カラオケに毎日来る同級生は歌うことが目的ではなく僕を見ることが目的だった?!
初めまして!乃木坂高等学校1年生の〇〇と申します!
いきなりですが僕には歌うという大好きな趣味があります
その趣味関連で最近カラオケのバイトを始めました
カラオケのバイトを初めてから何故かバイト中すごい視線を感じるようになったのです...
あっ、ホラーじゃないですよ!(笑)
??:おはよ〜〇〇〜!
〇〇:おはよ〜和!
和:そういえばカラオケのバイト始めたの?
〇〇:なんで僕の機密情報知ってんの?!
和:なんか、朝アルノが言ってたよ?
〇〇:隣のクラスの中西さん?
和:うん
〇〇:おかしいなぁ、僕誰にも言ってないんだけど?
和:まあでもいいバイト始めたんじゃない?〇〇歌うの大好きだし
〇〇:まあね
ガラガラ...
先生:席につけ〜、HR始めるぞ〜
〇〇:はい!(あとで中西さんに聞いみるか...って無理だよ〜)
そう!〇〇は中西が好きなのだ
そしてお昼...
〇〇:和〜、お弁当一緒に食べよ〜
和:いいよ〜、あっアルノとも食べる約束してたんだ
〇〇:じゃ、じゃあ僕は1人で食べるよ
和:待ってせっかくだったら3人で食べようよ
〇〇:ぼ、ぼくは遠慮しておくよ
和:ダメ!〇〇も来て
〇〇:やだ〜(緊張するよ〜)
そうして〇〇の抵抗も虚しく...
和:アルノ〜待った?
アルノ:全然待ってないよ〜って〇〇君?!
〇〇:ど、どうも
アルノ:ちゃんと話すのは初めてだよね?
〇〇:は、はい!
アルノ:初めまして、中西アルノです!
〇〇:初めまして!〇〇と申します、中西さんのことはよく和から聞いてます。
アルノ:ほんと?〇〇君のことも和から色々聞いてるよ!
〇〇:そうだったんですか?
アルノ:うん、てか同級生なんだから敬語やめてよ(笑)
〇〇:慣れないので少しづつでいいですか?
アルノ:うん、大丈夫だよ...あっ、あと中西さんも禁止で...
〇〇:え、じゃあ僕中西さんのことなんて呼んだらいいんですか?
アルノ:和みたいにアルノでお願い
〇〇:わかりました
アルノ:ジーーーッ
〇〇:わかったよ
アルノ:それでよし!じゃあ〇〇〜お弁当たべよ!
〇〇:うん
和:ねぇ!私もいるんだけどぉ〜💢
〇〇 アルノ:ごめん...
そして学校が終わり〇〇はバイト先に向かった
〇〇:おはようございます
店長:おはよう〇〇君、まだ20分前だよ?
〇〇:はやくいろんなこと覚えたいので
店長:えらいね、じゃあ今日は部屋の清掃を重点的に教えるね
〇〇:はい!よろしくお願いします!
そして〇〇は一通り部屋の清掃を教えてもらった
店長:まあ、ざっとこんな感じかな?
〇〇:はい
店長:分からないところあった?
〇〇:今のところは大丈夫です!
店長:分からないところあったら聞いてね
〇〇:はい!
店長:それにしても暇だなぁ〜
〇〇:平日の夜ですしね
店長:そういえば今日も歌って行くんでしょ?
〇〇:はい
店長:了解
ピンポーン...
〇〇:ただいま伺いまーす
〇〇:おまたせいたしました〜ってあれ?
店長:どうしたの〇〇君
〇〇:受付に誰もいないんです
店長:え?まあいいや〇〇君1階の8号室の清掃してきてもらっていい?
〇〇:わかりました
店長:俺ちょっと受付で立ってるわ
〇〇は8号室に向かい清掃を終わらした
〇〇:戻りました〜
店長:おかえり〜、ごめんね任せちゃって
〇〇:いえいえ、ところでさっきのベルなんでした?
店長:あ、あれね常連さんの女の子だったよ、御手洗行ってたみたい
〇〇:そうだったんですね
店長:あれ〇〇君って乃木坂高等学校だったよね?
〇〇:はい!
店長:奇遇だね常連の女の子も乃木高だったよ
〇〇:本当ですか?
店長:うん
そしてバイトが終わる時間が近づいてきた
店長:〇〇君2階のドリンクバーのチェック終わったら上がっていいよ
〇〇:ありがとうございます!
店長:部屋準備しとくね〜
〇〇:お願いします!
〇〇は階段を上がり2階にあがった
そこで1人の女性とすれ違った
〇〇:ごゆっくりどうぞ〜...ん?
〇〇はその女性に違和感を覚えた
〇〇:なんか見た事あるような...あーー!中西さん!
アルノ:だ、だからアルノって言ってって!...あ!
〇〇:やっぱり!
アルノ:見つかっちゃったか...あっ!
〇〇:どういうこと?
アルノ:この後時間ある?
〇〇:まあもう上がりだから時間はあるけど
アルノ:じゃあおわったら部屋に来て?
〇〇:わかった
〇〇はドリンクバーのチェックを済ませ下に戻った
店長:あ、〇〇君ちょっと時間かかってたね
〇〇:すいません
店長:別にいいんだけど、分からないとこでもあった?
〇〇:いえ...実は
〇〇は店長に2階であったことを話した
店長:そっか、あの子〇〇君の知り合いだったのか
〇〇:はい
店長:じゃあはやく上がって顔出してきな
〇〇:はい!お疲れ様でした
〇〇は急いで好きな人の元に向かった
コンコン...
〇〇:失礼しまーす
アルノ:入って...
〇〇:で見つかっちゃったってのはどういうこと?
アルノ:わたしね...
〇〇:うん...
アルノ:〇〇に一目惚れしてたの///
〇〇:ひ、一目惚れ?!
アルノ:う、うん
〇〇:そうだったんだ...
アルノ:それで、一目惚れした日に友達とカラオケに来た時ここで働いてた〇〇を見つけたの
〇〇:だからアルノは僕がここでアルバイトしてるって知ってたのね?
アルノ:うん、それからは毎日通ってる///
〇〇:毎日!?
アルノ:だって〇〇がいついるか分からないんだもん!
〇〇:そっかそうだよね...
アルノ:これが私の全部...ご、ごめん引いたよね
〇〇:いや...嬉しすぎるかも
アルノ:え?
〇〇:実は僕もアルノこと気になってたんだ
アルノ:そうなの?
〇〇:今も普通のように振舞ってるけど、心臓バクバクだよ(笑)
アルノ:・・・(泣)
〇〇:どうして泣いてるの?
アルノ:嫌われちゃったかと思ったから(泣)
〇〇:むしろそういうアルノの一面を見れたから僕は嬉しいよ?
アルノ:ほんと?(泣)
〇〇:ほんとだよ
アルノ:よかったぁぁぁ(泣)
アルノは〇〇の胸に飛び込んだ
〇〇:ごめんね不安にさせて
アルノ:うわぁぁん😭
〇〇:改めて、こんな僕とでよければ付き合ってください
アルノ:お願いします(泣)
〇〇:やったー!
〇〇は無事アルノと付き合うことができ、今では毎週カラオケデートに行っているとかどうとか...
〇〇が感じてた視線はアルノのものだった...
fin...
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