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「同情」して欲しいわけじゃない

プロデューサーの三間です。
 
障がい者の家族という当事者として、
ずっと思ってきたこと。
について書いてみようと思います。

「同情」と聞くと、
かつて懐かしき、ドラマ『家なき子』で
安達祐実の名台詞、「同情するなら金をくれ」が
すぐに思い浮かんじゃうわけですが、

まさに当事者って「同情」して
欲しいわけじゃないんですよね。



・・・だからって金をくれ、って言ってるわけでもないんですがw


これは当事者によっても
一人一人感じ方が違うとは思いますが、



対等にフラットに
ただただ事実を受け止めて欲しい
普通に付き合って欲しい



というのが、私の10代の感情だったかな。


みんな、家族のことを打ち明けた途端に
「どう反応していいかわからない」という困惑や
「可哀想」「憐み」「同情」みたいな顔をされて



そして、

そこから関係性に薄い膜のようなものが出来て
ちょっと疎遠になったりする。



    ・・・家族のことを話すことで、
     大事な人が離れていってしまうかもしれない




この恐怖たるや、凄まじいものでした。


だからこそ、
ただただ受け止めて欲しい、そう思うのです。


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【現在制作中の「きょうだい」映画あらすじ】

障がい者(精神障がい)の妹・希栄がいる姉のぞみ(中西美帆)は、 恋人である崇(熊木陸斗)に希栄(納葉)の存在を打ち明けられていない。 ある日プロポーズをされたことをキッカケに希栄の存在を知らせたところ、崇は困惑してしまう。

そこから 障がい者家庭特有の悩みに次々と直面し、“普通”の人生とは程遠い自分の人生に絶望し、のぞみは崇との結婚を諦めようとする。ところが、あることをキッカケ に改めて自分の人生を考え直していく。
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短編映画『ふたり〜あなたという光〜』
障がい者の「きょうだい」
#siblings に光を当てた映画です
本編約45分
2021年2月11日公開
※緊急事態宣言を受けて1月29日から変更
 
クラウドファンディングに挑戦中‼️
https://camp-fire.jp/projects/view/352275
※クラウドファンディングは2021年1月16日に終了しました。
☎️サポート窓口設置!
Tel :03-6778-5255
Fax: 03-6778-5256
映画公式Webサイト: https://www.movie-of-siblings.com/

#ふたり #きょうだい #あなたという光
監督・脚本: #佐藤陽子
プロデューサー:#三間瞳 
出演: #中西美帆 #熊木陸斗 #納葉

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