デブは転生しても生きづらい#1
僕の名前は黒林〇〇。高校1年生でめっちゃデブだ、それが理由でいじめられている今日も今日とて。
クラスメイト1.2.3をク123と表記します。
ク1 :おい、黒林!床舐めろ!
ク2 :そうだー!お前は床舐めてる方がお似合いだ
ク3 :それか、俺ら全員から腹パン食らうか
〇:腹パンでお、お願いします。
ク123 :りょうかーい
実は僕、デブだからか知らないけどみんなのパンチ全く効かないんだよね、だから腹パンされても全く問題なし!
ク1 :オラ!
〇: ....
ク2 :おりゃ!
〇 : ....
ク3 :このやろー
〇 :いてててー
演技ってのは使えるな
〇〇は痛がってるふりをしてた、そしたら突然床が光だした
〇 :な、なんだ!
〇〇は気を失った
?:お..さ..い
?:起きなさい!
ク1:痛てて
ク2 :ここどこだよー
ク3 :誰だテメェー
〇:異世界か?
〇〇の周りにはクラスメイト全員がいた。
?:あなた感がいいわね、そうここは異世界!そして私がこの異世界の神ヴィーナスよ!
ヴ:あなたたちを呼んだのは他でもない、魔王討伐よ!
〇:魔王討伐?
ヴ:そう、魔王討伐よ!魔王討伐するにあたってあなたたち全員にスキルを付与してあげる!
ヴ:下界に降りてから確認しなさい!では武運を祈る!
ヴ:利用しちゃうけど許してね!
目の前が真っ白に、気づいたら知らない魔法陣の上にみんないた。
?:これはこれは勇者の皆よ、よく召喚に応じてくれた。申し遅れた、スリム王国、現国王のスリム1世だ!
そこから呼び出された経緯や理由いろんなことを喋っていたが、要するにあのヴィーナスと言ってたこととほぼ一緒だった
それからぼくたちはちがう部屋に移された、それぞれステータスを確認していた。
ク1 :俺のスキルは超魔力だ!
ク2 :俺は超加速だ!
ク3 :俺は超連撃だ!
〇:僕はなんだ?ん?超テイム?
ク1 :なんだそれ!ハッハッハ
ク2 :雑魚らしいや
ク3 :腹がよじれる、超テイムだってハッハッハハ
すると、扉が開いた
?:黒林〇〇!国王様がお呼びだ!
〇:は、はい
〇〇は国王の部屋に入った
〇:国王様、何の御用でしょう?
国:黒林〇〇!お主に聞く、ここの国名を答えろ!
〇:はい!ここはスリム王国です!
国:なぜ、この国がスリム王国という名なのかは知ってるかね?
〇:わかりません
国:それはこの国にデブがいないからだ!デブはこの国にいるだけで死罪だ!
〇:えぇー?!
国:だがお前の場合はこちらが一方的に召喚してしまった、よってお前を国外追放で許す。
〇:魔王討伐はどうするんですか?
国:他の勇者たちだけで十分だ!
ということがあり、僕は無事国外追放された今は隣町を目指して歩いている、その途中。
〇:あ、スライムだ!戦って経験値でも貰いますか。
〇〇はスライムに向かって殴りかかった、ダメージは入ってる、しかもダメージバーまで見える
〇:残りHP4かもう一回殴ろ!バシッ!残りHP3か、ん?テイム可能?
テイムしますか?
はい いいえ
もちろん、はいだ!
スライムのテイムが成功しました!
経験値5は入ります!
〇:便利な音声ガイドだな
〇〇はレベルが上がった!
〇:どれくらい上がるんだろう?ステータス確認!
レベル2
攻撃1
防御4601
回避0
素早さ1
〇:防御以外雑魚じゃないか、防御もみんなと比べたら弱いんだろうな。
それから〇〇は陽が沈むまでスライムをテイムしまくっていた。
〇:はぁはぁはぁ、疲れた
レベル5
攻撃3
防御4604
回避0
素早さ2
スライムをテイムした数およそ30匹
テイムしたモンスターは呼び出し、戦闘に出すもよし、足にするもよし、生活に使うもよし
〇〇の前に光が見えてきた。
〇:この森を抜けたら町だ!
〇〇は森の出口を目指して歩いていた、〇〇は出口付近で大変なものを見てしまった。
それは女の子がリカントウルフ3匹に襲われていた
〇:まずい、助けよう!テイムしたモンスターよ、今我に力を貸せ、行けスライム!
ス: キュゥーン
スライムはリカントウルフの顔に引っ付いたするとリカントウルフは空気を吸えず、ダメージバーが徐々に削れていってる
〇:よし!その調子だ、いや待てよ スライム攻撃をやめろ!
ス:キュゥーン
リカントウルフは今にも倒れそうだ
〇:やはりな
リカントウルフをテイムしますか?
はい いいえ
〇:もちろん、はいだ!
リカントウルフのテイムが成功しました!
経験値460は入ります。
〇:めっちゃ入るじゃん
〇〇はレベルが上がった
レベル9
攻撃6
防御4608
回避0
素早さ4
〇〇は新スキル人間キラーを手に入れた。
〇:人間キラー?普通魔物キラーだろ!
〇:あ、そうだ君大丈夫?
?:大丈夫、勝手なことしないで!
〇:ごめん
?:でも、ありがとう
〇:いえいえ、君名前は?
?:飛鳥
〇:飛鳥かいい名前だね
これが〇〇と飛鳥との出会いだった
to be continued…。
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