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今週の選挙(2022 11.20投票)


 選挙の数(無投票含む)。
 
 先々週は、3本。
 先週は、19本。
 今週は、35本!

 どうにかバランスよく振り分けてもらえないだろうか・・・

 気を取り直して、今週の選挙紹介を。
 今週取材する2本プラス、私がセレクトした10本を御紹介します!


◆【取材予定】岐阜県・養老町長選

 現職が3期12年で引退し、次の町長を元副町長と元町議の一騎打ちで争います。 引退する現職は、やはり元副町長を後継指名しているようですが、果たして目論見通りに行くのでしょうか。


◆【取材中】愛知県・弥富市長選

 2期目を狙う現職に市議を1期途中で辞して市長選に打って出た新人の一騎打ちです。 “2期目を目指す現職” は選挙で優位に立ちやすいですが、相手の新人も市議1期ながらその選挙でトップ当選を果たしており、どれだけ現職を追い込めるか注目です。


 それでは、私がセレクトした10本の選挙を御紹介します。


◎福島県・南相馬市議選(定数22/26名)

 東日本大震災の際に多大な被害が出た地域である南相馬市の議員選。
 4名落選の選挙で公明1名、共産2名立候補しています。 前回の共産候補は8位と14位で当選しており、それを見ると取りこぼしは無いように見えますが、果たして・・・


◎茨城県・ひたちなか市長選

 2期目を狙う現職に市議3期目で市長目指して立候補した新人が挑みます。
 ひたちなか市は東海第二原発が再稼働する際、原発に対して事前承認を行う周辺六市村のひとつですが、両候補とも再稼働の賛否について明確な回答をしていないので、コチラは争点にはならなそうです。
 現職は現在49歳。 前々回の市長選で落選し、4年間の浪人を経て前回当選を果たしたガッツの持ち主。 一方新人は、今年から千葉に移転してしまった日本最大の音楽フェス「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」を呼び戻すコトを公約に掲げています(←それ、選挙公約にしてイイの・・・?)

◎茨城県・ひたちなか市議補選(定数2/3名)

 なんと、無所属1名と、共産1名に維新から1名立候補しています。 これは大注目! かと思いきや、誰とはいいませんが1名、これまで3戦3敗の候補がいて、更に選挙公報(PDF)を見ると・・・ 何となく結果が見えてくるかと。


◎千葉県・八街市長選

 4期目を目指す、自公推薦(立憲支持)を受けた現職と市議4期途中で市長選に挑む新人の一騎打ち。 現職74歳、新人76歳の争い。 更に市長選が行われるのは12年ぶりと、それを聞くだけで「大丈夫か?」と心配になりますが、それでも人口は約67,000人いる自治体です。 多くの市民の支持を受けるのは、どちらの70代でしょうか(ハイ、皮肉ですよ)。

◎千葉県・八街市議補選(定数1/3名)

 今年3月に公明党の市議が辞職したコトに伴う補選ですが、公明は候補者を立てず、その一方で共産が1名候補者を立てました。 無所属2名を加えた3名で争う選挙です。 恐らく共産は来年の本選で1名引退する予定で “顔見せ” のために立候補したものだと思われます。 勿論ここで当選出来たら儲けもんですが、どうなるでしょうか。


◎京都府・舞鶴市議選(定数25/29名)

 前回の選挙で自民6名、公明4名、共産4名、維新1名(無所属で当選→今年維新に入党)当選したのに対し、今回立候補したのは自民7名(+1)、公明4名(±0)、共産3名(-1)、維新3名(+2)立候補しています。
 ここで維新が勢力拡大のために2名候補者を増やしました。 この選挙で京都における維新の現状が見えてくるかと思います。


◎鳥取県・鳥取市議選(定数32/37名)

 前回の選挙で自民2名、公明5名、共産4名当選したのに対し、今回立候補したのは自民2名、公明5名(ともに±0)、共産3(-1)、そして維新が1名候補者を立ててきました。 山陰地方にも維新が進出するのか、注目です。
 そして、舞鶴市もそうでしたが共産が現有議席に対して候補者が1名少なくなっています。 確実に当選させるための戦略なのか、それとも単に後継候補が見つからなかったのか、調べる術はありませんが、気になります。


◎愛媛県・愛媛県知事選

 現職で4選を目指す、自公+国民民主推薦の現職と共産候補の新人の一騎打ち。 ・・・もうこの構図だけで「皆まで言うな」という感じです。 察して下さい。
 県のトップを決める選挙なのだから、もっと白熱しなければならないのですが・・・ ねぇ。


◎高知県・室戸市長選

 2期目を目指す現職に、隣の東洋町で町長を務めた経歴の新人が挑む一騎打ちです。 が、新人は2期目を目指す選挙で敗れて以降、東洋市長選で1敗、室戸市長選で2敗、室戸市議選でも1敗しています。 ので・・・


◎熊本県・上天草市長選

 3期目を目指す現職に、27年間の議員経験を誇る元市議と旅館業を営む新人の3名で争う選挙です。 
 2期連続無投票を防ごうと長年勤めた市議を辞して市長選に挑む新人の訴えがどこまで浸透するかが注目です。



以上になります。 候補者の皆様の御健闘をお祈り申し上げます。





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