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フランスパン生地で3種。

フランスパンを作るのもこれで8度目、本当はもっともっと作りたいのですが、休みの日でないとなかなかしんどいので、今は無理ない自分のペースで作っている感じです。

前回のカンパーニュ失敗の原因をあれこれと考え、粉の種類を見極めて、基本を忠実に守っていくことが第一だなあと。
それと、湿度を一定にできないなら、水分量を加減するなど、いろいろ、いろいろ。

今回は作り慣れてきたフランスパンに戻り、でもアレンジも加えて楽しみながら作りました。

全部、フランスパン生地ですが、いつものバゲットに加えて、本を参考に、大納言バゲット、クランベリーリュスティック、の三種類。

成形の仕方がそれぞれ違い、それがまた楽しいのです。これらがどんな風に焼きあがるのか想像しながら、のばしたり、丸めたり、具材を入れたり。

まず、バゲットが焼きあがります。
クープは安定して開いてくるようになりましたが、お店で売ってるような、エッジが効いていない、立体的な切れ込みになりません。これが今後の課題です。
でも、いい感じに焼きあがり、やっぱり嬉しい。

次に、奥がクランベリーのリュスティック、手前の曲がってるのが大納言。
リュスティックのほうは、一本クープを入れた切れ込みにオリーブ油をたらしてあります。大納言のほうは、ぐいっと曲げてみました。甘い、焼きあがる香りと、見た感じの印象がよくて、食べる前から大満足でした。

焼きたてあつあつをさっそく食べてみます。大納言甘納豆をこれでもかというくらい詰め込んだら、割ってみると中が空洞になり、つぶあんのような大納言小豆がこぼれ落ちます。これは、おいしい。

もひとつ焼きたては、ドライクランベリーをこれまたどっさり折り込んだリュスティック。厳密にはリュスティックではないんですが、生地の具合がふわふわで、とても同じ生地とは思えない味わいです。クランベリーの甘みと酸味が申し分なく、オリーブ油の風味も足されて、全く別のパンに仕上りました。

バゲットの出来栄えも悪くなく、ちょいとアレンジするだけで、こんなにも違うパンになるのかと、驚きと嬉しさと、なによりも、楽しい。そして、おいしかったから、今後も基本のバゲットはまだまだ試行錯誤を繰り返しつつも、いろいろアレンジも加えて、また、粉まみれになって精進していきます。

#パン

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