【#80】長野県・小諸市議会議員選挙レポート(2023 1.22)
「小諸」といえば、小諸そばを連想される方は多いかと思います。 が、小諸そばは首都圏を中心にしたチェーン店で、小諸市に小諸そばは有りません。 創業者が立ち食いそば屋を立ち上げようとした際、小諸市を中心に信州そばの研究をしたようで、名前は市側から「小諸」の名を使用してほしいと要望したそうです。 なお、現在でも小諸そばを運営する㈱三ツ和さんと小諸市の交流は続いていて、三ツ和さんが小諸市にグランドピアノを寄贈したり、小諸市に自社の蕎麦畑を持ち栽培しているようです。
・・・って、選挙と全く関係ない話ですね。 お伝えしたいのは小諸市議選のお話しでした(汗)。 それでは、市議選の模様を見ていきましょうか。
◆概要
面積:98.55㎢(長野県 第44/77位)
人口:41,611人(長野県 第14位)※2023年1月1日 現在
人口密度:438.4人/㎢(長野県 第6位)※2023年1月1日 現在
平均年齢:48.5歳(長野県 第22位)※2018年9月1日 現在
衆議院は長野3区に属し、
◆立候補者(定数19/23名)
現職16名、新人7名が立候補。 党派別では公明1名、共産2名です。
また、改選前の女性議員3名中2名が引退してしまいましたが、女性新人候補が4名立候補しています。
◆現在の小諸市
その昔、北国街道の商都・宿場町として栄え、
小諸駅からほど近い「小諸城址・懐古園」は園内に動物園や児童遊園地がある “一大アミューズメントパーク” で、訪れる人も多い街でした。
が、1997年に開通した長野新幹線(現 北陸新幹線)の駅が設定されなかったため人口は2000年をピークに減少傾向にあります。 現在、市街地再開発を進めながら街が活気を取り戻すように頑張っているところです。
あと、関係ないですが、“虎ハンター” ことプロレスラーの小林邦昭さんやジャーナリストの、みんな大好き青木理氏の出身地でもあります。
◆前回(2019年)の選挙結果
前回は無投票のため、8年ぶりの市議選です。
それでは、取材出来た候補者を紹介します。
◆さ・し・す・せ、そやまさん
市町村議選の候補はSNSの発信をしていない候補が殆どで、もしやっていたとしても街頭演説のスケジュールを発表するコトも少ない。 そのため、演説しそうなスポットで “待ち伏せ” するコトが多くなります。
今回は取材時間が2時間しかなく、そうなると下手に動いても無駄足になる可能性が高いため、別候補(後述)が演説すると事前に発表していた小諸駅に他の候補も来ると賭けて、駅横の駐車場で待機しておりました。
そうすると聞こえてきた選挙カーのアナウンス。 しかしどうも様子がおかしい。 耳を澄ますと・・・
なんてコトを言ってるじゃないですか。 これは! と思いクルマを飛び出し駅に向かうと、そこに停まっていた選挙カーが、
なんとも「個性的」なキャッチコピーが貼られていました。 市町村議候補は、どうにか目立とう、名前を覚えてもらおうと試行錯誤しているのです。 こういうものも見られるから、選挙取材はやめられない(笑)
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