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【職人の道】中国出張編②


前回の到着の夜の晩餐会の途中、停電になる。
丁度トイレに行きたくなったので、どうすればわからず聞いた。
中国ローカルではよくある事だと、懐中電灯を持ってきて連れて行ってもらった。
酔っ払っているので大変だ。
トイレにつき、さぁと思ったら何処に便器があるかわからないので懐中電灯を持って照らされる。
当然だがJrもてらされる。酔っているのでどうでもいいわ〜って感じ。

(罰金)

2日目の朝、激しい二日酔い。
工場見学しか予定はないので、打ち合わせ中の横で居眠りしてます。
「ウップ」二日酔いの我慢の限界が近づくので、昨夜の停電中に行ったトイレを目指していくが、なんとそこには、門番の女性が立っている、しかも木刀を持って。
トイレに入ろうとすると、木刀で拒否され掲示板を読めと言っているみたいだが、当然、中国語なんてわかりません。
出張前に、中国人と日本人のハーフは「漢字がわかったら、ほぼわかるから大丈夫や」
ほぼではありません、ほんの少しだけ意味がわかったのは、女子トイレに男子が入れば罰金だと書かれていたのだ。
日本円に換算したら、500円程度だったのでポケットの500円出して行かしてくれのジェスチャーするが駄目だった。
指差して、あちらのトイレに行けだった。
そのトイレ、中国人も「ざん(汚い)」というほど酷かった。ボットン系で個室ではなく、膝の高さの塀があり、流すのは水ではなく、小水。
へばりついた悪臭。二日酔いなので強烈に応えた。

戻って、ようやく工場見学になりました。
色々な工程を見ていたが、鞣し工程ではホルマリンを使用していたので目が開けれないくらいヒリヒリ痛い。今では使わないけど。
また、だんだんとお腹がやばくなる。
その後、生原皮の塩漬けのパレットの横を通り、我慢は限界。生臭さが凄かった。
仕方なく、先程のトイレに向かうと、50m手前から悪臭に「ウップ、ウップ、ウップ」もう無理や〜。トイレについた瞬間、ゴジラの如く放出!全開やったね。
なんとか二日酔いが回復しました。
次回に続く。