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今週の選挙②(2022 10.23投票)

 さて、昨日に続いて、今週の選挙を御紹介。
 那覇市長選(と那覇市議補選)を除いた選挙を紹介して参ります。
 今週、結構選挙多いのですよね、、、

※基本的に、無投票で決まった選挙は除きます。 ご了承下さい。


◆【取材済】長野県・飯山市長選

 まずは、取材に行った選挙の紹介から。

 3期務めた現職が引退を表明し、その後継を前の副市長と元市議が争う選挙です。 人口が2万人を切る長野県最小の市で、街づくりのあり方や、3年前の台風19号災害で市街地が浸水したコトを踏まえた防災・減災対策などが争点です。

◆【取材済】長野県・飯山市議選(定数16/17名)

 “定数プラス1” の選挙で、現職10名、新人7名立候補しており、議員の三分の一が入れ替わります。 公明1名、共産2名が現有議席を守れるかが注目です。

 どちらの選挙も、当落決定後、可能な限り早くレポートをリリースできるようにします。

 次に、全国の選挙を御紹介。


◎岩手県・遠野市議選(定数17/19名)

 公明と共産から1名ずつ立候補しています。  また、新人5名、元職2名が立候補しており、三分の一の顔ぶれは入れ替わるものと思われます。


◎山形県・山辺町長選

 7選(!)を目指す現職に、元町議2名と自営業の1名の新人3名が挑む選挙戦です。 24年間町長を務めて現在75歳というコトは初当選時は41歳。 若い首長が生まれると町に活気が出る一方で、このような多選首長になってしまう可能性があるのが、痛し痒しというか・・・
 新人が一本化出来れば現職に勝てる可能性は大きくなってくるのでしょうが、3名も立つとなると・・・ さて、どうなりますやら。


◎埼玉県・草加市長選

 2期目を目指す自公推薦の現職に、立憲の元衆院議員と、通算3度目の市長選となるNPO法人理事長が挑む争いです。
 コチラは人口が増加傾向のようで、子育て支援策などが争点になりそうです。

◎埼玉県・草加市議選(定数28/41名)

 さすが首都圏。 落選が13名も出るという大乱戦の市議選に、現職21名、元職2名、新人18名が立候補。
 立憲1名、維新1名、公明6名、共産5名の現有議席に対し、自民2名、立憲3名、維新1名、公明6名、共産4名、N党1名、諸派(千葉県知事選で候補者デビューした、ピエロメイクの人)1名の候補者を各政党が出してきました。
 共産が珍しく1名減で選挙に臨んでいる点や維新の候補者が増えていない点、そして3名出した立憲は果たして大丈夫か? などが注目です。


◎埼玉県・三郷市長選

 自民・公明・国民民主推薦で5期目を目指す現職に、三郷市の元医師会会長が挑む一騎打ち。
 来年春開通予定の、三郷市と千葉県流山市の間に流れる江戸川を結ぶ橋を活用した街づくりなどが争点として挙げられていますが、それよりもなによりも、前回の市長選で出た、25.11%という驚異の低投票率がどう変化するかが最大の注目です。


◎千葉県・君津市長選

 2期目を目指す現職と自民党が推薦する商工会副会頭が争う選挙。
 前回は新人3名による選挙で現職が初当選しましたが、落選した2名の票を足すと当選票を上回るので、一騎討ちの構図と自民推薦がどのように変化をもたらすのかが気になります。

◎千葉県・君津市議補選(定数2/3名)

 いずれも選挙初挑戦で、44歳、46歳、50歳という働き盛りの3名が2つの議席を争う選挙です。 公報を見ると、何となく誰が落ちそうか分かるような気が・・・


◎千葉県・一宮町議選(定数14/20名)

 町議で6名も落選とは珍しい。 しかも共産党1名除いて全員無所属。 前回から定数を2つ減らし、その影響で議席を失った共産党が返り咲けるか。


◎新潟県・新潟市長選

 政令指定都市なので選挙期間が2週間の長丁場。  2期目を目指す現職に共産と社民が推薦する新人の一騎討ち、なので、情勢は見えてるかなぁ・・・


◎新潟県・見附市議選(定数17/19名)

 公明1名、共産2名で、共産の2議席目は前回ブービー当選だったので、議席を守れるかどうか。 あと個人的に、コシノジュンコさんに似てる新人候補が気になります。


◎新潟県・燕市議選(定数20/26名)

 新潟3件目の選挙は6名落選の激戦です。 公明2名、共産3名出していますが、共産党は全員現職の立候補ですが、果たして再選なるか。
 更に参政党から1名立候補! 36歳のパティシエで、新潟県唯一のマドレーヌ専門店を開いているみたいです。 いや、参政党は小麦を・・・


◎新潟県・弥彦村議補選(定数2/3名)

 新人2名と元職1名で争う選挙ですが、元職は51歳で弥彦村議→新潟県議を経て昨年、国民民主から衆院選に出るまで昇っていきましたが、落選後、自身の議席だった県議補選にも敗れ、村議選に戻ってきました。 波乱万丈です。


◎岐阜県・可児市議補選(定数1/2名)

 コチラは当初、取材予定だったのですが、同時に行われるハズだった市長選が無投票になり、3時間以上かけて補選だけの取材は割が合わないので断念しました。  来年7月が本選なので、勝てばバンザイ。 負けても名を売るコトが出来るという、どちらにもメリットがある選挙です。


◎三重県・亀山市議選(定数18/21名)

 かつて “世界の亀山モデル” と呼ばれた液晶テレビの工場で隆盛を誇った街。 鴻海に買収されて以降、その名を聞かなくなって久しいですが、それでもジャンクションが有ったりと交通の要所でもある街です。 公明2名、共産2名立候補しています。


◎兵庫県・加東市議選(定数16/19名)

 公明1名、共産1名出ていますが、共産候補は前回ギリギリ当選でした。 こういうケースが最も危なくて、面白い。 注目です。


◎山口県・岩国市議選(定数28/34名)

 今や沖縄の嘉手納基地をしのぐ極東最大級の岩国基地を抱える街。 ざっと公報を見た限りですが「基地」に触れているのは34名中5名。 うち2名は共産党ですが、もう1名の共産党候補は触れていません。 それほどに市民が許容しているというコトでしょうか。 なお、公明からは4名立候補しています。


◎山口県・上関町長選

 中国電力が原発の建設を計画している町で、現職が病気で辞職したのを受けて、推進派・反対派がそれぞれ候補者を擁立した一騎討ちの選挙です。 11年ぶりの町長選でどちらが勝つのか。 実は今週の選挙で那覇市長選に並ぶ大注目の選挙です。

◎山口県・上関町議補選(定数1/2名)

 コチラも原発推進派と反対派の一騎討ち。 町長選とのW選挙で、より民意が現れる形になりそうです。


◎福岡県・桂川町議選(定数10/11名)

 公明1名、共産1名立候補していますが、前回立憲公認で当選した議員は出馬せず、公認候補も立てていません。 そういうトコだぞ、立憲・・・



 やっと書き終えた・・・

 サスガにこれだけ多い選挙全て拾うのは無理が有りすぎる。 今後は「ベスト10」方式とかにして、厳選していこうっと。


 候補者の皆様の御健闘をお祈り申し上げます。











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