ゲームで背中と肩がバッキバキになることと、エイムの関係性についての仮説
こんにちは。マウスの持ち方の人です。
今回はこちらのツイートで触れた仮説について何を思いついたかを書いていきたいと思います。
私の身体的特徴から個人的な原因分析にはなりますが、身体の使い方の一つとして、他の方にも気づきの一つになるのではないかと考えています。
私はよくブログでもお伝えさせていただいているのは、ボトルネックになっている部分を解消することでエイムパフォーマンスが向上する可能性がある、ということです。
平たく言えば、エイムを構成する数多の要素の中で、「これをしたらエイムが良くなる!」といった単発的なものはあなたの中で問題になっているなら影響があるし、それが問題になっていないなら良くも悪くもならないよね、ということです。
あくまで、この観点で読んでいただければと思います。
肩こりとは無縁だし、姿勢を変えてもエイムは変わらないという場合、あなたにとってそれらがボトルネックとなっている可能性が低いので影響度は低いと思われます。
普段のブログ記事と違ってだらだらと思ったことを書いているので、ご了承を。
私のバキバキボディの特徴
まずは私の身体の特徴を先にお伝えさせてください。
これが今回の考えるヒントになった重要な要素だったので。
私の運動神経が良くないアピールは見飽きた方も多いかと思いますが(くどくて申し訳ないです)、圧倒的に不得意な種目の一つに、『腹筋』があります。
学生時代に毎年やっていたスポーツテストでは3点だったか4点だったかそれくらいしか取れませんでした。
バリバリの運動部に所属していながら、です。
対して背筋はとても強かったと記憶しています。
太っておなかが出ているわけでもなく、純粋に腹筋やら体幹やらの筋力がとても弱弱しいのです。
そして、肩こりの話に戻りますが、私は現在それなりの社畜生活を送っていますが、仕事のみでそれほど肩や背中がバキバキに凝ることはありません。
背もたれを使っている時間が長いのと、デスクワークが基本ですが、走り回ることも多いのが影響していると思います。
しかし、ゲームを3時間ほどぶっ通しをやると、ひとたびで肩と背中がバッキバキになります。
もちろん途中で席を立ち軽いストレッチなどもやりますが、それでもかなりのコリが生じます。
一因にゲーム中は背もたれを使っていないこともあるでしょう。
この辺りが私の身体の特徴と現状になります。
肩こり対策に意識していること
こんな状態ですので、肩こりなどについてもそれなりにケアをしているつもりです。
ケアをしていないと、肺の周りの筋肉が凝り固まって呼吸が苦しくなるというレベルのコリを何度も経験しています。
意識していることは次のようなこと
湯船につかって血行を良くする
首・肩・肩甲骨・脇・腰・もも表裏・膝裏・ふくらはぎのストレッチ
目からくる肩こり対策(モニター光度調整、目を温める、後頭部周辺のマッサージ)
週末にジムで筋トレ
椅子に座る際に頭の重さを首が支えないように骨盤から立てて座る
腕を前にやりすぎて肩甲骨周辺が緊張しすぎない配置
肩を持ち上げた状態にならないような椅子の高さ調整
寝具の硬さ調整
ぱっと浮かんだだけでこれらのことを、大げさではなく日常的に行っています。
それでも息が苦しくなるほどに首肩背中がバキバキになるのです。
たった3時間のゲームで。
そしてコリが強くなるほどに当然ながらエイムのパフォーマンスも下がってしまいます。
Lazさんが肩こりになったことがない、という衝撃
だから僕は毎日何時間もゲームをするプロゲーマーってどんな方法でコリを対策しているんだろうと、常日頃から不思議で仕方なかったのです。
特に最近はプレーの姿勢や配置をカメラで見える機会も増えていますから、先日のVCTなんかを見た時にも、前傾姿勢の選手なんかはたくさん見かけて、その度に「この姿勢でゲームし続ける人は年中コリに悩まされてそうだな」と思っていました。
Lazさんは長いこと注目してみていますが、姿勢はかなり綺麗な方ですが、多少は首が前に出ているようにも見えまていました。
そして、とあるインタビュー記事で見かけた「肩こりをしたことがない」という言葉。
僕は本当に驚きました。
自分の肩こりが誰にでも多少なりとも当てはまるもんだとばかり思っていたので、衝撃でしかなかったです。
ゲーム中の肩こりの原因は
そこで今日の仕事中になんでこんなに違いがあるのだろうかと考えていて、一つの仮説が浮かびました。
正直なところ、仮説というのはあまりに大げさで、いたって当たり前の内容ではないかと思います。
ただ私の意識にはほとんどなかった観点でした。
それは『上半身を支えるのに腹筋が一切使われず、背中側だけで支えていた』という気づきです。
つまり仮説とは「姿勢を正していても腹筋や体正面の体幹をしっかり使って椅子に座ることができていない場合、肩背中のコリを引き起こしているのではないか」というものです。
さらにそこから派生して、「姿勢をよくしていても上体を支えることに肩や背中の筋肉が使われる(張った状態)と、肩を起点とする腕の動きに力みや悪い感覚を与えているのではないか」という考えに至りました。
実際に姿勢を正して座っているときにでも、腹筋周りは力が入っておらず、背中は常に張っている状態でした。
そして、腹筋で上体を支えることを意識すると、肩や背中の張りが緩和される感覚があり、腕の動きが多少スムーズになるのを実感します。
あまりに腹筋が貧弱すぎる私は上体を支えることに背中をフル活用してしまい、その一部に含まれる肩や肩甲骨の動作を鈍くしていた。
それが今回の仮説になります。
仮説としているのは、ふと思いついたということと、他の人が姿勢を正しくして座るときにおなかにどのくらいの力が入っている(意識、無意識問わず)のかが普通なことなのか分からなかったからです。
いいねがたくさんついたツイートを見て、期待して読んでくれた方には申し訳ないですが、今日の気づきはこんなところです!
逆説的に姿勢が悪くでもいいのではないか
ここからさらに考えたのは、前傾姿勢のゲーマーも多く見かけるなかで、一般的にはあまりよい姿勢ではないと思われますが、それでもパフォーマンスを引き出せている要因に腹筋があるのではないかということです。
前傾姿勢になると、私の場合は背中でめちゃめちゃ支える形になりますが、身体前面の筋肉をしっかりと使って支えているのではないか、という考えも浮かびました。
これは運動として直接的にエイムが良くなる悪くなるというよりも、背中のコリやハリによってパフォーマンスが低下する要因になるかどうかという観点です。
そもそもコリの要因の一つが「使われる筋肉」に「必要なエネルギー」が届いていない状態でもあると聞きます。
そうなると、供給されるエネルギー量がそもそも不足している=血流が滞っていたり、酸素などが不足している場合と、筋肉自体が過剰に使われている場合があると思います。
姿勢をよくしようとして背中がこるのは、背中が過剰に使われているという考えも自然ですね。
結論「体正面の筋肉を使って姿勢を正すことができていない説」
今回言いたかった「肩こりしない理由にエイムをよくする秘密が」というのは、「体正面の筋肉を正しく使って姿勢を正す(上体を支える)ことで、肩や肩甲骨に力みやコリハリが生まれづらく、エイムのパフォーマンスが変わるのではないか」ということです。
また、かなり昔にツイートした記憶があるのですが、腹筋にある程度力を入れた状態だと、エイムする腕に力みが生じずらい感覚があります。
今後意識して座ってみるので、背中のコリが解消されるといいな。
そもそも座りながら腹筋に力を入れる感覚が安定しないので慣れていく必要がありそうです。
なお、人体について深く学んでいるわけではないので、「腹筋」という表現がどこまで正確かはわかりませんが、体の前面の筋肉や体幹などを指していると思っていただければ。
以上、仕事中の思い付きについての垂れ流しでした。
良ければブログの方も見ていってくださいね。
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