児童相談所で子どもと会う ~発達が止まっててびっくり~
上の2つの続きです。
面談2回目では、親子引き合わせと相成りました。
子どもが乳児院で何着てるか知ってます?借りた服着るんですよ。保育園からすべて持っていたにも関わらず。
面談の前に親は検温をして体調チェック。37.5度以下ならゴーです。
面談の部屋に行くと、子どもが連れてこられます。
2歳目前で、一時保護前はかなり言葉が出ていたのですが、保護されているうちにしゃべらなくなったようで、引き合わせのときも最初は全然しゃべりませんでした。やっとしゃべったと思ったら、しゃべったのが久しぶりなのか、声がかすれていた…。
そうそう、「何を着ていたか」ですが、上下灰色のスウェットを着せられていました…。親に会わせるんだから、もうちょっと見た目のよい服にしてくれよ職員…。マジで保護した子どものこと、囚人と間違えているのではないかと思いますよ。あと、オムツもパンパンでしたね。親に会わす前にシッコくさいオムツくらい替えてくださいな???ね、職員さん???
しかも、保護期間の前半でちょっと発熱した日があったらしく、そのときの関係なのか、鼻が出ていました。鼻水もテキトーに拭っているらしく、鼻の下に白くカピカピになってついていた…。親に会わすのに身支度それかよ…。職員の頭がどうかしている…。
全体的に、乳児院の保育の質は低いなと思いました。言葉が出なくなったのは職員が反応しないからだし、子どもの身なりもあまりにも雑でした。保育園ではそのように思うことはなかったので、やっぱり乳児院はレベルが低いのだと思います。公務員だから~とかで就職している保育士が多いのでしょうかね。研修機会も少なそう。とにかくレベルが低い印象です。
叩かれていたとか食事抜きにされていたとか、本当に虐待されていた子どもからすれば、保護によって生活水準が上がるのでしょうが、冤罪で連れていかれたうちのような場合だと、保護で生活水準が下がるわけです。
引き合わせは30分くらいだったでしょうか。前半は児童福祉司と児童心理司が立ち会っていて、後半は席を外してくれました。まあ別に、こちらは何するわけでもありませんが、子どもが抱っこと言えば抱っこし、落ち着いたところでボール投げしてみたり、ままごと道具いじってみたり、という感じです。
子どもが親を怖がっていないことがわかればOKです。
(そもそも虐待していないので、怖がってなどいないわけですし、普通にしてれば普通にOK。)
子どもがしょんぼりしていたので、胸が痛みました。
で、時間が来たら福祉司と心理司が来て、子どもを乳児院に連れていきます。福祉司が連れていったのですが、最初嫌がっていたのに、諦めたようになったのが印象的でした。おそらく乳児院ではかなり大人の都合でいろいろさせられたり、させてもらえなかったりしているのだろうなと思います。集団保育の特性上しかたない部分もあるとは思いますが、保育園ではかなり工夫して自主性を伸ばしてくれていたので、勝手に保護して保育園以下の対応をしてくれるとは、さすがに腹が立ちましたね。
子どもが乳児院に帰っていくと、親はまた面談。「お子さんと会ってみてどうでしたか?」とか聞かれる。
「勝手に保護した児童相談所が憎いので、放火したい気持ちになりました」などとは、思っていても言ってはいけません。
家庭復帰したら大切に育てたいとか、実家の手助けも借りて前より丁寧に子どもに接したいとか、なんかポイント高そうなことを言ったような…。
あとは、ディフェンスとして、「来月の子どもの誕生日は絶対に家庭でしてあげたい」と言ったような気がします。児相ウケしそうだなと思って、用意していたセリフであります。
面談は30分くらいでしたでしょうか。あとは今後の流れを確認して、終了。
何から何まで時間がかかり、内容が薄いのが児童相談所の仕事の特徴ですね。ただただ時間がかかる。
さっき、夫の給与明細を見たのですが、児相対応で休みまくったので(有休がもうなかった)、その月の給料はいつもの月より2~3万円減っていました。
経済的安定は家庭の安定の基盤だと思いますが、平日に何度も呼び出して、子どもの親の給料を減らして、子どものためになるのでしょうかねえ。
あっちもこっちも場当たり的、それが児童相談所。
次は保護解除の話をしたいと思います。
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