けておくのはいいことだと思いますよ」とアドバイスを頂きましたので、定期健診の一環として来年も9月ごろに受診しようと思っています。何か見つかったとしても、早期発見に越したことはないですからね。

読者の皆様にも伝えたい

ふとしたきっかけで乳がん検診を受けたという話でしたが、この記事を読んでくださっている方、、特に女性の方は機会があればぜひ検診を受けることをお勧めします。他人(医者)に上裸を見せなければならないしマンモグラフィーは痛いしと抵抗のある検査かもしれませんが、周りの人にどう思われようと、自分の命と健康には代えられません。

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写真は「ピンクリボン運動」のリーフレット。クリニックに置いてあったので1部頂きました。上のリンクはピンクリボン運動公式HPのURLです。検診の詳細や、乳がん治療について詳しく書かれています。


変な夢を見る毎日ですが、今回のことは良い社会体験ができたと夢に感謝しています。とはいえ、たまには大好きな芸能人と話をしたり、現実ではできない魔法や超能力が使える夢とか見たいなあ…なんて童心に帰りつつ、今日の記事はここで締めようと思います。

秋の夜長、鈴虫の声を聴きながら良い夢が見られますように。




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