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【リザードンHR争奪戦レポ】闘紙伝説モウシ 第5話
闘紙伝説モウシ 第5話 本物の無頼
借金の帳消しを賭けて挑んだシールド戦。もうしはパック運こそカスだったが、なんとか戦い続けてきた。
予選最終戦が、始まろうとしていた。
ここまでの成績はグループ内のプレイヤー全員が1-1。最終戦、勝てば予選抜けのチャンス。
何としてでも勝ちたい一戦…!
最終戦、対戦相手の情報は一切不明。ただ一点、使っているダイスがMtGの20面ダイス…!
TCG経験者であることは明白…!初心者相手にイージーウィンなどという望みは儚く消える。
しかし、祈る…!どんな経験者であろうと、ツツケラスタート、ラクライスタートには無力…!運の前ではカードの経験など毛ほどの意味も持たない…!
TCGとは、祈りのゲーム…!
じゃんけん負け。暗雲立ち込める戦況。
配牌。こちらのスタートは…!
ここで…!ここでシェイミ…!
南郷&安岡「モウシィ…!」
だがどういう手牌であれ、戦うしかない。ポケモンカードに「降りる」という選択肢は無いのだ。ゲームスタート。
相手のスタートは…!ツツケラ…!
まだいける。天はまだもうしを見放してはいない。
相手は先手、マホイップVをベンチに出す。マホイップに超エネ貼りエンド。
スイートスプラッシュまでの死のカウントダウンが始まる。
もうしトップツモ、マホイップV。
お互いにマホイップでにらみ合う盤面。互角か。否。もうしのデッキにVmaxは無い。
安岡「ここはシェイミの壁を利用して…マホイップに手貼りあたりか…」
もうし、シェイミに手貼り。
南郷「ちょ…!ちょっと待ったァ!」
南郷「そいつぁいくらなんでも…!」
もうし「こいつはそんなに危ないですか?」
南郷「シェイミはアタッカーにはならない。貼ったエネはダメージに繋がらないのは誰が見ても明白だろっ…!」
もうし「ふーん。でも、関係ねぇな」
エンド。
南郷&安岡「ッッ!!」
相手はダンバルをベンチ。はなはこびでのベンチ切れの線も切れたか。
南郷「モウシィ…!」
相手、ダンバル手貼りエンド。
次順。シェイミ手貼り。「はなはこび」。しかし失敗。
安岡「そうか…!わかったぞ…!」
安岡「ザルードのいない初手…!シェイミとマホイップのみの貧弱な盤面…!しかしシェイミ手貼りにより強烈に匂い立つ…!ベンチ切れ負け…!」
安岡「相手はダンバルに手貼りし、ポケモンを並べざるを得ない…!結果遅れる…!アタッカーまでの手貼りが…!」
事実、相手が「はなはこび」によるコイン裏前提でマホイップにエネを貼り、最速でアタックしていればシェイミは即きぜつ。もうしの場にはエネも後続のアタッカーもいなくなっていた。
安岡「このゴミ手で…!この土壇場で…!相手を序盤の勝負から降ろしちまった…!」
相手、ツツケラに手貼り。逃げ。ダンバルでなかまをよぶ。リオルとハガネールを展開。
もうし、ようやくマホイップを育て始める。
シェイミはなはこび。表。バトル場のダンバルはエネごと山札の中へ消える。
南郷&安岡「やったぁ!」
シェイミによるノーダメージの圧力。もうし必死の猛攻。コインによる威嚇。夜はまだ、始まったばかり…。
闘紙伝説モウシ 第5話 本物の無頼
最終話へつづく…
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