デブは転生しても生きづらい#9
〇〇と飛鳥はまだ猫族の町にいた
?:本当にありがとうございました。
今、お礼をしてくれたのが猫族の長だ
○:いやいや無事でよかったです
猫長:そういえば勇者様は
○:え?なぜ、俺が勇者ってことをしっているんですか?
猫長:もうこの世界で知らない人はいないと
思いますよ、勇者が勇者を殺すって言う
話題で持ちきりですよ。
○:マジか
猫長:でもなぜ勇者様はこの町が他の勇者に
乗っ取られていることがわかったんですか?
○:この子のおかげです!
な:えへへ
猫長:なぎか!
○:え?こんなに猫族の人が多いのになぎのことわかるんですか?
猫長:いや、その子は特殊な力を持っています
○:え?特殊な力ですか?
猫長:はい、その子は「サーチサウンド」というスキルを生まれ持ってきました。
代々猫族のみんなは耳がすごくいいです
でもなぎの場合はその何倍、いやその何十倍の力を持っています。
○:だから、俺らを見つけられたって訳か
すごいね〜なぎ!
な:えっへん!
な母:え?すごい!
○:何がすごいんですか?
な母:なぎは昔から人や猫族のみんなと関わるのが苦手だったんです。
な父:だから他の人になついてる姿をみるとなぎが成長してることを実感できます。
飛:私の妹だもん、当たり前だよね〜
○:コラ!勝手に自分の妹にしない
コツン!
飛:いたっ、暴力反対!
な:あはは
飛:あ〜、なぎまでバカにして〜
そして旅立ちの日
猫長:本当にありがとうございました
猫族の長は深く頭をさげていた
○:頭をあげてください
感謝するならなぎにしてやってください
猫長:わかりましたところでいいのですか、
なぎに会わなくて
○:いいんです、なぎの顔を見たら俺まで泣きそうなので笑
飛:うぇーん😭
○:では、猫長短い間でしたがお世話になりました。
猫長:いえいえよければまた遊びに来てください
○:あ、そうだ猫長!
猫長:どうしました?
○:リカントウルフを1体置いて行っていいですか?
猫長:なぜです?
○:俺のスキルで自分のテイムしたモンスターの位置までテレポートできるんです!
猫長:なんと?!
○:なので置いて行ってもいいですか?
猫長:もちろん!これでなぎも喜びます
○:ではまた!
な母な父:猫長〜
猫長:どうした?
な母:家で寝てたはずのなぎがいなくなっちゃったんです
な父:どうしましょう猫長〜😭
猫長:ハッハッハハハー、今頃勇者様のところだろう
(なぎ、自分の生きる道を決めたか、あの方達なら大丈夫じゃろ)
一方〇〇の方では、
飛:なぎぃ〜😭
○:いいかげん泣き止めって一生会えないわけじゃないだろ
飛:そうだけど〜😭
その時だった、後ろの木々達が揺れている
〇:何か来るぞ飛鳥!
飛:ぐすん、こんな時に何?
飛鳥に向かってそれは飛んできた
な:飛鳥おねぇちゃーん
○飛:なぎ!!
どすん
飛鳥の胸に着地した
○:どうしたんだなぎ
な:どうしたじゃないよ!💢
なんで町を出る日を言ってくれなかったの?
○:そ、そ、それはなぁ飛鳥
飛:私?💦ずるいよ〇〇
な:むぅー💢
な:バツとして私も一緒に旅に出る
○飛:えぇーーーー?!
○:なぎこの旅は遊びじゃないんだよ?
な:わかってる、だから私も勇者達を許せない
飛:なぎはダメだよ、まだ小さいし危ないよ!
ねぇ〇〇。
○:なぎはもう覚悟は決めてるの?
な:うん!
○:はぁ、それじゃあ俺はもう言うこと決まってる、これからよろしくななぎ
な:うん!よろしく〇〇!
飛:うわぁ〜ん、よかった〜
またなぎと一緒に入れるぅ〜
なぎを仲間にした〇〇達は草原を歩いていた
な:〇〇!前から人が来る!
○:そんな人達いないぞ、そうか!なぎは聞こえるのか
なぎが見つけた人達がこちらに歩いてくる
○:まさか?
飛な:ん?
○:遥香なのか?
遥:〇〇なの?
〇〇と遥香は一体どんな関係なのか?!
to be continued…。
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