デブは転生しても生きづらい#10
〇〇と遥香はお互いびっくりしていた
遥:〇〇なの?
○:遥香なのか?
な:だれぇー?
○:一応友達かな?
遥:なんでそんなこと言うの!!
遥香は〇〇に向かって怒鳴った
○:だめなんだ!!遥香は俺と一緒にいちゃだめなんだよ!
遡ること1年前
○:結局一緒の高校くんのかよ
遥:いいでしょ、私がどこ行こうが
するとクラスメイトがやじを飛ばしてきた
ク:ほんとお前らお似合いだよな
○遥:そんなことない!!
ク:わぁーお、返事も一緒だし、返す言葉も同じとはね
遥香の顔は少し赤らんでるように見えた
そして卒業式の日
ク:〇〇ぅ〜😢
○:泣くなよ、会えなくなるわけじゃないだろ
ク:そうだけどよぉ〜😢
クラスメイトは泣き止みいろいろ話しをしてた
ク:デブだからっていじめられたら、絶対俺呼べよ
○:お前はいいよな、ここの乃木坂中学の番だからな
ク:関係ないぜ、俺はお前に救われたんだからな、お前は俺をヤンキーだからって態度を変えずに接してくれたそれだけで俺は救われたんだ
○:そういうもんかね
ク:そういうもんなの
じゃあまた飯食いに行こうな!
絶対この約束忘れんなよ〜
○:はいよ〜
そして入学式の日
遥:○○!おはよう!
○:おはよう!クラスどうだった!
遥:わたしAクラスだった!〇〇は〜?
○:俺Bクラスだった
遥:えぇ〜〜
○:駄々こねたってしょうがないでしょ!
遥:そうだけどぉ〜
○:お昼ご飯とか一緒に食べればいいでしょ!
遥:うーん?もう一声!
○:じゃあ、登下校一緒!
遥:契約成立!
○:じゃあまた後で!
そして、高校に入ってから数日後問題が起きた
ク:おい、お前!
○:僕ですか?
ク:お前しかいないだろ
○:なんですか?
ク:隣のクラスの賀喜さんとはどういう関係なんだ?
○:幼馴染ですけど、何か?
ク:だよなぁ、だってよみんな〜
ク2:やっぱそうだよなー、こんなデブが隣のクラスのマドンナ、賀喜さんと付き合えるわけないよなハッハッハー
それからいじめという物語がはじまった...
ク:おはよーさーんって邪魔だなデブ、オラっ
〇〇は机ごと蹴られた
時には
ク:何これまずっ、新発売って言ってたから買ったのに、あっそうだ
○:次の授業は科学かって冷たっ
ク:ごめんごめん手が滑っちゃってさ
許してくれるよねぇ
○:全然大丈夫だよアハハ
〇〇は壮絶ないじめを受けていた
遥香は薄々気づいてた
〇〇が帰る時に無理して笑ってることや
体中アザだらけなこと
でも遥香は気づくのが怖かった
気づいて自分が標的になるのが怖かった
〇〇もいろんなことを考えていた
自分と一緒に遥香がいたら遥香まで虐めらると思った〇〇はその日から遥香を無視するようになった
そして1年経った今、異世界で鉢合わせたというわけだ
○:行こう、なぎ、飛鳥
遥:〇〇ぅ〜、〇〇ぅ〜〜!!
飛:〇〇いいの?
○:いいんだ、俺なんかと関わったっていいことないんだ
〇〇達は遥香の叫びも虚しく、その場を立ち去った
日が暮れ〇〇たちは草原の端の森で野営をすることにした
な:〇〇〜魚獲れたよ、しかも10匹も獲れた
○:なぎ、ありがとな
な:これぐらいならお安いご用だ!えっへん
○:よしよし
な:エヘヘ
○:飛鳥何ボーッと俺たちのこと見てんだ?
飛:見てない!///...
○:じゃあご飯作ろっか!
と、その時だったなぎの耳が動いた
な:〇〇!お昼のおねぇちゃん達がトロール達に襲われてるよ!
○:何っ?!
なぎ案内してくれ!!
な:うん!
飛:やっぱり気になるくせに
一方遥香の方では
遥:みんなわたしの後ろに隠れて!
兵:すいません、足引っ張ってしまって
遥:大丈夫、私がなんとかする!
ト:うぼぉー
遥:力強すぎ!
兵:遥香さん後ろ!!
遥:やばい!2体目は聞いてない!
そのときだった
○:注意不足は昔から治ってないみたいだな!
遥:〇〇!!
○:話は後だ、まずはこの怪物をどうにかしないとな
遥:そうだね
○:1匹なら倒せるか?
遥:任せて
スキル「超魔法」
超魔法とは、全属性魔法を使えるスキルである
遥:いかづちよ水の刃と混じりて弾けろ
サンダーボルテックス
遥香はトロールの頭撃ち抜いた
○:やるな〜、俺も負けれないな
とびっきりのやつ召喚しちゃお!
テイムしたモンスターよ今我に力を貸せ!
行けキングベアー
キ:グゥオーン
遥:まさか森の主をテイムしたってこと?
○:まあそういうこと
キングベアーあとは好きにやっちゃっていいぞ
キ:グゥオーン
キングベアーはいとも簡単にトロールを倒した。
○:遥香大丈夫か?
遥:うん、なんとか
でもよく私たちの場所わかったね
○:まあね、俺の仲間のおかげ
な:えっへん!
遥:そうなんだ、ありがとね!君に命救われちゃった
な:〇〇〜わたし命救ったの?
○:そうだぞ〜、だからなぎはすごいんだ
な:やった〜
○遥:あの〜
○:あ、ごめん、先いいよ
遥:こっちこそごめん、先いいよ
○:じゃあ、俺からまずはごめんなさい
俺実は高校入ってからいじめられてたんだ
しかも遥香と幼馴染ってバレて遥香にまで迷惑かけたくなくて、理由も言わずずっと遥香のこと無視してた、本当にごめんなさい
遥:謝るのはこっちのほうだよ
本当はね薄々〇〇がいじめられてるの気づいてたんだ、でも気づいて助けたら次は自分がターゲットになるんじゃないかって思ったら〇〇を助けられなかった、本当にごめんなさい
○:いやそれが最善の方法だよ
遥:でも、わたし助けられなかった
○:もういいよ、死んじゃったわけじゃないんだから笑
遥:うぅ...
○:俺こそ無視してごめんな
遥:ゆるさない😢
○:どうしたら許してくれるんですか?笑
遥:昔よくやった(あれ)して!
○:まじ?俺ら結構成長したぞ
遥:はぁやぁく!!
○:はいはい
〇〇は手を広げると勢いよく遥香が入ってきた
遥:久しぶりにぎゅー出来た///...
○:照れるからそんなこと言うなよ///...
遥:これで仲直りね
○:はいはい
な:あ〜遥香おねぇちゃんだけずるい
わたしもぎゅーする!
○:ちょっともういいだろ?
飛:〇〇そろそろトロール倒したでしょ?
迎えにきた....って何してんの?!💢
○:いや〜これには深い理由がありましてぇ〜
飛:3人とも正座!!💢
○な遥:はいぃ〜
〇〇達は飛鳥にこっぴどく怒られましたとさ
めでたしめでたし
○:全然めでたくねーーー!!
to be continued…。
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