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マジで泣いた映画TOP3

「感動して泣ける映画」を探すこと、みなさん一度はあると思います。
自分はあまりいわゆる泣ける映画を積極的に観るわけではないんですけど、それでも色々と映画を観てきてズルズルに泣いてきたのも事実です。
今回は自分が観て泣いた映画の中で、単純にズルンズルン出てきた涙の量が多かった順にトップ3を書いていきたいと思います。 


3位『メアリー&マックス』

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あらすじ

メルボルンに暮らす8歳の少女メアリーは、ある日アメリカに住む誰かに手紙を送ろうと思い立ち、電話帳から選び出した人物に手紙を書き始める。そしてニューヨーク、人付き合いが苦手で一人孤独な日々を送っていた中年男マックスのもとに、オーストラリアから一通の手紙が届く。それを機に、メアリーとマックスの2つの大陸をまたいだ20年以上にわたる交流がスタートする。(シネマトゥデイより)

こんな人におすすめ
・現実が順風満帆じゃない全ての人
・自分を嫌いになってしまう瞬間がある人
・何らかのコンプレックスを持つ人


オーストラリアの少女メアリーとアメリカの中年男マックスの間で、長らく交わされる文通。そんな紆余曲折の二人の人生を描きます。Prime Videoで観ることができます。

デフォルメされているものの人がぽんと死ぬようなジョークも出てくる、ややダークな世界観のクレイアニメです。そのダークさの中には、決して上手くいくだけじゃない現実に生きる人々が確かにいます。

この映画の特徴的なところは、登場人物の全員が何かしらのあからさまな「欠点」と言われるモノを持つところです。
自分のおでこのアザが大嫌いなメアリー。アスペルガーや肥満を持つマックス。広場恐怖症の向かいのおじさん。吃音症のダミアン。その他皆…

そんな中での人々の交わりに、その姿の中に、自分を見つけ、心を刺されることでしょう。何かしらのコンプレックスを持つ全ての人の脳天に直撃すること、間違いなしです。
欠点は選べない。家族は選べない。しかし友人は選べる。と、いう何度も伝えられるテーマ。その結末にもう自分は、何度観ても泣きます
実話ベースだそうで、それがまた驚きです。

2位『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

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あらすじ

人気が落ちてきたドラマ俳優、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、映画俳優への転身に苦心している。彼に雇われた付き人兼スタントマンで親友のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は、そんなリックをサポートしてきた。ある時、映画監督のロマン・ポランスキーとその妻で女優のシャロン・テート(マーゴット・ロビー)がリックの家の隣に引っ越してくる。(シネマトゥデイより)

こんな人におすすめ
特になし。皆観てください。


これもクソ泣きました。いや、間違えてないです。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で間違いないです。

この映画で泣いたってなんだよって思うかも知れませんが、自分はスタッフロールでえづきながら号泣しました。

観た方々ならわかるあの最高のラストのバカの荒波。自分は、腹よじらせながら号泣しました。
この時に起こった現実と、この時代とこの後の時代と、これを撮ろうとなったタランティーノの色んなことへの気持ちと彼が今まで映画でやってきたこととこの映画のやり方と、俺の映画というものへの想いと、或いは単にここまで辿ってきたキャラクター達への気持ちと?
正直言って良く分かりませんでした。「何が」、か羅列することは完全にはできないけど、頭の中で言葉にもなってない色んなモノがぐっちゃぐちゃに交じり合ってとにかく涙が止まりませんでした。

でも、劇場で泣いてたの自分だけだったので、まあ泣ける映画として観ようとしなくて良いです…

1位『タレンタイム 優しい歌』

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あらすじ

マレーシアのとある高校で、毎年恒例の“タレンタイム”という芸能コンテストが開催される。裕福な家庭に育ったムルー(パメラ・チョン)はピアノの弾き語りで参加することに。耳の不自由なマヘシュ(マヘシュ・ジュガル・キショール)は、練習期間中バイクで彼女の送り迎えをすることになり……。(シネマトゥデイより)

こんな人におすすめ
全人類


これはもう文句なしに最強です。
この映画は決して、自分の趣味ではありませんでした。学園群像劇なんて大の苦手のジャンルだったし、自分が好きだと思ってるような表現技法とか穿った諧謔とかを持ってるわけじゃなく。
映画としては誰でも観やすい映画です。

この映画は、如何にもなお涙頂戴によってではなく、本気中の本気の心とメッセージで作られています。自分のような「普通にその辺の誰でも感動できそうな映画で泣けるかよ〜」みたいな天の邪鬼の逆張りバカでも、その心をボッコボコにされ涙腺ぶっ壊れること必至です。

この映画はレアで、DVDや配信でも全く観れなかったのですが、なんと今、仮設の映画館で配信で観ることができます。今を逃せば観る機会は相当限られますのでぜひ観てください。


以上3作でした。また別の単純に泣けた量以外でもかければと思います。『ポゼッション』とかも泣けたと言えば泣けましたし…
(コードー)

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