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SHINeeについて書いてみる

今日は、韓国のボーイズグループSHINeeについて書いてみようと思う。
今年で日本デビューしてから10年になる彼ら。

私は彼らが日本デビューするくらいのタイミングで、ドはまり。それからはシャオル(SHINeeのファンのこと)だ。
というわけでかれこれ10年好きな訳だが、ここ3年ちょっとばかり
SHINeeから距離を置いてしまった。置かざる負えなくなってしまった。

SHINeeを好きになるきっかけはメンバーの一人である「ジョンヒョン」の歌声だった。

千葉のパルコでぶらぶらしていた時に彼らの曲がかかっていて、
この声好き!誰?と必死になって調べた記憶がまだ鮮明に残っている。

やっとグループを特定し、初めて見たとき、とにかくジョンヒョンの顔もめちゃタイプだった!!笑

笑うと子犬のようにかわいいし、パフォーマンス中は歌声とダンスのパワーがみなぎっていてとにかくキラキラしていた。
そのころ高校生だった私は、SHINeeの良さを広めようとクラスに部活メンバーに布教活動していたものだから、多分私のイメージ=SHINee なのではないかな。

ダンス(Ring Ding Dong)とかも真似て狂ったように踊った暁には腰を痛めて数日間歩くのもしんどくて、さすがに自分に苦笑した。

ジョンヒョンをきっかけにSHINeeメンバーの個性豊かさ、メンバーの仲の良さにどんどん惹かれて、ああ沼にはまるってこうゆうことねと実感した。

初めて行ったコンサートは国立代々木競技場。確か12月くらいだった。そもそも1人でコンサートに行くのも初めてですごく緊張していたのを覚えている。

生で見たときは「本当に存在するんだ」というのが一番最初に湧き上がってきた感想で、気づいた時には涙が出ていて自分でも驚いた。運も良くて11列目の席でメンバーの顔が肉眼でしっかり見えた感動。

こんなに何か人にはまる経験がなかったから、あまりにものめり込んでいる自分に動揺していた気がする。

確か、「Boys Meet You」という日本語曲のシングルを出したときCDに
握手できる特典が付いていた。私はたったの1枚購入しただけだし、まさか当たるとは夢にも思わなかったが、まさかのまさか。当たったのだ。

最初から握手するメンバーが決まっていたのか、自分で選べたのかそこは覚えていないがとにかく私は事実としてジョンヒョンと握手したのだ。

握手するまでの長い列の間、何を言おう、韓国語で何か言おうかなとか、お疲れ様ですは固すぎるかな?とかずっとずっと考えて、
最終的に本人を目の前にしたら何も言えなかった。ジョンヒョンは本当ににこにこ話しかけてくれているのに、口をどこかに置いてきたのかと思うくらい何も出てこなくて今でもたまにその時のことを思いだしては、お疲れ様ですって言えてたらなって後悔してしまう。

2017年12月18日、ジョンヒョンがこの世からいなくなってしまった。
突然だった。その日の夜は大学の友達とごはんを食べていた。
ふとLINEニュースか何かを見た友人が、「ねえ、この人」と携帯の画面を見せてくれた。

訳が分からかった。事実として信じ難かった。
終電も近づいていたし、私はそのあと駅に急いだ。電車の中で涙を堪えながら嘘であることを祈って。

日本のニュースでも亡くなったと報道があって、泣いた、すごくすごく胸が苦しかった。

ジョンヒョンはファンからもメンバーからも愛されていたし、今でも愛されている。なぜ自ら命を絶ってしまったのか。理由なんて本人にしか分からないけれど、とにかく悲しかった。

彼の書く歌詞は暖かくて、やさしくて、疲れた日に聞く「End of a day」は私を癒してくれた。

メンバーも本当に辛かったと思う、きっと気づけなかった自らを責めたと思う。

でも残された4人は本当に逞しかった。SHINeeとして活動を続けた。
でも私はジョンヒョンがいないコンサートを最後に、SHINeeを見ることが出来なくなってしまった。

信じたくなかった、4人の姿を見るとジョンの不在が顕著で、それ以来4人を映像で見ることはなくなった。

また年齢的にもメンバーの内、3人が兵役に。残ったメンバーテミンは、お兄さんたちが兵役中にソロアルバムを出したりSuperMというメンバーとしても活躍していた。

テミンのことも応援したくて、ソロコンサートに武道館まで足を運んだ。

そして今年、2021年2月、約2年半ぶりにSHINeeが戻ってきた。
勇気を出してMVを見てみた。私は約3年かけて4人でいるSHINeeを見ることが出来るようになった。

さすがSHINee。強烈な曲を見事に歌い踊りこなしていて、熱意が感じられるパフォーマンス。ジョンヒョンの穴は大きいけれど、個々の才能に驚かされる。

「Don't call me」という曲でカムバした彼ら。賞をもらった時にキー君が
「今とても会いたい人がいる。彼の不在はまだ大きい。大好きだと伝えたい」というようなことを言っているのを見て、また泣いてしまった。

大きな悲しみを乗りこえ、頑張る彼らをこれからも応援し続けたい。
SHINeeはいつまでも5人で5HINeeだから。


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